チリチーズフライ
熱々のミートチリを先に敷き、その上にチーズソースを重ねると、ポテト1本ごとに辛さとコクが一緒にからみます。刻んだハラペーニョのさわやかな辛みが、チーズの重さを和らげます。
アメリカ料理253品。6/11ページで材料や調理時間を比べられます。 チリチーズフライ, ブルッキーバー(ブラウニーとクッキーの重ね焼き), ソルトウォータータフィー.
熱々のミートチリを先に敷き、その上にチーズソースを重ねると、ポテト1本ごとに辛さとコクが一緒にからみます。刻んだハラペーニョのさわやかな辛みが、チーズの重さを和らげます。
ブラウニー生地を型に敷き、その上に黄砂糖入りのクッキー生地をちぎってのせ、軽く広げてマーブル模様にします。ココアとダークチョコチップを使った下の層はほろ苦く、上のクッキー部分は黄砂糖のおかげでキャラメルのような甘さがあります。二つの生地が接するところは混ざり合い、一切れでもっちりしたクッキーとしっとりしたブラウニーの両方を味わえます。
名前に反して海水は使わず、飲料水と塩で煮た糖液を冷まし、何度も伸ばしては折りたたみます。引っ張るうちに色が淡くなり、表面がサテンのようになめらかになります。泡立てるディビニティや型で固めるファッジとは、食感の作り方がまったく違います。糖液は119℃まで上がるため、外側が冷めても中心が熱いうちは触りません。
端がカラメル色になるまで焼いたさつまいもの甘さが、ほろ苦くしっかりしたケールと釣り合い、食べごたえのある一皿になります。アーモンドの香ばしさとドライクランベリーの酸味が甘さの間を埋め、ディジョンマスタードとレモン汁、はちみつのドレッシングが全体を引き締めます。焼いたさつまいもは完全に冷ましてから合わせると、余熱でケールがしんなりしすぎず、角切りの形も残ります。
同じチリコンカンでも、使うチリパウダーによって辛さが大きく変わります。ここでいうチリパウダーは唐辛子にクミン、オレガノ、にんにくを混ぜたミックススパイスで、一味唐辛子やカイエンペッパーを同じ量入れると別の料理になります。乾燥豆を戻してゆでるのではなく、ゆでたキドニービーンズの缶詰を使い、一つの鍋で仕上げます。煮上がると汁がスプーンから流れ落ちず肉と豆にまとわりつき、ご飯やトルティーヤチップスにのせやすい濃さになります。
焦がしバターのヘーゼルナッツやトフィーを思わせる香ばしさが、普通のチョコチップクッキーとのいちばんの違いです。鍋底の茶色い粒は色づいてから焦げるまでが早いので、泡が立ち始めたら目を離さないようにします。
糖蜜がしみた下の層はしっとり、上のバタークラムはほろほろに焼き上がります。糖蜜液とクラムを半量ずつ交互に重ねると、クラムの一部が液を吸い、残りは表面にとどまって、焼くうちに二層に分かれます。糖蜜は苦みの強いブラックストラップではなく、製菓用の無硫黄モラセスを使います。
缶詰のいんげん豆とひよこ豆に、ゆでたさやいんげんを加え、りんご酢とディジョンマスタードのドレッシングで和えます。一晩冷蔵庫に置くとドレッシングが豆にしみ、翌日のほうがおいしくなります。
バターを塗って焼いた食パン3枚の間に、鶏むね肉、カリカリのベーコン、レタス、トマトを2段に重ね、マヨネーズで層をつなぎます。ピックで留めて対角線に切ると、層がずれずに断面がきれいに見えます。
もち粉に牛乳、ココナッツミルク、卵、溶かしバターを混ぜた生地は、水のように流れるほどゆるいです。これをオーブンで長く焼くと、下は餅のようにもちもちになり、表面にだけ薄い黄褐色の皮ができます。ハワイに伝わるお菓子で、軽く温め直すと表面がまたかりっとします。
焼いたマシュマロの余熱で溶かすのは薄いミルクチョコレートで、厚い板チョコでは溶けきりません。上火のグリルは数秒で色が濃くなるため、オーブンの前を離れず薄いきつね色のうちに取り出します。
角切りのりんごのシャキッとした食感、薄切りのセロリ、みずみずしいぶどう、軽く温めたくるみの香ばしさを、軽いマヨネーズのドレッシングがまとめます。ドレッシングはマヨネーズに砂糖とレモン汁を少し合わせるだけなので、具に薄くからむ程度が適量で、果物を強く押すと汁が出てすぐ緩みます。くるみは油をひかないフライパンで弱火で温め、香りが立ったら取り出し、完全に冷まして他の材料と温度をそろえてから混ぜます。りんごは切ったらすぐレモン汁をまぶして変色を防ぎ、残ったレモン汁はそのままドレッシングに加えます。マヨネーズの半量をギリシャヨーグルトに替えると、より軽い味になります。
