ふなんこぐい
早わかり
- 合計時間
- 555分
- 難易度
- 難しい
- 分量
- 12 人前
- 材料
- 14
料理について
ふなんこぐいは、下処理したフナを昆布できつく巻いてかんぴょうで結び、ダイコン、こんにゃく、レンコン、ゴボウの上へ置き、赤味噌のすめ汁、黒砂糖、白砂糖、水あめ、醤油で約10時間煮る佐賀県鹿島市の大鍋料理です。
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長く煮てフナを骨まで食べられる柔らかさにするのが要点ですが、盛り付け前に骨の状態を必ず確認します。 有明海の漁が少なくなる冬、河川や佐賀平野のクリークでとれるフナは大切なタンパク源でした。 鹿島では1月20日に恵比須様へ供えて豊漁、商売繁盛、家内安全を願い、300年以上続くふな市でも材料や料理が受け継がれています。 ハレの日には大鍋で作り、近所へ配る習わしもあります。
作り方
下準備、加熱、味付け、火加減、仕上げの流れで読むと作りやすくなります。
- 1手順
すめ汁用赤味噌300gを、熱湯消毒した目の細かいさらし袋へ入れます。大きな器の上へつり下げ、熱い水4000mlを8回に分けてゆっくり注ぎ、袋を絞らず自然にこされた汁を取って蓋をします。
- 2手順
昆布100gは表面の砂をぬれ布巾で拭き、すめ汁へ20分浸して柔らかくします。かんぴょう20gはぬるま湯で10分戻し、優しくすすいで水気を絞ります。
- 3準備
合計330gの中くらいのフナ2尾は、うろこ、えら、内臓を完全に除き、腹の血を冷水で洗って水気を拭きます。1尾ずつ柔らかくした昆布で隙間なくきつく巻き、かんぴょうで3か所結びます。下処理後はすぐ加熱します。
- 4準備
ダイコン130g、レンコン65g、ゴボウ65gを整え、4cmほどの大きな塊に切ります。こんにゃく110gも4cm大にちぎって熱湯で2分下ゆでします。厚手の大鍋の底へこんにゃくを敷き、ダイコン、レンコン、ゴボウを重ねます。
- 5火加減
野菜の上へ昆布で巻いたフナを並べます。材料の3cm上まで浸るようすめ汁を注ぎ、調味用赤味噌100g、黒砂糖100g、白砂糖50g、醤油大さじ2、水あめ65gを汁へ溶かして強火で煮立てます。
- 6火加減
沸騰したら、汁の表面が絶えず静かに動く最弱火へ落とし、10時間煮込みます。30分ごとに材料が沈んでいるか確認し、汁が減ったら別鍋で沸かしたすめ汁を十分に足します。焦げを防ぐため鍋を軽く揺すりますが、フナは返しません。
- 7火加減
10時間後に火を止め、フナ1尾の最も厚い背の身と骨を確認します。身が完全に不透明で、小骨が箸の力だけでつぶれる場合に限り骨ごと食べます。硬い骨が残れば汁を補ってさらに1時間煮るか、骨をすべて除いて出します。
実践調理チェック
仕上がりを左右する確認ポイントをまとめました。
- 重要な技法
- フナを昆布で巻きかんぴょうで固定
- 仕上げの目安
- 身が完全に不透明で、小骨が箸の力だけでつぶれる場合に限り骨ごと食べます。
- 失敗を防ぐ
- 焦げを防ぐため鍋を軽く揺すりますが、フナは返しません。
調理判断の根拠
チャリムのデータ計算と、適用できる公的な食品安全基準です。
このレシピ
555分, 14 個の材料
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