マサラドーサ(南インド風米粉クレープのスパイスポテト詰め)

マサラドーサ(南インド風米粉クレープのスパイスポテト詰め)

早わかり

マサラドーサは南インドを代表する朝食であり軽食です。米とウラドダル(黒レンズ豆)を浸水させて挽き、一晩発酵させた生地を熱い鉄板に薄く広げてパリパリに焼き上げ、中にはターメリック・マスタードシード・カレーリーフで炒めたつぶしたじゃがいものフィリングを入れて折りたたみます。発酵の過程で乳酸菌が生まれ、生地にほんのりとした酸味が加わるとともに、...

この料理の特別なポイント

  • 8~16時間の発酵でほのかな酸味とカリカリ食感が生まれる
  • マスタードシードとカレーリーフを油でポップさせて香りを引き出す
  • 片面だけ焼いてレースのように薄くカリッと仕上げる
合計時間
55分
難易度
難しい
分量
2 人前
材料
8
カロリー
430 kcal
たんぱく質
9 g

主な材料

ドーサ生地じゃがいも玉ねぎターメリックパウダーマスタードシード

調理の流れ

  1. 1 じゃがいも300gは皮をむいて柔らかく茹でます。串がすっと通ったら水気を切り、少し形が残るよう粗く潰します。
  2. 2 フライパンに食用油2tbspを中火で熱し、マスタードシード0.5tspを入れます。弾けたらカレーリーフ8枚を加え、焦がさず10秒炒めます。
  3. 3 玉ねぎ120gを加え、中火で約5分炒めて透き通らせます。ターメリック0.5tspを加え、粉っぽさが消えるまで1分炒めます。

マサラドーサは南インドを代表する朝食であり軽食です。米とウラドダル(黒レンズ豆)を浸水させて挽き、一晩発酵させた生地を熱い鉄板に薄く広げてパリパリに焼き上げ、中にはターメリック・マスタードシード・カレーリーフで炒めたつぶしたじゃがいものフィリングを入れて折りたたみます。発酵の過程で乳酸菌が生まれ、生地にほんのりとした酸味が加わるとともに、鉄板で水分が素早く飛ぶことで薄くパリッとしたクレープに仕上がります。ドーサ自体の香ばしくやや酸味のある発酵風味とパリッとした食感、スパイスポテトのほっこりした味わいが組み合わさり、ココナッツチャトニーとサンバル(レンズ豆の野菜スープ)を添えて食べます。発酵時間が十分でないと酸味とパリパリ感が両立しないため、気温に応じて8〜16時間の範囲で調整します。

下準備 30分 調理 25分 2 人前
食材別レシピ → じゃがいも 玉ねぎ

作り方

下準備、加熱、味付け、火加減、仕上げの流れで読むと作りやすくなります。

全6ステップ
  1. 1
    加熱

    じゃがいも300gは皮をむいて柔らかく茹でます。串がすっと通ったら水気を切り、少し形が残るよう粗く潰します。

  2. 2
    火加減

    フライパンに食用油2tbspを中火で熱し、マスタードシード0.5tspを入れます。弾けたらカレーリーフ8枚を加え、焦がさず10秒炒めます。

  3. 3
    火加減

    玉ねぎ120gを加え、中火で約5分炒めて透き通らせます。ターメリック0.5tspを加え、粉っぽさが消えるまで1分炒めます。

  4. 4
    火加減

    潰したじゃがいもと塩0.5tspを加え、弱火で全体を均一に混ぜます。焦げつかないよう混ぜ、水分を少し飛ばして冷まします。

  5. 5
    火加減

    鋳鉄製またはドーサ用のパンを強火で十分に熱し、軽く煙が出る状態にします。生地500mlから一杓子を注ぎ、すぐ薄い円形に広げます。

  6. 6
    火加減

    中弱火に落として3〜4分焼き、縁が茶色く浮いてきたらフィリングを細長くのせます。半分に折るか巻き、熱いうちに出します。

手順のあと

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コツ

フライパンの温度が低いとドーサがしんなりするので、中強火を保ちましょう。

栄養情報(1人前)

カロリー
430
kcal
タンパク質
9
g
炭水化物
70
g
脂質
12
g

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下準備 15分 調理 25分 2 人前

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