かんこ焼き(かぼちゃ入り)
神奈川県津久井のかんこ焼きは、小豆や切り干し大根、きのこ、漬物を包むこともありますが、ここでは皮ごとつぶしたかぼちゃを詰めます。油をひかないフライパンでところどころ焼き色をつけてから蒸すので、焼き目の残ったふっくらした姿に仕上がります。
神奈川県津久井のかんこ焼きは、小豆や切り干し大根、きのこ、漬物を包むこともありますが、ここでは皮ごとつぶしたかぼちゃを詰めます。油をひかないフライパンでところどころ焼き色をつけてから蒸すので、焼き目の残ったふっくらした姿に仕上がります。
かぼちゃの一部が粥に溶けるので、でんぷんを足さなくてもとろみがつき、ほんのり甘くなります。えびといかが入るぶん、おやつのようなかぼちゃ粥よりも食事に近い一杯です。
生のかぼちゃを薄い三日月形に切って揚げると、衣が濃く色づく前に中までほくほくに火が通ります。小麦粉と片栗粉を同量合わせて氷水で溶いた衣なので、薄く仕上がります。温かいうちに酢醤油につけて食べます。
皮ごと蒸したかぼちゃの果肉をなめらかに攪拌して牛乳と温めると、シナモンが香るとろりとした黄色いラテになります。ピューレが粗いと牛乳と分離して口に粒が残るため、粒が見えなくなるまでブレンダーにかけます。軽く泡立てた生クリームをのせ、温かいうちに飲みます。
かぼちゃは電子レンジで2分加熱し、半分ほど火を通してからフライパンにのせます。醤油と水あめのたれが焦げる前に、中が先に柔らかくなるようにするための順番です。皮はむきません。
そば粉の生地を手のひらで細長く転がし、どじょうのような形にして鍋に入れます。生地は溶き卵と熱湯でまとめ、耳たぶほどのやわらかさで手にべたつかない状態に仕上げます。ごぼう、にんじん、かぼちゃ、白菜、しいたけ、ちくわと一緒に煮込むぶん、すいとんより具の多い一鍋になります。
蒸したカボチャを熱いうちにつぶしてもち粉と合わせ、小さく平たい円にまとめて焼きます。砂糖が少し入るのでおかずというよりおやつに近く、中はもち粉のおかげでお餅のようにもっちりします。
梨の果汁を加えた醤油の煮汁で牛カルビをじっくり煮て、肉の繊維をやわらげ、果物のほのかな甘みを中まで含ませます。韓国の祝日や誕生日の食卓に並ぶカルビチムにカボチャを加えた形で、カボチャは縁だけが少し崩れて煮汁に自然なとろみをつけます。
山梨の幅広の麺を、かぼちゃやじゃがいも、大根、白菜と一緒に味噌の汁で直接煮込むため、汁はとろりとして冷めにくくなります。米作りが難しい山間部で米の代わりの主食として食べられ、冬によく作られます。根菜を先に、白菜としいたけを後から入れ、かたい具とやわらかい具の煮え具合をそろえます。
かぼちゃを縁が茶色くなるまでオーブンで焼くと甘みが濃くなり、ミキサーにかけたときに小麦粉なしでもソースに重みが出ます。生クリームとパルミジャーノを加えてもソースは鮮やかなオレンジ色のままで、ナツメグがかぼちゃの香りを支えます。かぼちゃは前日に焼いておいても構いません。
ゆでても粒が割れずもちっと噛めるファッロに、オーブンで縁まで焼き色をつけたかぼちゃと赤玉ねぎをのせ、秋らしい甘さを出します。ファッロはイタリアで古くから育てられてきた小麦の品種です。ほろ苦いルッコラが焼き野菜の甘さに偏らないよう引き締め、粗く砕いたアーモンドが香ばしい歯ごたえを加えます。ドレッシングはバルサミコ酢とオリーブオイルだけで、素材の味を覆いません。
米粒ではなくもち米粉でとろみをつけるため、粒のないなめらかなかぼちゃ粥になります。仕上げに加える生姜汁が、かぼちゃと砂糖の甘さのあとにぴりっとした香りを残します。
蒸してつぶしたかぼちゃを加えたシッケは、普通のシッケより色が濃い山吹色になり、飲み口にも重みが出ます。甘さの土台は麦芽がご飯を糖化して生む甘みで、かぼちゃはそこに色ととろみを足します。糖化のときに一緒に入れる薄切りの生姜が後味にかすかな辛みを残し、かぼちゃの甘さが重たくなりません。冷やしてご飯粒を少し浮かべると、飲み物とおやつの間くらいの一杯になります。
中央が盛り上がったジンギスカン鍋では、羊肉の脂と肉汁が溝を伝って、周りのもやしや玉ねぎ、かぼちゃに流れ込みます。肉には下味を付けず、すりおろしたりんごと梨、にんにく、しょうがを加えた醤油と酢のたれに付けて食べます。脂の多い肉から中央で焼き、溶けた脂を溝に回しておくと、油をひかなくても肉や野菜がくっつきません。じゃがいもとかぼちゃは火の通りが遅く、箸が通ったものから取り分けます。北海道では大正時代に羊毛のために増やした羊から羊肉を食べ始め、今は家庭でも、春の花見や夏のバーベキューのような屋外でも焼きます。
肉や魚のだしを使わない精進料理の流れをくむ石川の汁で、昆布だしに小豆のゆで汁を合わせて味噌で調えます。小豆の最初のゆで汁は渋みがあるので捨て、二度目のゆで汁だけを使います。
煮物とは違い、皮ごとオーブンで焼いたかぼちゃは、縁にカラメルのような香りが立ち、中は栗のようにほくほくになります。秋の旬のかぼちゃなら、この甘みがいちばん強く出ます。白味噌を米酢とメープルシロップでのばしたドレッシングは、塩気と甘さ、酸味が一度に来て、かぼちゃの甘みをはっきりさせます。味噌の塩気が強いときは、ドレッシングを一度にかけず、味を見ながら分けて加えます。下に敷いたルッコラのほろ苦さが、全体が甘いほうへ傾くのを抑えます。ひよこ豆とくるみが噛みごたえと食べごたえを足すため、野菜だけの主菜としても成り立ちます。
蒸したかぼちゃをなめらかにすりつぶし、もち米粉でとろみをつけるので、米粒のないつるりとしたお粥です。牛乳で甘みがまろやかになり、上には松の実を数粒のせます。
薄いくし形に切ったかぼちゃは、オーブンで先端に焼き色がつき、中までやわらかく火が通ります。7〜8mmより厚く切ると、表面が先に乾いて中が生焼けになりやすく、薄切りがむらなく焼くための要になります。ほっくりした甘みに、塩気と酸味のあるフェタチーズを崩してのせ、かぼちゃの種でカリッとした香ばしさを加えます。温かいうちにほうれん草の上へ盛ると葉が少ししんなりし、皿の上で具がばらばらになりません。ほうれん草に水気が残るとレモン汁とはちみつのドレッシングが薄まり、味がぼやけるので、葉はしっかり水を切ります。
プレーンヨーグルトにテンジャン(韓国の味噌)を溶くと、酸味のあとに香ばしい塩気が続き、マヨネーズを使わないかぼちゃサラダでもコクが出ます。焼いたかぼちゃとひよこ豆で食べごたえが出て、レタスと紫キャベツ、プチトマトがみずみずしい歯ざわりを加えます。ひまわりの種は湿気らないよう、出す直前にふります。