黒作り

黒作り

早わかり

合計時間
50分
難易度
難しい
分量
4 人前
材料
2

料理について

黒作りは、スルメイカの身、肝、墨を塩で下処理し、低温で熟成させる富山県の黒い塩辛です。

説明をもっと見る

墨が黒く光る色と深いうま味を加え、一般的な赤作りより塩味と磯の香りが穏やかに感じられます。 加賀藩主が将軍家へ献上した記録も残る古い名産で、ご飯へ少量のせるほか、酒肴や茶漬けにします。 加熱しない魚介発酵食品なので、生食用として流通し、寄生虫対策の商業冷凍を経たスルメイカだけを使います。 冷蔵解凍したイカは墨袋と肝を破らず分け、胴の皮と水気を除きます。 肝は多めの塩で覆い、胴には薄く塩を振って、墨袋と別々に4℃以下で一晩置きます。 胴は受け皿付きの網へ置き、出た水分へ再び触れないようにします。 翌日、胴を繊維を断つ向きに幅約5mm、長さ4cmへ切ります。 肝の表面塩を冷たい飲用水で素早く洗って拭き、膜の中身と墨を消毒したガラス容器で滑らかに混ぜます。 身を加えて密閉し、4℃以下でもう一晩熟成させます。 肝の脱水に使った塩は洗い流し、残りをすべて塩辛へ加えません。 ガス、容器の膨張、かび、糸を引く粘り、不快臭が出たものは味見せず全量を捨てます。

材料

人前
材料名単位
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作り方

下準備、加熱、味付け、火加減、仕上げの流れで読むと作りやすくなります。

全6ステップ
  1. 1
    手順

    冷蔵解凍したスルメイカから足と内臓を慎重に抜きます。墨袋と肝を破らず分け、他の内臓、目、口、軟甲は除きます。

  2. 2
    味付け

    胴の皮をむいて水気を拭きます。肝全体を多めの塩で覆って冷蔵容器へ置き、胴は薄く塩を振って網へ置きます。墨袋は覆って別にします。

  3. 3
    手順

    すべてを4℃以下の冷蔵庫で一晩置きます。胴は密閉せず受け皿付きの網へ置き、出た水分へ触れないようにします。

  4. 4
    準備

    翌日、胴を繊維を断つ向きに幅約5mm、長さ4cmの短冊へ切り、消毒して冷ましたガラス容器へ入れます。

  5. 5
    味付け

    肝表面の塩を冷たい飲用水で素早く洗い、完全に拭きます。膜を切って中身を容器へ出し、墨を加え、スプーンで潰して滑らかに混ぜます。

  6. 6
    手順

    身と肝墨をよく混ぜて密閉し、4℃以下でもう一晩熟成させます。食べる前に清潔なスプーンで混ぜ、4つの小皿へ分けます。

実践調理チェック

仕上がりを左右する確認ポイントをまとめました。

重要な技法
イカの身と肝を塩で脱水します。
仕上げの目安
身と肝墨をよく混ぜて密閉し、4℃以下でもう一晩熟成させます。
保存と温め直し
加熱しない魚介発酵食品なので、生食用として流通し、寄生虫対策の商業冷凍を経たスルメイカだけを使います。

調理判断の根拠

チャリムのデータ計算と、適用できる公的な調理・食品安全基準です。

このレシピ

50分, 2 個の材料

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コツ

塩の多くは肝の脱水に使い、洗い流します。残った塩をすべて塩辛へ混ぜず、塩分が強いため少量ずつ食べます。
妊娠中の人、子ども、高齢者、免疫力が低い人は食べません。ガス、容器の膨張、かび、糸を引く粘り、不快臭があれば全量捨てます。

推定栄養情報(1人前)

カロリー
98
kcal
タンパク質
14
g
炭水化物
3
g
脂質
3
g