牛肉とうずら卵のチャンジョリム
牛もも肉を20分ゆでたスープに醤油を加えて煮汁にするので、塩気の奥に牛肉の味が残ります。肉は包丁を使わず繊維に沿って手で太めに裂き、殻をむいたうずらの卵と一緒に煮汁が半分になるまで煮ます。冷蔵庫で一晩置くと味がむらなくなじみます。
牛もも肉を20分ゆでたスープに醤油を加えて煮汁にするので、塩気の奥に牛肉の味が残ります。肉は包丁を使わず繊維に沿って手で太めに裂き、殻をむいたうずらの卵と一緒に煮汁が半分になるまで煮ます。冷蔵庫で一晩置くと味がむらなくなじみます。
牛肉はかたまりのまま一度煮て、繊維に沿って裂き、うずらの卵と二度目を煮ます。ごはんにのせたら、冬の海藻である乾いたカムテを手で砕いてたっぷり散らしますが、煮汁に触れるとすぐしんなりするため、食べる直前にします。
殻をむいたうずら卵が醤油だれで栗色に染まり、黄身は鮮やかな黄色を保ちます。煮汁は鍋底に少し残るところで火を止め、最後まで飛ばして塩辛くしないようにします。仕上げの青陽唐辛子が甘辛い味に軽い辛みを加え、冷蔵庫で一晩置くと味がさらに中までしみます。
醤油と砂糖、みりんの煮汁で転がしながら煮ると、小さなうずら卵は表面がむらなく茶色に染まり、黄身の近くまで塩気が入ります。ししとうは煮汁が半分ほどに減ってから加え、しんなりしても皮が破れず、青い香りを保ちます。ししとうにつまようじで2、3か所穴を開けておくと、中までたれがしみ、煮ている間に破れにくくなります。煮汁は鍋底に少し残る程度で止め、卵の表面につやよくまとわせて仕上げます。冷蔵で3〜4日もつ常備菜です。
昆布はだしを取るあいだだけ使い、うずら卵を入れる前に取り出すと煮汁が重くなりません。丸ごとのにんにくは卵と一緒に煮えてほっくり柔らかくなり、青唐辛子は最後に加えて辛い香りだけをまとわせます。ひと口で食べられる大きさで、お弁当にもそのまま詰められます。
エリンギが醤油の煮汁を吸って薄い茶色に染まり、うずらの卵と同じ味付けの中で弾力のある噛み心地を担います。エリンギをしんなりするまで先に煮てから卵を後で加える順番で、エリンギはたれをしっかり吸い、卵は長く煮えず硬くなりません。エリンギを薄く切ると弾力が弱まるため、1cm以上の厚さにします。唐辛子は使わず、にんにくとこしょうだけで香りをつけるので辛くなく、最後のオリゴ糖が表面に照りを出して塩気を丸くまとめます。冷蔵するときは煮汁ごと保存するとエリンギも卵も乾かず、お弁当のおかずとして少しずつ取り出せます。
牛もも肉をゆでたスープをそのまま煮汁に使うと、醤油の塩気の下に肉のうまみが重なります。うずらの卵は煮汁の中で外側から茶色に染まり、冷ます間にも肉と一緒に味を吸い込みます。完全に冷めると煮汁が固まって肉と卵の表面を薄く包み、冷蔵庫でひと晩置くと味がさらに深くしみます。しょっぱいときは水を大さじ2〜3足して、もう一度ひと煮立ちさせて整えます。肉は繊維に沿って細長く裂くため、ご飯にのせると粒の間になじみ、冷蔵庫に常備する作り置きのおかずになります。