ならえ
大根、にんじん、れんこん、干ししいたけ、油揚げ、ごぼう、高野豆腐を三つに分けて別々に火を通し、最後にひとつの合わせ酢で和えます。しゃきっとしたれんこんとごぼう、やわらかい大根、だしを含んだ高野豆腐と、材料ごとに食感が違います。火を通した具はざるに広げ、煮汁が落ちなくなるまで待つと合わせ酢が薄まりません。煮含めた高野豆腐は熱いうちに強く押すと形が崩れ、含んだだしも抜けるので、ざるの上で自然に冷まします。白ごまと細く切ったゆずの皮をのせると、酢の味に香ばしさと柑橘の香りが加わります。
大根、にんじん、れんこん、干ししいたけ、油揚げ、ごぼう、高野豆腐を三つに分けて別々に火を通し、最後にひとつの合わせ酢で和えます。しゃきっとしたれんこんとごぼう、やわらかい大根、だしを含んだ高野豆腐と、材料ごとに食感が違います。火を通した具はざるに広げ、煮汁が落ちなくなるまで待つと合わせ酢が薄まりません。煮含めた高野豆腐は熱いうちに強く押すと形が崩れ、含んだだしも抜けるので、ざるの上で自然に冷まします。白ごまと細く切ったゆずの皮をのせると、酢の味に香ばしさと柑橘の香りが加わります。
最後に回し入れる酢が甘辛い根菜の煮物に酸味を重ね、れんこんにはしゃきっとした食感が残ります。茨城県水戸周辺のおかずで、煮てから和える「煮て和える」が名の由来という説があります。正月や冠婚葬祭に多めに作って翌日に食べてきた料理で、今も冷蔵庫で一晩なじませてからが食べごろです。
香りはえごま油ひとつで出します。しいたけ、にんじん、さらに米とれんこんまでえごま油で炒めてから炊くので、ご飯につやが出て、薄切りのれんこんがシャキッと歯にあたります。
かたいれんこんと繊細な豆もやしは歯ざわりの質が違い、同じ時間炒めるとどちらかがへたります。れんこんは先に炒めておき、豆もやしは醤油だれが煮立ってから加えて手早く仕上げます。
れんこんは醤油で煮てもシャキッとした食感が残り、じゃがいもやごぼうの甘辛煮とはかみ心地がまったく違います。輪切りの穴にタレがしみて透き通った茶色に変わったら、水飴を加えて強火で短く煮詰め、表面だけにつやをまとわせます。
薄切りのれんこんを縁だけ半透明になるまでゆでて中心に歯ごたえを残し、醤油、酢、砂糖の甘酢だれで和えます。切ったそばから酢を少し加えた冷水に入れておくと、切り口が茶色く変わりません。ゆで湯に酢を入れると白い色が保たれます。熱いまま重ねておくと余熱で火が入りすぎてしゃきしゃき感がなくなるため、広げて冷まします。たれをかけて少し置き、もう一度返すと穴の中まで味が入ります。冷蔵中に水が出たら、盛る前に軽く切っておくと皿の底にたれがたまりません。
えびは炒めません。にんにくとクッカンジャン(韓国の薄口醤油)に10分漬け、炊き水が大きく泡立ったら米の上にのせて、ふたの中の蒸気で赤く火を通します。えびから出たにんにく醤油の味がご飯の上の層にしみ、3mm厚に切ったれんこんは蒸らした後もシャキッとしています。
スモークした鴨肉を炒めると脂がかなり出ます。フライパンに薄く残る分だけ残して、あとは取り除きます。鴨肉自体に塩気があるため、醤油は仕上げ直前に味を見てから加えます。
醤油で煮るれんこんに生の落花生を一緒に入れ、しゃきっとしたれんこんの間にほくほくの落花生が混じります。冷蔵庫に入れて冷たいまま食べますが、仕上げのチョチョン(米あめ)のおかげで冷えてもつやが残ります。
ゆずの砂糖漬けであるゆず清の甘みと皮の香りがこりっとしたれんこんにからみ、脂っこい主菜の横で口をさっぱりさせます。食感は厚みで決まり、3mmにそろえて切るとゆでた後もこりっとし、薄く切りすぎると噛みごたえが弱くなります。ゆで上げたらすぐ冷水にさっとくぐらせ、切り口が半透明になった状態で火の入りを止めます。そのあと広げて水気を切ると、たれが薄まりません。たれをからめて5分ほど置き、もう一度混ぜると穴の内側まで味が届きます。ゆず清の甘さが勝つときは、酢をほんの少し足して整えます。
れんこんとえびが濡れていると、炒めるより水が出て、醤油だれまで薄まります。れんこんは縁が透き通り中心がしゃきっとしていれば十分で、もっとやわらかくしようと加熱を延ばすと、えびのほうが先に火が入りすぎます。
醤油大さじ2と1/2を二つに分け、大さじ1は牛肉の下味に、残りはオリゴ糖と合わせて最後に回し入れ、れんこんの表面にも塩気のあるつやをのせます。牛肉は薄い部位でないと、れんこんと同じ時間で火が通りません。