クリームオブマッシュルームスープ(きのこのポタージュ)
マッシュルームは水で洗わず、キッチンペーパーで拭いて使います。濡れたまま炒めると水分が多く出て濃い焼き色がつきにくく、その焼き色こそがスープの味のほとんどを生みます。
マッシュルームは水で洗わず、キッチンペーパーで拭いて使います。濡れたまま炒めると水分が多く出て濃い焼き色がつきにくく、その焼き色こそがスープの味のほとんどを生みます。
黒ごまペーストを生クリームに溶かすと、ソースは灰色がかった色になり、ナッツバターのような重めのコクが出ます。カリッと炒めたベーコンの塩気と燻製香が単調になりがちなクリームに変化をつけ、太い筒状のリガトーニの中までソースが入り込みます。
生のビーツをごく細いせん切りにし、加熱せずに和えると、甘くシャキシャキと歯切れのよいサラダになります。フランスのキャロットラペと同じ考え方で、オリーブオイル、レモン汁、粒マスタードの酸味が後味を引き締めます。塩をして置くのは10分と短いため、太さをそろえて切ると全体が同じようにしんなりします。塩をしたあと赤い汁を手でしっかり絞ると食感が生き、汁が残るとドレッシングが表面にからまずボウルの底へ流れます。細いせん切りは切れやすいので、下から持ち上げるようにそっと和え、マスタードの粒と油の膜を全体にまとわせます。
牛ひき肉とチェダーチーズを巻いたトルティーヤが、オーブンの中で赤いエンチラーダソースを吸ってやわらかくなり、上のチーズは溶けてふつふつと泡立ちます。トルティーヤは先に軽く温めておかないと、巻くときに破れやすくなります。
韓国の家庭のおかず、ズッキーニ炒め(ホバクポックム)をバター入りのパイ生地にのせ、縁をざっくり折り込んで焼きました。冷たいバターを豆粒大に残した生地なので折った縁は層になってサクッと崩れ、中央では炒めたズッキーニと玉ねぎの上でモッツァレラが溶けています。目玉焼きをのせてブランチにしたり、薄く切って白ワインに合わせたりします。
米は魚介のだしをお玉一杯ずつ吸わせながら煮て、途中でだし大さじ2に浸しておいたサフランを加え、黄色く染めます。えびといかは米がほぼ煮えてから入れ、縮んで硬くなる前に火を止めます。
ヒラメに柚子茶(ユジャチョン、柚子の砂糖漬け)を混ぜた醤油だれを塗って焼くので、醤油の塩気の後に柚子の爽やかな香りが来ます。切り身は薄く崩れやすいため、幅の広いフライ返しで一度に返します。柚子茶が甘い場合は醤油を少し足します。
固くなったバゲットが豆と野菜の汁を吸い、スープというよりおかゆに近いものになります。名前が「煮直す」という意味のとおり、翌日温め直すと味が深まります。
ワタリガニの身の甘さとレモンの酸味が、にんにくの香りを移したオリーブオイルにのって、油っぽさを残さずすっきりまとまります。バターとゆで汁でオイルを乳化させるため、ソースはスパゲッティの表面に薄くからみ、清酒がカニの生臭さを飛ばします。冷凍よりも生のワタリガニからほぐした身のほうが、甘みがはっきりします。
油をひかずに強火で焼いたコーンには焦げ目の香ばしさが付き、淡白なブラックビーンに甘みを添えます。ライム果汁とパクチーのドレッシングはメキシコのサルサのような爽やかさで、最後に加えるアボカドのコクが酸味を丸くします。豆はすすいだあと5分ほどざるに置きますが、残った水がライムのドレッシングをすぐに薄めてしまうからです。
ハラミは繊維を断つ向きに斜めに切ってあり、強火で短く焼いても噛み切りやすく仕上がります。ライムとクミン、スモークパプリカの香りが肉に移り、先に同じフライパンで炒めたパプリカと玉ねぎは歯ごたえを保ちます。野菜から水が出る前に、温めたトルティーヤで包んで食べます。
ゆでてつぶしたじゃがいもとえごまの粉を生地に混ぜ、表面に薄切りのにんにくとローズマリーを散らして平たく焼きます。一次発酵は時間だけでなく、生地が2倍近くにふくらみ、押した跡がゆっくり戻るかどうかで見極めます。天板の隅まで広げようとして生地が縮むときは、無理に引っ張らず5分休ませてから広げ直すと破れません。
