ナシゴレン(インドネシア風甘口醤油エビ炒飯)
早わかり
ナシゴレンはインドネシアの国民的チャーハンです。冷やご飯を強火にかけ、ケチャップマニス(甘い醤油)とシュリンプペーストで炒めると、ご飯粒ひとつひとつに甘く旨味のある褐色のコーティングが施されます。サンバルのピリッとした辛さが甘さとバランスを取り、上にのせた目玉焼きの黄身を崩せばコクのあるソースになります。クルプック(エビせんべい)がパリパ...
この料理の特別なポイント
- ケチャップマニスが冷やご飯の粒ひとつひとつに甘いキャラメル色コーティングを施す
- 発酵エビペーストの旨味とサンバルの辛みが甘さとバランスを保つ
- 目玉焼きの黄身を崩してコクのある即席ソースにする盛り付け方
主な材料
調理の流れ
- 1 冷たいご飯2杯は、加熱前に手かしゃもじでほぐします。ケチャップマニス大さじ2もすぐ使えるよう量っておきます。
- 2 中華鍋に油大さじ2を入れ、強火でつやが出るまで熱します。エシャロット3個とにんにく2片を入れ、30秒ほど焦がさず炒めます。
- 3 シュリンプペースト小さじ1とサンバル大さじ1を入れます。強火で炒め、油が赤く染まり生臭さが弱まるまで香りを出します。
ナシゴレンはインドネシアの国民的チャーハンです。冷やご飯を強火にかけ、ケチャップマニス(甘い醤油)とシュリンプペーストで炒めると、ご飯粒ひとつひとつに甘く旨味のある褐色のコーティングが施されます。サンバルのピリッとした辛さが甘さとバランスを取り、上にのせた目玉焼きの黄身を崩せばコクのあるソースになります。クルプック(エビせんべい)がパリパリとした食感の対比を生み出し、朝から夜食まで時間を問わず楽しめます。
作り方
下準備、加熱、味付け、火加減、仕上げの流れで読むと作りやすくなります。
- 1手順
冷たいご飯2杯は、加熱前に手かしゃもじでほぐします。ケチャップマニス大さじ2もすぐ使えるよう量っておきます。
- 2火加減
中華鍋に油大さじ2を入れ、強火でつやが出るまで熱します。エシャロット3個とにんにく2片を入れ、30秒ほど焦がさず炒めます。
- 3火加減
シュリンプペースト小さじ1とサンバル大さじ1を入れます。強火で炒め、油が赤く染まり生臭さが弱まるまで香りを出します。
- 4加熱
エビ100gを入れ、表面がピンク色になるまで約1分炒めます。火を入れすぎると硬くなるため、すぐご飯を加えます。
- 5加熱
ほぐしたご飯2杯とケチャップマニス大さじ2を加えます。へらで切るように2分炒め、粒全体に濃い茶色のつやをまとわせます。
- 6加熱
味を見て薄ければ、ケチャップマニスを少量だけ足します。卵2個は別に焼き、縁はカリッと黄身は半熟にしてご飯にのせます。
手順のあと
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コツ
栄養情報(1人前)
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チャドルチョルミョン(牛バラ肉のせもちもちピリ辛麺)
チャドルチョルミョンは、焼いた薄切り牛バラ肉をピリ辛コチュジャンだれで和えたチョルミョンの上にのせたビビム麺です。牛バラ肉は熱したフライパンに1枚ずつ広げ、強火で両面を手早く焼きます。長く加熱すると脂が溶け出してパサつくため、短時間で焼き上げるのがポイントです。チョルミョン独特の強い弾力のおかげでだれが麺の表面に残り、最後の一本まで辛甘い味が続きます。きゅうりの千切りと半熟卵が基本の具材で、もやしを加えるとシャキシャキ感が増し、えごまの葉を入れると香りが際立ちます。夏に冷たいまま食べることが多く、夜食としても人気があります。
ナシウドゥック(ジャカルタ風ココナッツレモングラスご飯)
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