カンジャンケジャン
しょうゆだれはカニに火を通さないため、使うカニは生食用として流通しているワタリガニに限ります。りんごや生姜、にんにく、長ねぎを煮出したたれは中心まで4度以下に冷やしてから注ぎ、温かいままかけると身の質感が変わってしまいます。
しょうゆだれはカニに火を通さないため、使うカニは生食用として流通しているワタリガニに限ります。りんごや生姜、にんにく、長ねぎを煮出したたれは中心まで4度以下に冷やしてから注ぎ、温かいままかけると身の質感が変わってしまいます。
ワタリガニを水から12分煮出したスープを使うので、殻と身から出た甘みが粥全体の土台になります。取り出したカニは少し冷ましてから脚と胴の身までほぐしておくと、粥の中でカニの身がたっぷり味わえます。
薄くまぶした小麦粉がワタリガニの身の水分を閉じ込め、殻に醤油だれを留めます。手で持って食べていると、甘じょっぱいたれが指に絡んできます。カニは生きたものを買ってすぐにさばくと身に弾力が残り、冷凍品は解凍の間に水分が抜けて食感が落ちます。
半分に割ったワタリガニを焼くと、甲羅の中のカニみそがとろりと固まり、身につけて食べるたれになります。そのため割るときは、みそが流れ出ないように気をつけます。残ったみそとたれをご飯にのせて混ぜれば、ほかのおかずがなくても一食になります。
春と秋が旬のワタリガニを半分に切り、大根の汁にテンジャン少しと粉唐辛子を溶いて煮ます。殻はすぐ赤くなりますが、身に火が通るのはそれより後です。はさみを包丁の背で割っておくと、食卓で身を取り出しやすくなります。
ワタリガニは身をほぐさず、殻ごと半分に切って粉と卵の衣をつけて焼くため、食べるときも殻を持って身を外します。焼く前に、身と殻のすき間におろし生姜をすり込んでしばらく置き、生臭さを抑えて厚い身の内側まで下味を届けます。
忠清南道泰安の郷土料理で、ワタリガニとムグンジ(古漬けキムチ)を一つの鍋で煮て、アミの塩辛で味をつけます。汁の味は熟成したキムチから出るため、キムチはよく漬かったムグンジを使います。カニは甲羅を外し、脚の先を切って胴を半分に割ってから入れます。
丸ごと蒸したワタリガニは、ゆでたものより甘い汁が殻の中に残り、身をほぐすと塩気のある汁が一緒についてきます。春と秋の旬のカニは卵とみそが詰まっていて、身以外にも食べるところが多くなります。醤油に酢を合わせた酢醤油の酸味が、カニの甘みをくっきり引き立てます。脚の関節ごとに手で殻を割り、身を取り出しながら食べる料理です。
しょうゆに何日も漬けるカンジャンケジャンと違い、4等分したワタリガニを濃いヤンニョムで和え、冷蔵庫で半日置けば食べられます。たれでカニに火が通るわけではないため、生食用のカニを使い、下処理から熟成まで4度以下を保ちます。
ケチャップ、チリソース、砂糖が土台で、辛さより甘酸っぱさが先に立ちます。ソースのとろみは二段階で、まず水溶き片栗粉を少しずつ加え、最後に溶き卵を鍋肌から流してやわらかな筋を作ります。パンかご飯を添えて出します。
ワタリガニが殻ごと入って赤く煮えるうちに大根の汁へカニの味が移り、青陽唐辛子でぴりっと仕上げた鍋を食卓の真ん中に置いて取り分けます。
丸ごとのワタリガニをたわしで洗って半分に割り、テンジャンといりこだしで煮ると、殻と身から出る磯の甘みが味噌の香ばしさに重なります。ふんどし(腹側の殻)を外して胴を割っておくと、だしが中の身まで届きます。
コチュジャンを使わずテンジャンで煮るため、辛さより香ばしさが先に来て、粉唐辛子と青唐辛子は後ろで辛みを添える程度です。
ワタリガニ、アサリ、イカ、エビをひとつの鍋に入れ、食卓で弱火にかけたまま煮続けます。魚介は煮えたそばから取って食べ、豆腐とズッキーニは赤いスープがよくしみてからすくいます。
春が旬のワタリガニは身がぎっしり詰まり、甘みが強くなります。半分に割って殻ごと入れ、粉唐辛子と青唐辛子で辛く煮込みますが、生きている状態に近いカニほどその甘みがよく残ります。
ワタリガニを先に煮てカニの甘いだしを出し、アサリとエビはそのあとに入れます。赤いスープですが、テンジャンをひとさじ溶いてあるので、辛いだけでなく香ばしい下味があります。
汁の味を決めるのは、甲羅に詰まったカニミソです。そのため胴より先に甲羅を大根と煮て、ミソを汁に溶かしておきます。卓上コンロにかけたまま、煮詰まったら水を少しずつ足して最後まで食べます。