
フィッシュアンドチップス(イギリス風魚のフライ)
フィッシュアンドチップスは、イギリスの海辺の町で始まり国民食となった揚げ物料理です。タラやハドックなどの白身魚にビールや炭酸水を使った衣をつけて高温の油で揚げると、外は薄くカリカリの黄金色の衣が形成され、中身は繊維に沿って割れながらしっとりと火が通ります。衣の中の炭酸ガスが揚げている間に抜けることで衣に微細な気泡構造が生まれ、軽い食感の秘訣となります。じゃがいもは厚めに切って二度揚げすることで、外は香ばしくカリカリ、中はホクホクの食感になります。モルトビネガーをかけると油っぽさを酸味がすっきりと切り、マッシーピー(グリーンピースのピューレ)と一緒に食べるのが伝統的な食べ方です。
分量調整
作り方
- 1
じゃがいもを太めのスティック状に切り、冷水に10分浸けてから水気を取ります。
- 2
魚はキッチンペーパーで水分を取り、塩とこしょうで下味をつけます。
- 3
小麦粉、ベーキングパウダー、炭酸水を混ぜて冷たい衣を作ります。
- 4
170度の油でじゃがいもを先に揚げて取り出し、しばらく冷まします。
- 5
魚を衣にくぐらせ、175度の油で黄金色になるまで揚げます。
- 6
じゃがいもをもう一度揚げてカリカリにし、魚と一緒にすぐに提供します。
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コツ
栄養情報(1人前)
その他のレシピ

バブル・アンド・スクイーク(じゃがいもとキャベツの焼きもの)
バブル・アンド・スクイークは、ゆでてつぶしたじゃがいもと茹でたキャベツを混ぜ、フライパンで平たく押しつけて両面をこんがり焼くイギリス家庭の伝統的なサイド料理です。名前は調理中にキャベツの水分が熱い油と出会う時に立てる音に由来しています。玉ねぎをバターで先に炒めて甘みを出し、じゃがいも・キャベツの混合物に加えると風味が一層深まります。へらでしっかり押しつけながら焼くとカリッとしたクラストが形成されます。じゃがいもの水分が多い場合は小麦粉を少量加えて結着力を高めれば良く、イギリスではサンデーローストの翌日に残った材料で作る節約型の家庭料理として長く愛されてきました。

フィッシュパイ(イギリス風魚のクリームグラタン)
フィッシュパイは、イギリスの家庭で冬の夕食の定番として親しまれるオーブン料理です。タラ、サケ、燻製ハドックなど複数の魚をひと口サイズに切ってクリームソースに入れ、その上にマッシュポテトを厚くかぶせてオーブンで焼き上げます。クリームソースには牛乳とバターをベースにパセリとマスタードを加え、魚の生臭みを抑えながらもまろやかな風味を活かします。オーブンでじゃがいもの表面がきつね色にカリカリに焼き上がると、スプーンですくった時に下のクリーミーな魚のソースと一緒に上がってきます。エビや茹で卵を追加すると中身がさらにボリューミーになり、一皿あれば別途のおかずが必要ない完全な食事になります。

ポークベリーロースト(カリカリ皮付き豚バラのオーブン焼き)
ポークベリーローストは、豚バラ肉の皮をカリカリのクラックリングに仕上げるイギリス式のオーブン焼きです。皮に細かく切り込みを入れて粗塩をすり込み、冷蔵庫で一晩乾かして表面の水分を完全に除去することが、カリカリのクラックリングの第一条件です。最初の30分は230度以上の高温で皮を弾けるように焼いて気泡を作り、その後温度を160度に下げて内部の脂をゆっくり溶かし出すと、肉はやわらかく皮はガラスのようにパリパリになります。にんにくとローズマリーを肉の下に敷いてオーブンの中で香りが立ち上るようにし、焼いた後に出た肉汁でグレービーを作ると肉の風味をそのまま含んだソースになります。必ず10分以上レスティングしてから切り分けると、肉汁が内部にとどまりしっとりした仕上がりになります。

バンガーズ・アンド・マッシュ(ソーセージとマッシュポテト)
バンガーズ・アンド・マッシュはイギリスの代表的な家庭料理で、焼いたソーセージとつぶしたじゃがいもにオニオングレイビーをかけて食べる料理です。ポークソーセージをフライパンまたはオーブンで表面が茶色くなるまで焼きます。じゃがいもはゆでてバターと牛乳を加え、滑らかにつぶしてマッシュポテトを作ります。玉ねぎを細く切ってじっくりキャラメリゼした後、ビーフストックと小麦粉でグレイビーを作るのがこの料理の核心です。グレイビーの深い旨味がソーセージの塩味とじゃがいもの淡白さを一つにまとめます。イギリスのパブメニューの定番で、家庭でも30分以内に完成できます。

ヴィクトリアスポンジケーキ(英国式ジャムとクリームのサンドケーキ)
バターと砂糖を同量でクリーミングした後、卵と薄力粉を加えて2枚のスポンジを焼き、間にいちごジャムと生クリームを挟んでサンドするイギリス正統派のケーキです。ヴィクトリア女王の名を冠するこのケーキは装飾を最小限にし、材料の質に集中するのが特徴で、上面に粉砂糖をだけ振りかけて素朴に仕上げます。クリーミングを十分に行うとスポンジが軽く膨らみ、卵は室温に戻してからバターと分離せずなめらかに混ぜます。ジャムの爽やかなフルーツの酸味がバタースポンジの香ばしさを明るく引き立て、生クリームが2層の間で柔らかな食感を加えます。スポンジが完全に冷めてからクリームを載せないと溶けてしまい、冷蔵保管すれば翌日までしっとりが続きます。

カオパッド(タイ風チャーハン)
カオパッドはタイを代表するチャーハンで、前日に炊いた冷やご飯を強火の中華鍋で素早く炒めるのが核心です。にんにくを油で炒めて香りを出し、卵を加えてスクランブルにした後、すぐにご飯を入れて中華鍋の高い火力で炒め、ご飯粒の一つ一つに油がコーティングされるようにします。味付けはナンプラーと醤油で塩味を整え、砂糖ひとつまみが味の深みを加えます。皿に盛った後、ライムひと切れ・きゅうりスライス・小ねぎを添えれば完成です。肉や海鮮なしでも十分美味しい基本形で、海老・蟹・鶏肉などを加えて様々なバリエーションが可能です。タイ全土の屋台で5分以内に作られるスピーディーな一食です。