呉豆腐のごま醤油かけ
佐賀県有田町では、にがりではなく葛粉とゼラチンで豆乳と牛乳を固めます。プリンのようにやわらかいのに、はっきりした弾力とつやがあります。20世紀初めに長崎で中国人から葛を使う方法を習い、有田へ伝えたという由来がいくつも残っています。だし、醤油、すりごまのたれをかけ、ゆずの皮や木の芽で香りを添えます。ふだんはおかずとして食べますが、黒蜜ときな粉をかければ甘味にもなり、揚げ物やみそ汁の具にも使われます。
佐賀県有田町では、にがりではなく葛粉とゼラチンで豆乳と牛乳を固めます。プリンのようにやわらかいのに、はっきりした弾力とつやがあります。20世紀初めに長崎で中国人から葛を使う方法を習い、有田へ伝えたという由来がいくつも残っています。だし、醤油、すりごまのたれをかけ、ゆずの皮や木の芽で香りを添えます。ふだんはおかずとして食べますが、黒蜜ときな粉をかければ甘味にもなり、揚げ物やみそ汁の具にも使われます。
縁を巻き上げて舟形にしたパンにチーズを詰めて焼き、真ん中に卵とバターをのせてもう一度焼きます。チーズはジョージアのイメルリやスルグニの代わりに、モッツァレラ、リコッタ、フェタを合わせています。食べるときは縁のパンを少しずつちぎり、真ん中のチーズと卵を混ぜてつけます。
缶詰のコーンの粒を牛乳と生クリームのソースがゆるくまとめ、粒がスプーンに乗るくらいの濃度にします。小麦粉を増やす代わりに一部のコーンをつぶして戻してとろみをつけ、冷めると固くなるため、まだ流れるうちに火を止めます。
バター、牛乳、チェダーチーズが入り、お粥というよりポテトスープに近い味です。細かく刻んだじゃがいものでんぷんでとろみがつき、チーズに塩気があるので、塩は最後に味を見てから加えます。
ふんわりした卵のかたまりの間に、塩気のある明太子の粒が散らばります。明太子を皮ごと切らず中身だけこそげ取って加えるのは、こうして均一に広げるためです。バターは半分を玉ねぎを炒めるときに、残り半分は火から下ろしてから溶かし入れます。
ウインナーをホットケーキミックスの生地とパン粉で包んで揚げると、一口サイズの小さなホットドッグになります。ソーセージを30秒ゆでて表面の脂を落とすと、生地が滑らずに付きます。
冷蔵庫で一晩置くと、カスタードの水分を吸ったバニラウエハースがしっとりしたスポンジケーキのような食感に変わります。アメリカ南部の重ねるデザートで、オーブンは使わず鍋ひとつでカスタードを炊きます。バナナは十分に熟したものが合い、未熟だと甘いカスタードの中で渋みが浮きます。
茹で栗を牛乳と水でもう一度やわらかく煮てからなめらかに攪拌すると、栗のほっくりした味がそのまま残る温かい飲み物になります。薄い渋皮まで取らないと渋みが残ります。メープルシロップを加えて温め直し、シナモンとバニラは最後に入れ、栗の粒が沈まないうちに泡を立ててカップに分けます。
バターと小麦粉のルーを牛乳とチキンストックでのばしてブロッコリーを煮たら、火をいちばん弱くしてチェダーを少しずつ溶かします。そのまま盛ればブロッコリーの房が残り、半分だけ攪拌するとクリームの中に小さな粒が残ります。中をくり抜いたパンに盛ることもあります。
石臼挽きの白いコーンミールと牛乳だけの薄い生地を焼くと、縁がレース状に透けて香ばしく色づきます。ロードアイランドの製粉所が公開したニューポート式の配合で、小麦粉も卵もベーキングパウダーも入らず、ふくらむパンケーキやオーブンで焼くコーンブレッドとは別物です。ゆるい生地の中でコーンミールが沈むため、すくうたびに混ぜ直すと一枚ごとの濃さがそろいます。
オーブンで丸ごと焼いたなすの果肉をベシャメルに混ぜたなめらかなピュレに、トマトとトルコの赤唐辛子ペーストで煮込んだ羊肉をのせます。直火で焦がさないため燻した香りよりクリーミーな舌ざわりが前に出て、熟成チェダーとナツメグがピュレにこくを加えます。
生クリームと牛乳のソースに柚子茶の酸味と明太子の塩気を重ね、重くなりがちなクリームうどんを軽やかにまとめます。明太子は3分の2を火を止めたソースでほぐし、残りは仕上げにのせると、なめらかさと粒の食感が両方残ります。冷凍うどんはさっと湯通しし、水気を切ってからソースに入れます。
