チョーレーバトゥーレー(ひよこ豆カレーと揚げパン)

チョーレーバトゥーレー(ひよこ豆カレーと揚げパン)

早わかり

チョーレーバトゥーレーは北インド・パンジャーブ州とデリーを代表する朝食で、濃厚に煮込んだひよこ豆カレーと揚げて風船のように膨らんだパンを合わせたものです。チョーレーは一晩水に浸した乾燥ひよこ豆を圧力鍋で下茹でし、玉ねぎとトマトを炒めたベースにアムチュール、アナルダナ、ガラムマサラを加え、汁が濃い茶色になるまで煮詰めます。家庭ごとに黒カルダ...

この料理の特別なポイント

  • アムチュールとアナルダナパウダーがチョーレに独特の酸味を与える
  • ホールスパイスの袋で浮き実なく深い香りだけを引き出す
  • ヨーグルト発酵生地が揚げると金色のクッション状に膨らむ
合計時間
65分
難易度
難しい
分量
4 人前
材料
8
カロリー
760 kcal
たんぱく質
18 g

主な材料

ひよこ豆(茹でたもの)玉ねぎトマトチョーレーマサラ薄力粉

調理の流れ

  1. 1 薄力粉300g、ヨーグルト60g、ベーキングパウダー小さじ1、水大さじ3から4を混ぜ、粉気がなくなるまでまとめます。
  2. 2 生地を約5分こね、表面がなめらかになったら濡れ布巾をかけます。室温で20分休ませ、伸ばしやすくします。
  3. 3 フライパンに油大さじ2を入れ中強火で熱し、刻んだ玉ねぎ180gを8から10分炒め、濃いきつね色にします。

チョーレーバトゥーレーは北インド・パンジャーブ州とデリーを代表する朝食で、濃厚に煮込んだひよこ豆カレーと揚げて風船のように膨らんだパンを合わせたものです。チョーレーは一晩水に浸した乾燥ひよこ豆を圧力鍋で下茹でし、玉ねぎとトマトを炒めたベースにアムチュール、アナルダナ、ガラムマサラを加え、汁が濃い茶色になるまで煮詰めます。家庭ごとに黒カルダモン・シナモン・月桂樹の葉を布袋に入れて一緒に煮出す工夫が伝わっており、香りだけを移してスパイスの粒が残りません。バトゥーレーは精製小麦粉にヨーグルトと粗挽きセモリナを混ねて生地を作り、室温で一、二時間発酵させてから熱した油に入れると瞬く間に黄金色のふくらんだ形になります。バトゥーレーをちぎってチョーレーをすくうと、酸味のあるアムチュール、塩気のあるカレー、揚げパンの香ばしさが一口で重なります。生玉ねぎと漬け唐辛子を添えると辛みとシャキシャキ感が加わります。デリーの名店の中には数十年にわたってカレーのベースを継ぎ足しながら味を守り続けている店もあります。

下準備 30分 調理 35分 4 人前

作り方

下準備、加熱、味付け、火加減、仕上げの流れで読むと作りやすくなります。

全6ステップ
  1. 1
    手順

    薄力粉300g、ヨーグルト60g、ベーキングパウダー小さじ1、水大さじ3から4を混ぜ、粉気がなくなるまでまとめます。

  2. 2
    手順

    生地を約5分こね、表面がなめらかになったら濡れ布巾をかけます。室温で20分休ませ、伸ばしやすくします。

  3. 3
    火加減

    フライパンに油大さじ2を入れ中強火で熱し、刻んだ玉ねぎ180gを8から10分炒め、濃いきつね色にします。

  4. 4
    火加減

    刻んだトマト220gとチョーレーマサラ小さじ2を加え、中火にします。約8分炒め、油がにじみ濃いペースト状にします。

  5. 5
    火加減

    ゆでたひよこ豆500gと水240mlを加えて底をこそげます。蓋をして中火で15分煮て、外して5分煮詰めます。

  6. 6
    加熱

    生地を8等分し直径15cmに伸ばします。油を180から190°Cに熱し、軽く押しながら片面30から40秒ずつ揚げて添えます。

手順のあと

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コツ

生地の休ませ時間を守ることで、バトゥーレーがよく膨らみます。
チョーレーは一日置くとスパイスの味がさらにまとまります。

栄養情報(1人前)

カロリー
760
kcal
タンパク質
18
g
炭水化物
92
g
脂質
35
g

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下準備 30分 調理 40分 4 人前