チャジャンミョン(韓国式ジャージャー麺)
春醤(チュンジャン)という韓国の黒味噌を炒めて作る黒いソースを、もちもちの中華麺にかけて混ぜて食べます。ソースには角切りの豚肉、玉ねぎ、じゃがいも、ズッキーニがたっぷり入ります。じゃがいもが半分ほど透き通るまで煮る間に、野菜の甘みが塩気の強い味噌をやわらげます。
春醤(チュンジャン)という韓国の黒味噌を炒めて作る黒いソースを、もちもちの中華麺にかけて混ぜて食べます。ソースには角切りの豚肉、玉ねぎ、じゃがいも、ズッキーニがたっぷり入ります。じゃがいもが半分ほど透き通るまで煮る間に、野菜の甘みが塩気の強い味噌をやわらげます。
200度のオーブンでカリッと焼いたひよこ豆が、ケールや紫キャベツ、にんじん、きゅうりの中でクルトン代わりになります。コチュジャンにメープルシロップと米酢を合わせたたれは、辛さと甘み、酸味が一度に来て、生野菜の青臭さを感じさせません。ケールは手で1分ほどもむと硬い繊維がほぐれ、苦みも和らぎます。
弾力の強い太めの麺に、コチュジャン、酢、砂糖を合わせた甘酸っぱく辛いたれを絡めて食べます。冷水に浸したキャベツときゅうりがしゃきっとして、辛いたれの合間に口をさっぱりさせます。半分に切ったゆで卵が味をまろやかにします。1970年代に仁川の製麺工場で生まれた麺だといわれています。
弾力のある缶詰のつぶ貝に、きゅうり、玉ねぎ、長ねぎを合わせ、コチュジャンと粉唐辛子に酢と砂糖を加えた辛く甘酸っぱいたれで和えます。韓国では酒のつまみの定番です。玉ねぎは冷水に5分さらすと辛みが抜け、たれになじみます。缶の汁をざるでしっかり切らないと、たれが薄まって貝に絡みません。和えてから時間がたつと塩気で野菜から水が出てシャキシャキ感が消えるため、すぐに出します。そうめんの上にのせれば、麺がたれを吸ってコルベンイソミョンになります。
よく熟したキムチの汁を水でのばし、砂糖と酢で甘酸っぱく整えた冷たいスープに、そうめんを浸します。スープの味はほぼキムチで決まり、漬かりの浅いキムチでは酸味もこくも足りません。刻んだキムチときゅうりの細切りをのせると歯ざわりが加わり、暑い日に火を長く使わずに作れます。
グレープフルーツの果肉と柚子茶のドレッシングで、みずみずしい酸味と花のような香りの二種類の柑橘が重なります。細切りの紫蘇がエビの生臭さを抑え、きゅうりと赤カブはぱりっとかみ切れます。冷たいまま出すと、それぞれの香りと食感がいちばんはっきりします。
ゆでた大豆をごまと一緒に細かく攪拌し、市販の豆乳よりずっと濃くてとろりとした冷たいスープを作ります。これをよく冷やして、そうめんにかけて食べます。大豆を洗うときに浮いてくる皮を取り除くと、苦みが残りにくくなります。攪拌したスープを一度こすと粗い粒が抜け、口当たりがぐっとなめらかになります。塩だけで食べる人も砂糖を少し加える人もいるので、どちらも少しずつ足して調えます。冷蔵庫で最低1時間は冷やすので早めに作り、そうめんは冷水でもみ洗いしてから氷水に軽くくぐらせて弾力を出します。
トマトときゅうりを細かく刻まず大ぶりに切ると、ひと口ごとにトマトの果汁ときゅうりのシャキッとした歯切れが楽しめます。パプリカの甘み、オリーブとフェタの塩気がそこに重なり、オイルと赤ワインビネガーは表面につやが出る程度にとどめます。赤玉ねぎは薄切りにすると、辛みがトマトやオリーブ、フェタを覆いません。フェタを崩さず塊のままのせるのがギリシャの伝統的なやり方で、食べながら少しずつ崩して皿のオリーブオイルと混ぜると、それがドレッシング代わりになります。乱暴に混ぜてトマトがつぶれると、皿の底に水がたまって味がぼやけます。
