
スンム・テンジャングク(かぶのテンジャンスープ)
米のとぎ汁にテンジャンを溶かして煮るスープにかぶを入れて作る家庭料理のテンジャンスープです。米のとぎ汁をだしの代わりに使うとスープにやわらかなでんぷん質が回り、テンジャンの塩味がまろやかに包まれます。かぶは火が通ると大根より繊細な甘みとわずかにこしょうのようなピリッとした風味をスープに放ちます。かぶの皮のすぐ下の紫色がスープにほんのり染み出して、一般的なテンジャンスープより色合いがほのかに上品です。豆腐を一緒に入れるとやわらかな食感がかぶとよく合い、長ねぎを小口切りにしてのせると香りが仕上がりを整えます。かぶが旬の秋から初冬にかけて特においしく、材料がシンプルな分、テンジャンの品質がスープの味を左右します。
分量調整
作り方
- 1
かぶは皮を薄く剥き、ひと口大に切ります。
- 2
鍋に水、煮干し、昆布を入れて10分煮た後、具材を取り除きます。
- 3
テンジャンを漉してだしに溶かし、かぶを加えて中火で12分煮ます。
- 4
豆腐をさいの目に切って加え、にんにくのみじん切りを入れてさらに6分煮ます。
- 5
長ねぎと青唐辛子を加え、2分煮て香りを立たせます。
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コツ
栄養情報(1人前)
その他のレシピ

シグムチ・テンジャングク(ほうれん草のテンジャンスープ)
ほうれん草をテンジャンスープに入れて煮ると、やわらかな草の香りとコクのある味噌の香りが重なり合って穏やかな味わいが生まれる家庭料理のスープです。煮干しと昆布のだしにテンジャンを溶かし、ほうれん草を加えると葉がすぐにしんなりして、スープに淡い緑色とかすかな苦味をもたらします。この苦味がテンジャンのうま味と出会うことで、むしろ奥深い風味の一翼を担います。豆腐を一緒に入れるとたんぱく質が補強されスープにボディ感が生まれ、にんにくと長ねぎが香りを整えます。ほうれん草は長く煮ると色がくすみ食感も崩れるため、テンジャンスープが十分に煮えた後に手短に加えてすぐ火を止めるのがポイントです。一年を通してどの季節でも気軽に作れる、テンジャンスープの最も基本的なバリエーションのひとつです。

白菜テンジャンクク(白菜入り韓国みそスープ)
白菜テンジャンククは、煮干し出汁にテンジャンを溶かし白菜を入れて煮る韓国の基本的なスープ料理です。煮干しと昆布で取った出汁にテンジャンをザルで漉して溶かすと、スープが澄みながらも香ばしい味わいになります。白菜は茎を先に入れて5分間煮て甘みを引き出した後、葉の部分と豆腐を追加します。コチュジャンを少量加えるとスープにほのかな辛みと赤みが加わり、味に奥行きが出ます。青唐辛子と長ネギは最後の2分に入れて香りを活かしつつ、柔らかくなりすぎないようにします。

テンジャンチゲ(韓国味噌チゲ)
韓国の家庭料理を代表するテンジャンチゲです。テンジャン大さじ3を溶かし、じゃがいも、豆腐、エホバク、玉ねぎを入れてグツグツ煮込みます。にんにくのツンとした香りと青陽唐辛子の辛味がコクのあるテンジャンスープと調和し、各食材がテンジャンスープを含んで深い旨味を出します。どんなおかずとも合う、食卓に欠かせない基本のチゲです。

春キャベツのテンジャンクク(春キャベツの旬の甘みスープ)
春キャベツの自然な甘みとテンジャンの香ばしい旨味が調和する旬のスープです。米のとぎ汁をベースに使うことでスープにほのかなでんぷん質のとろみが加わり、春キャベツの茎を先に入れて食感を活かした後、葉は後から追加して甘みが逃げないようにします。豆腐と唐辛子粉、長ネギが一緒に入り、深みと彩りを兼ね備えた家庭料理スープです。

ネンイクク(ナズナのテンジャンスープ)
ネンイクク(ナズナのテンジャンスープ)は、煮干し出汁にテンジャン(韓国味噌)を溶き、春のナズナを加えて煮込む韓国を代表する春のスープです。煮干しと昆布で取った出汁にテンジャンをザルで漉して溶くと、澄んだ旨味の上に発酵した香ばしさが敷かれます。豆腐をさいの目切りにして加えた後、ナズナは最後の2〜3分に入れて香りを活かすのが要です。ナズナの根から立ち上る土の香りと葉から広がるほろ苦い風味がテンジャンのスープと出会うと、春の野山の気配がそのまま詰まった一杯が完成します。薄口醤油と塩で軽く仕上げます。

ヨルムテンジャンチゲ(若大根葉と豆腐の夏味噌チゲ)
やわらかいヨルム(若大根の葉)とズッキーニ、豆腐をテンジャンで煮込んだ夏のチゲです。ヨルムのみずみずしい味わいとほのかな苦味が濃厚なテンジャンのスープに溶け込み、さっぱりとしながらも香ばしい味わいです。玉ねぎが自然な甘みを添え、粉唐辛子がほんのりとした赤みと辛さを加えます。煮干し昆布出汁を使ったすっきりとした後味が特徴で、夏の麦ごはんと一緒に食べるとよく合います。