粒コーンとクリームスタイルコーンを合わせて焼き、スプーンですくって食べるやわらかいキャセロールにします。小麦粉・砂糖・膨張剤が入ったJIFFYのコーンマフィンミックスが土台で、コーンミールだけでは同じ仕上がりにならず、箱に書かれたマフィン用の牛乳や卵も加えません。粒コーンは水気をきり、クリームスタイルコーンは中身をすべて生地の水分として使います。縁が先に色づいても、中心が薄く色づいて固まるまで焼きます。
高温のオーブンで冷たいバターの粒が蒸気を出して生地を押し上げ、側面がはっきりした層になって割れます。アメリカでは焼きたてを割ってバターとジャムを塗るほか、南部ではフライドチキンやグレービーと一緒に食べます。
アイスバーグレタスを芯をつけたまま大きく四つ割りにし、冷たく硬い葉の間へブルーチーズドレッシングをゆっくり流し込みます。葉をばらさない分、重なった葉や切り口に残った水がドレッシングを薄める一番の原因になります。ブルーチーズは一部だけつぶしてドレッシングに小さな塊を残し、残りはカリカリのベーコン、トマト、小ねぎと一緒に上にのせます。ブルーチーズの香りが強すぎると感じたら、量を減らしてパルメザンを一部混ぜても同じ作り方で仕上がります。先にドレッシングをかけると葉がすぐしんなりするため、組み立てたらそのまま出します。
角切りのじゃがいもを先に5分ゆでておくと、フライパンでは表面をカリッとさせることだけに集中できます。ゆでた後に湯気を十分に飛ばさないと、焼けずに蒸れてしまいます。ほぐしたコンビーフの塩気がじゃがいもに移り、パプリカパウダーがほのかな色を添えます。玉ねぎとコンビーフを加えたら平らに押さえ、ほとんど返さずに焼くと、底にハッシュらしい固い焼き目ができます。目玉焼きをのせ、黄身を崩しながら食べるブランチの一皿です。
バターではなくサラダ油で作るケーキなので、冷蔵庫から出したてでも固くなりません。細かくすりおろしたにんじんが焼くあいだに水分を出して生地をしっとりさせ、シナモンとナツメグ、粗く刻んだくるみも入ります。上には酸味のあるクリームチーズのフロスティングを塗ります。
結着材は、カニの身をぎりぎりまとめられる量に抑えます。つなぎに使うのはマヨネーズ、ディジョンマスタード、卵、パン粉で、レモン果汁とパセリがカニの甘みにさわやかさを添えます。混ぜるほどカニの繊維がなくなるため、へらで折りたたむように数回混ぜ、生地がやっとまとまったところで止めます。成形したパテを冷蔵庫で30分冷やし固めるのは、裏返すときに崩れないようにするためです。バターで焼くと外はカリッと、中は温かくやわらかく仕上がり、大きなカニの身の繊維が口に残ります。
砂糖、バター、卵がフィリングのほぼすべてというアメリカ南部のパイで、焼くと表面が薄くぱりっとした膜になって割れ、その下にはキャラメル風味の詰まったカスタードが隠れています。冷めると中心までファッジのように密に固まり、常温で無糖のホイップクリームを添えて出します。
生か冷凍のクランベリーを砂糖シロップで短く煮て冷やし、ローストターキーの横に別の器で添えます。鍋ひとつで作れるので、七面鳥がオーブンを使っている間にも用意できます。甘く加工したドライクランベリーは別の材料で、この配合では使いません。熱いうちはゆるく見えても、とろみは冷めてから判断するもので、火にかける時間を延ばしません。冷ます時間と冷蔵の時間が別にかかるため、食事の直前に作り始めると間に合いません。別の器に盛っておくと、食べる人がそれぞれ酸味と甘みをどれだけ肉に添えるか決められます。
韓国の秋の食材ふたつを、役目を分けて使います。さつまいもはなめらかにつぶして牛乳でのばし生地全体に行き渡らせ、栗は粗く刻んで最後にさっと混ぜ、かむたびにほくほくしたかけらが当たるようにします。さつまいもの水分のおかげで、冷めてもぱさつきません。
焼いた豚肉、ハム、スイスチーズ、ピクルスをバゲットに挟んで平たく押し焼きにすると、パンはカリッとし、溶けたチーズが具をしっかりつなぎます。専用のプレスがなくても、重い鋳鉄のフライパンを上にのせて押せば同じ食感になります。ピクルスの酸味とディジョンマスタードの辛みが、二種類の豚肉の塩気を軽くまとめます。ピクルスは薄く切って水気を拭いておくと、パンが湿らず、ひと口の味の釣り合いも崩れません。本来の豚肉はにんにく、クミン、オレンジ果汁で味付けしたキューバ式ローストポークで、タンパやマイアミのキューバ系アメリカ人の間で生まれたサンドイッチです。
はちみつは生地とゆで湯の二か所に入れ、甘さはほのかに、皮にはつやが出ます。強力粉に全粒粉を7対1で混ぜて、香ばしさを少し足しています。
黄身にマスタードとレモン汁を合わせると、こってりした味がすっきりと締まります。白身はそのまま器になるため、卵は芯まで冷ましてから切ると切り口がきれいに残ります。仕上げのパプリカパウダーは、白い表面に赤みを添える程度に軽く振ります。冷やしたまま、表面が乾かないうちに出します。