オーブンで焼くとパプリカは甘く柔らかくなるため、牛ひき肉とご飯、トマトソースの詰め物は、それだけで食べると少し塩辛いくらいに味を付けます。モッツァレラは最後の10分にのせ、溶けて詰め物を覆うようにします。
水気をしっかり取った貝柱に粗塩をふって強火で焼き、バターを回しかけて仕上げます。柚子茶とレモン汁のソースは火を止めてから塗ります。かじると粗塩の粒が歯に当たり、その合間から柚子の香りが立ちます。
薄切りのにんにくをオリーブオイルで弱火にかけ、淡い金色で止めるかどうかで味が決まります。焦がすと苦みがスープ全体に移ります。前日のバゲットがチキンブイヨンを吸って一部崩れ、とろみの元になります。スモークパプリカは赤い色といぶした香りを加え、最後に細く流した卵はふんわりした糸状に固まります。
白ワインであさりの口が開くと、出てきた貝のだしがソースの塩気とうまみをほぼ担い、塩は最後に少し足すだけです。赤唐辛子フレークのほのかな辛みに、火を止めてから加えるニラの香りが重なり、普通のボンゴレにはない青い風味が出ます。ゆで汁を加えて強火であおると、あさりのだしとオイルがつながり、麺に艶よくからみます。
スモークパプリカをすり込んで焼いた鶏むね肉の燻した香りが、冷たくシャキッとしたロメインと温度の対比をつくります。ブラックチキンという名前ですが、このレシピではカイエンペッパーやハーブを使わず、スモークパプリカだけで色と香りをつけます。ドレッシングはアンチョビなしで、マヨネーズにレモン汁、ディジョンマスタード、にんにくを混ぜる手軽な作りで、クルトンと薄く削ったパルメザンが食感と塩気を足します。
ビーツを1mmの薄さに切ってオーブンで乾かすように焼くと、甘みにローズマリーとにんにく、塩の香りがはっきりのったチップスになります。同じ厚さでも縁や小さな切れ端は先に乾くため、焼けたものから取り出すと焦げの苦みを防げます。
弱火で40分以上炒めてジャムのようにした玉ねぎ500gを薄い生地に厚く広げ、アンチョビと黒オリーブを格子状に並べるプロヴァンスのタルトです。トマトソースとチーズは使わず、アンチョビに塩気があるので塩もほとんど足しません。
弱火で長く煮込むうちにキャベツから甘みが出て、トマトソースの酸味がやわらぎます。ロールは鍋にすき間なく詰めて並べると、煮ている間にほどけません。
タイラギの貝柱は、フライパンにのせてから4分を超えません。うっすら煙が出るまで熱したフライパンで両面を焼き、先に混ぜておいたレモンにんにくバターを塗ってすぐ皿に移します。厚いものは焼く前に半分に切って厚みをそろえます。
ホールトマト缶を汁ごと入れ、へらでつぶしながら先に炒めて水分を飛ばします。生クリームは加えてから3分だけ煮て、トマトの赤い色をくすませないようにします。
醤油、砂糖、にんにくでプルコギ風に下味をつけた牛ひき肉のミートボールを、トマトソースで煮込みます。甘じょっぱい醤油味とトマトの酸味が混ざり、照り焼きミートボールとトマトソースの中間のような味になります。先に焼き色をつけておくと、表面の香ばしさがソースに溶け出します。パン粉と卵が水分を抱え、煮込んでもぱさつきません。
ポムドンは冬から春にかけて出回る葉の開いた白菜の仲間で、甘くシャキッとした葉がイチゴの甘酸っぱさとよく合います。つなぎ役はテンジャン(韓国の味噌)のドレッシングで、オリーブオイルとレモン汁でのばすと塩気が軽くなり、果物と合わせても違和感がありません。テンジャンは銘柄によって塩気がかなり違うため、ドレッシングは一度にかけず、味を見ながら分けて加えます。ポムドンは包丁を使わず手でちぎって形を生かし、洗った水気が残るとドレッシングが薄まるのでよく切ります。イチゴは早く和えると水が出るため葉の上にのせ、クルミとごまの香ばしさが味噌と果物の間を埋めます。