トマトピューレに牛乳を加えて80分煮込むと、酸味が丸くなり、口当たりのやわらかいラグーに仕上がります。味の深さはその前に決まり、ひき肉を強火で鍋底に少し張り付くまで焼き付け、その焦げを赤ワインでこそげてソースに溶かします。
塩抜きしたタラを牛乳でやさしく煮て水分を含ませ、半分まで火を通したじゃがいもと生クリームを合わせて、オーブンで表面がこんがりするまで焼きます。じゃがいもに完全に火を通してから入れるとオーブンで形が崩れるため、揚げるかフライパンで半分だけ加熱しておきます。塩ダラの塩気は製品ごとに違い、前日から水を替えながら戻し、味付けは焼く直前に決めます。焼き上がって少し置くとクリームが落ち着き、層がきれいに分かれます。
ちぎるたびに薄い層がはらはらとはがれるのは、台の表面が透けるほど生地をのばし、バターを塗って四角く折りたたんでから焼く、マレーシアの平焼きパンだからです。焼き上がって熱いうちに縁から軽くたたいて層をほぐすと、重なった生地がくっついたまま固まりません。
牛乳、卵、バター入りのふんわりした生地で餡をたっぷり包んで焼きます。1874年に東京銀座の木村屋が、西洋のパンと和菓子の餡を組み合わせて生み出したのが始まりとされます。綿のように裂ける生地の中に餡が詰まり、この配合では上に黒ごまを散らします。
薄焼き卵を何度も巻き重ねるので層の間がふんわりし、切り口には細かく刻んだにんじんと長ネギの色が散った同心円の層が現れます。牛乳を加えておくと、お弁当に入れて冷めても固くなりません。フライパンが熱すぎると表面が茶色くなり、ぬるいと層同士がくっつかない点が分かれ目です。
蒸したかぼちゃをなめらかにすりつぶし、もち米粉でとろみをつけるので、米粒のないつるりとしたお粥です。牛乳で甘みがまろやかになり、上には松の実を数粒のせます。
生地には強力粉よりも多いもち米粉を使い、小麦粉だけのねじりドーナツより中がもちっと伸びます。揚げたてをシナモンシュガーに転がすと余熱で砂糖が少し溶け、ねじれに沿って薄く張り付きます。
牛乳、卵、バターを加えたイースト生地を揚げると、外側は薄くかりっと、中はふわふわに仕上がります。こねた生地が少しべたつく程度なら粉を足さないほうが、中身が重くなりません。
市販の韓国バナナ牛乳のような鮮やかな黄色にはならず、香料も着色料も使わないので淡い黄色に仕上がります。甘さはほぼバナナの熟し具合で決まり、黒い斑点が少し出たものが向いています。氷と一緒に回すとスムージーのように濃く、氷なしなら瓶入りの市販品のようなさらっとした口当たりです。
アメリカ南部で家庭ごとに作られる、鶏のシチューにふわふわの生地を浮かべた料理です。すいとんのように汁に生地を落としますが、スプーンですくった生地がふたの中の蒸気でふくらみ、パンのように軽く仕上がります。鶏もも肉は繊維に沿って裂くので、ひとさじに鶏とダンプリングが一緒にのります。
イーストを使わない平たいパン、マッツォを水でさっとぬらして割り、バターを溶かしたフライパンで卵と一緒に火を通します。厚いパンに卵液をしみ込ませるフレンチトーストとは違い、マッツォの小片のあいだにやわらかい卵がからむ形で、この作り方では砂糖もシロップも使わず塩味に仕上げます。塩気の強いスナッククラッカーではなくプレーンなマッツォを使い、折れるくらいにしなって、水の中で崩れない程度にだけ浸します。
黒大豆(ソリテ)をすりつぶすとスープはグレーがかった色になり、黄大豆の豆乳スープより香ばしさが濃く、後味はすっきりしています。ゆでた豆は完全に冷ましてから撹拌すると、香ばしい香りが飛びません。冷水に牛乳を加えて撹拌するので口当たりがまろやかになり、味付けは塩だけです。細かいざるで押しながらこすと皮の粒が除かれて飲むようになめらかになり、食べる1時間前に冷蔵しておくと味が濃くなります。そうめんをカップに分けてきゅうりとミニトマト、氷をのせ、韓国の夏の麺料理コングクスを一人分ずつ楽しむ形にしています。