ガドガド(ピーナッツだれ温野菜サラダ)
早わかり
ガドガドはジャワ語で「混ぜる」を意味し、インドネシア全土の屋台や食堂で一日中いつでも食べられる国民的サラダです。茹でたほうれん草、もやし、キャベツ、じゃがいもと茹で卵、揚げ豆腐、揚げテンペを皿に盛り、その上にとろりとしたピーナッツソースをたっぷりかけてテーブルで混ぜて食べます。ピーナッツソースは炒りたての落花生をすり鉢でつぶして唐辛子、に...
この料理の特別なポイント
- 炒り落花生・タマリンド・パームシュガー・ケチャップマニスの複合ソース
- クルプックがソースを吸いながらカリカリからしんなりへ食感が変化
- 茹で野菜・揚げ豆腐・茹で卵・揚げテンペそれぞれ異なる食感とたんぱく質
主な材料
調理の流れ
- 1 じゃがいもは2cm角、キャベツは太めの細切りにします。もやしは洗い、浮いた皮を除いて水気を切ります。
- 2 塩湯でじゃがいもを約10分茹で、竹串が入れば上げます。同じ湯でキャベツともやしを各1分茹でます。
- 3 茹でた野菜は冷水で冷まし、余熱を止めます。ざるに広げて5分以上置き、余分な水分を切ります。
ガドガドはジャワ語で「混ぜる」を意味し、インドネシア全土の屋台や食堂で一日中いつでも食べられる国民的サラダです。茹でたほうれん草、もやし、キャベツ、じゃがいもと茹で卵、揚げ豆腐、揚げテンペを皿に盛り、その上にとろりとしたピーナッツソースをたっぷりかけてテーブルで混ぜて食べます。ピーナッツソースは炒りたての落花生をすり鉢でつぶして唐辛子、にんにく、タマリンド、ヤシ砂糖、ケチャップマニスと混ぜて作り、香ばしさ、辛味、酸味、甘みがひとつのソースの中で同時に重なり合い、それだけで完結した味付け体系を成します。屋台では注文のたびに落花生を炒ってすり鉢でつぶすため、屋台の周囲に香ばしい香りが広がります。クルプック(えびせんべい)を砕いてのせるとサクサクの食感が加わり、ソースを吸ってゆっくりとふくらむクルプックの食感の変化も食べる楽しみの一部です。野菜だけで構成するとビーガン対応の一食になり、卵と豆腐をたっぷりのせるとタンパク質が十分な食事になります。インドネシアでは季節や時間帯を問わず食べられる料理として、屋台文化と家庭の食卓の両方に日常的に登場します。
作り方
下準備、加熱、味付け、火加減、仕上げの流れで読むと作りやすくなります。
- 1準備
じゃがいもは2cm角、キャベツは太めの細切りにします。もやしは洗い、浮いた皮を除いて水気を切ります。
- 2味付け
塩湯でじゃがいもを約10分茹で、竹串が入れば上げます。同じ湯でキャベツともやしを各1分茹でます。
- 3加熱
茹でた野菜は冷水で冷まし、余熱を止めます。ざるに広げて5分以上置き、余分な水分を切ります。
- 4火加減
木綿豆腐200gは紙で包み15分押して水気を抜きます。油を薄く引いた中火のフライパンで各面2分焼きます。
- 5味付け
ピーナッツバター大さじ3、醤油、パームシュガー、ライム果汁各大さじ1を混ぜます。ぬるま湯で濃度を整えます。
- 6加熱
皿にキャベツともやしを敷き、じゃがいも、3cmの豆腐、半分に切った茹で卵をのせます。直前にソースをかけ、2から3回混ぜます。
手順のあと
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コツ
栄養情報(1人前)
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アヤムバカール(インドネシア風甘醤油漬け炭火焼き鶏)
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三白草茶(ドクダミ茶)(三白草乾燥りんご棗の茶)
乾燥させたドクダミになつめとリンゴのスライスを合わせ、弱火でじっくりと煮出す韓国の伝統的なハーブティーです。カフェインが含まれていないため、時間を問わず楽しめます。煮出す前にドクダミを流水で軽くすすいで表面の汚れを落とし、なつめには包丁で切り込みを入れておきます。これにより、なつめが持つ自然な甘みが水分にしっかりと溶け出します。15分間煮込むことで、ドクダミのすっきりとした草の香りをベースに、リンゴの果実味となつめのまろやかさが重なります。火を止めた後にレモンスライスを加え、2分間だけ蒸らすのがこのレシピの肝心な点です。長く置きすぎると皮から苦みが出てしまうため、爽やかな柑橘の香りだけを移すようにします。仕上げにアガベシロップで甘さを補い、温かいまま、あるいは冷やして炭酸水で割ったハーブエイドとして味わいます。ドクダミは韓国で古くから巡りやデトックスを助ける素材として重宝されてきました。癖の少ない穏やかな口当たりは、ハーブティーに馴染みのない方にも適しています。全ての材料が乾燥状態で保存可能で、20分程度で完成する手軽さも魅力です。ドクダミの一部を乾燥させた菊の花や蓮の葉に替えると、また異なる香りの変化を楽しめます。
ナシウドゥック(ジャカルタ風ココナッツレモングラスご飯)
ナシウドゥックはインドネシア・ジャカルタを中心に愛されるココナッツライスです。ココナッツミルクにレモングラスとパンダンリーフを加えてご飯を炊くと、ご飯粒ひとつひとつに香ばしい油気とほのかなハーブの香りがまといます。ナシレマと似ていますがココナッツの風味がよりまろやかで、副菜もインドネシア独自のものです。カリカリのフライドエシャロットを散らして仕上げ、テンペの揚げ物や味付け鶏肉、クルプックなどと一緒にいただきます。
食卓に合わせるなら
パスタ・アル・リモーネ(レモンクリームパスタ)
パスタ・アル・リモーネは、レモンの皮と果汁、バター、生クリーム、パルメザンチーズだけでソースを仕上げる南イタリアのパスタです。レモンの皮に含まれるシトラスオイルが温かいバターに溶け込んでソース全体に香りを行き渡らせ、茹で汁をひしゃく一杯加えることで乳化が起こり、ソースが麺の表面にすっきりと絡みつきます。リングイネをアルデンテに茹でてソースに和えると、レモンの爽やかな香りとチーズの深い旨味が一体となり、シンプルながら完成度の高い味わいになります。材料がシンプルなため、それぞれの素材の品質が最終的な味を左右します。弱火でゆっくりとソースを作ることで生クリームが分離せず、なめらかに仕上がります。全体の調理時間は約20分と短く、平日の夜でも無理なく作れるパスタです。
オチャヅケ(お茶漬け)
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アヤムプニェッ(ジャワ風つぶし揚げ鶏サンバル添え)
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