ピーカンパイ
ピーカンはパイ生地の底に広げますが、焼くうちに浮き上がって表面をびっしり覆います。その下はブラウンシュガーと水飴がまとまったねっとりした層で甘みが強く、取り出すときに中央が少し揺れていても、冷めるうちに切れる固さになります。
ピーカンはパイ生地の底に広げますが、焼くうちに浮き上がって表面をびっしり覆います。その下はブラウンシュガーと水飴がまとまったねっとりした層で甘みが強く、取り出すときに中央が少し揺れていても、冷めるうちに切れる固さになります。
刻んだ干し柿がバター生地のあちこちに入り、噛むたびにねっとりした果肉に当たります。スパイスはシナモンだけです。干し柿が十分に甘いので、砂糖は控えめです。焼いた当日より、ラップで包んでひと晩置いた翌日のほうがしっとりします。
型の底にブラウンシュガーとパイナップルの輪切りを敷き、生地を流して焼いてからひっくり返すと、底だった果物の層が上面になります。輪切りの間のすき間が大きいと、溶けたバターと砂糖が一か所にたまるため、詰めて並べます。
具はマッシュしたじゃがいもと、よく混ぜながら45分ほどかけて濃い金色に炒めた玉ねぎです。包む生地はバターを折り込むパイ生地ではなく、油と卵、酢を少し入れた薄い生地です。表面が冷めたようでも具は長く熱いので、焼き上がりから10分置いてから出します。
イギリスのこのプディングは、牛乳でふやかしたパン粉を卵黄で固めた下の層の上に、ラズベリージャムと焼き色をつけたメレンゲが順に重なります。オーブンには二度入れ、一度目は縁が固まって中央がわずかに揺れる程度で止めます。
揚げずにドーナツ型で焼き、ふんわりしたケーキのような生地に仕上げます。冷たいあんこを生地の真ん中に置いて残りの生地ですっかり覆うため、かじって初めてあんこが見えます。
アーモンドのコックで、あんこにバターと牛乳大さじ1を混ぜたクリームを挟みます。詰めたマカロンを冷蔵庫で1日置くと、コックがクリームの水分を吸ってしっとりするので、翌日に冷たいまま出します。湿気の多い日は、絞った生地の乾燥時間を10分延ばします。
イーストもバターの折り込みも使わず、小麦粉にクリームチーズとバターを混ぜて冷やし休ませた生地で作る三日月形の焼き菓子です。アプリコットジャムと刻んだくるみ、シナモンシュガーを広げ、円形の生地を12等分して巻きます。全部で24個できます。のばす途中で縁が割れるほど硬いときは、少し置いてからのばし直します。
ダークチョコレートとバターをたっぷり使うウィーンのチョコレートケーキを横半分に切ってアプリコットジャムを塗り、生クリームで溶かしたチョコレートのグラサージュで全体を覆います。グラサージュは分けずに一度で流すと、表面が鏡のようになめらかになります。固まったら熱湯で温めた包丁で切り、濃い生地の間にジャムの線が一本見えるようにします。
砂糖40gを溶かして生クリームでのばしたキャラメルと、こしたテンジャン(韓国の発酵大豆みそ)大さじ1を、ブラウンシュガーのバター生地に混ぜます。テンジャンは生地全体の1から2%ほどで、みその味は前に出ず、甘さのあとに塩気のある発酵の香りが少し残ります。焼き上がってすぐ中央を軽く押さえると、よりもっちりします。
カルダモンが香るイースト生地のパンの上部を切ってふたにし、くりぬいた中身をアーモンドペーストと混ぜて詰め直し、生クリームを高く絞るスウェーデンのパンです。濃厚なアーモンドフィリングと軽い生クリームが一口で重なり、ふたに粉糖をふると雪をかぶったような見た目になります。組み立てたら置かずにすぐ出します。
小麦粉と水だけの硬い生地を薄くのばし、バターを塗ってきつく巻いて層を作り、切り口を貝の形に開いて、リコッタに砂糖、シナモン、オレンジの皮を混ぜたフィリングを詰める、ナポリの焼き菓子です。焼くとバターの層が離れて、外側がガラスのようにパリッと砕けます。巻いた生地は包丁を垂直に一度で下ろして切ると、断面の層がつぶれません。
バターは冷たいまま粉糖と手短に混ぜ、溶けてつやが出る前に薄力粉と米粉30gを加えます。一度押してまとめたら、それ以上こねません。焼きたては崩れやすいので、天板の上で完全に冷めるまで動かしません。
スニッカードゥードルのほのかな酸味は、ベーキングソーダと一緒に入れるクリームオブタータから来ます。丸めた生地をシナモンシュガーの中で転がしてから焼くので、ひと口目にまずシナモンが香ります。
牛乳と卵入りのやわらかいパンに、薄力粉とアーモンドプードルで作るそぼろをのせて焼き、表面がでこぼこに割れて色づきます。砂糖とバターは生地とトッピングに分けて使うので、トッピングの分を先に量っておくと混乱しません。
プレッツェルらしい濃い赤褐色の皮は、焼く前に重曹を溶かした湯にさっとくぐらせることで生まれます。湯から上げてすぐ、ぬれた表面に粗塩をふっておくと、焼いた後も落ちません。
巻いた牛乳生地の一つ一つに冷たいバターがひと切れずつ入り、表面には粗塩が散らしてあります。バターは8切れに分け、成形の直前まで冷やしておきます。焼き上がりは網で10分だけ冷まし、温かいうちに出します。
バターを塗ったフィロが何層にも重なって焼け、フォークを当てるだけでぱりぱりと崩れます。その間には塩気のあるフェタとディルが香るほうれん草の具。いちばん手間がかかるのはほうれん草の水分を飛ばすところで、フライパンの底に水がたまらなくなるまで炒めます。
米粉とアーモンドパウダーで作った生地は、ひと口でほろっと軽く崩れ、刻んだくるみがところどころで歯に当たります。焼き上がったらオーブンを切って扉を少し開け、そのまま5分置くと、よりさくっとします。完全に冷める前に切ると割れてしまいます。
刻んだデーツを熱湯と重曹に10分以上浸して液ごと生地に加えるため、イギリスのこのプディングはスポンジがしっとり甘く焼き上がります。生クリームと黒砂糖で煮たトフィーソースは出す直前に温め直してかけ、バニラアイスを添えると熱いソースと冷たいアイスの温度差が生まれます。
ドイツでクリスマスの時期に少しずつ切って食べるパンなので、焼いた日には食べず、粉砂糖を厚くまぶして密封し、1日以上置いてから切ります。ラム酒かジュースに漬けたドライフルーツとアーモンドがバターの多い生地にぎっしり入り、切るたびに断面が少しずつ違います。
日本のケーキ屋でおなじみの形のショートケーキです。卵の泡だけで膨らませたふんわりしたスポンジを3枚にし、生クリームと薄切りのいちごを挟みます。上に飾る形のよいいちごは、残りを切る前に先に選んでおきます。
ピザ生地にハムと低水分のモッツァレラを広げて長く巻いて焼くので、切ると生地と具が渦巻き状に重なった断面が出ます。トマトソースは中に入れません。チーズが溶けていても中央の生地が湿っていればまだ生焼けで、中心温度93°Cを目安にします。
型を使わず丸くのばした生地の中央にフィリングをのせ、空けておいた縁4cmをフィリングの上に折り返して焼きます。フィリングには蒸したさつまいもとクリームチーズ、はちみつ、シナモンが入ります。水分の少ないほくほくした栗系のさつまいもを使うと、底が湿りにくく、よりさくっと焼けます。