きゅうり、紫キャベツ、にんじんの細切りが麺より多く入った、サラダ寄りの冷たいそば麺です。ドレッシングはコチュジャンを酢としょうゆで溶いてごま油で香りをつけてあり、辛さと酸味が同時に来ます。ゆでた麺を冷水でもみ洗いしてでんぷんを落とすと、麺同士がくっつかず、ドレッシングも器の底にたまりません。和えると麺がすぐ柔らかくなるため、混ぜるのは食べる直前で、冷蔵庫で冷やすのも5分だけにとどめます。暑い日の軽い食事にちょうどよい一皿です。
縦に切ったエリンギを油なしのフライパンで焼くと、表面は香ばしく色づき、中はむっちりとした弾力を保ちます。えごま油にレモン汁を合わせたたれは、えごま油のコクに軽い酸味が乗り、焼いたきのこのうま味を支えます。細切りのエゴマの葉は和えると香りがすぐ弱まるため、作ったら手早く食卓へ運びます。
醤油と酢を同量で合わせた江原道風のたれに唐辛子粉の辛さが加わり、甘酸っぱく辛い冷たい和え麺に仕上がります。細かく刻んだキムチが麺に絡み、発酵の酸味とシャキシャキした食感を全体に行き渡らせます。蕎麦粉の麺はグルテンが少なく、茹ですぎても、和えるときに押さえつけても切れやすくなります。茹でた麺は冷水で何度かすすいで表面のでんぷんを落とし、麺同士がくっつかないようにします。すすいだ麺に残った水はたれを薄めるため、冷やしたあとの水切りで仕上がりが決まります。酢は酸味が足りないときだけ、食べながら少しずつ足します。
皮をパリッと焼いた温かいサバを大きくほぐし、冷たいロメインとエゴマの葉の上にのせます。ドレッシングは醤油にゆず清とごま油を合わせたもので、ゆずの甘酸っぱさが脂ののった魚によく合います。
こんがり焼いたサバの身と炒めた熟成キムチ(ムグンジ)をピリ辛のビビン麺に混ぜ込み、魚の脂とキムチの酸味を一緒に味わいます。サバは塩をふって出てきた水分を拭き取ることで、生臭さを抑えます。
練りからしのツンとした辛みが鼻に抜け、続いて酢の酸味が広がって口の中をすっきりさせます。くらげは繊維に沿って細く切り、きゅうりとパプリカのせん切りと太さをそろえます。ぬるくなるとコリコリした食感が失われるため、冷蔵庫でしっかり冷やしてすぐに食べます。中華料理店の前菜としておなじみですが、塩抜きと加熱を済ませた冷菜用の製品を使えば家庭でも手軽です。
冷凍庫で薄く氷が張るまで冷やしたトンチミ(大根の水キムチ)のスープに、蕎麦粉の冷麺を沈めます。シャリッとした冷たさが最初の一口から伝わり、スープの温度がそのまま味の要になります。きゅうりと大根の甘酢漬けが歯ごたえを、ゆで卵がまろやかさを足します。酢と辛子、砂糖は少しずつ溶かし、酸味と辛みを自分で整えて食べます。
水で戻したわかめのやわらかさと、塩でもんだきゅうりの歯ざわりが、醤油と米酢、砂糖、ごま油の甘酸っぱいたれの中で冷たくなじみます。水戻しだけで食べられる無調味の乾燥カットわかめを使うため、ゆでる工程はありません。塩蔵わかめや味付きの海藻サラダでは、食感も塩加減も別物になります。
ミョンイ(行者にんにく)の醤油漬けを刻んで入れ、その漬け汁でコチュジャンをのばしたたれを、冷水で締めたうどんに和えます。辛いたれの中から行者にんにくらしい香りが立ち、上にはきゅうりのせん切りとツナをのせます。
トマト、きゅうり、赤玉ねぎを0.5cm以下に細かく刻み、ひとさじに果汁とシャキシャキ感、辛みが均等に入るようにします。味付けはレモン汁とオリーブオイル、塩だけなので、トマトの熟し具合がほぼ味を決めます。
コチュジャンを使わずにエゴマ油と醤油、酢、アルロースだけで和えた蕎麦は、エゴマ油の香ばしさと素朴な風味がそのまま前に出ます。たれが簡素なぶん、器の底に水がたまるとすぐ味がぼやけます。
クミンの土っぽく温かい香りとチャートマサラの塩気のある酸味がライムの上に重なり、きゅうりとトマトだけでもインドらしい味になります。種の多い部分を少し取り除くと水分が出にくく、ライムのたれが薄まりません。赤玉ねぎは細かく刻んで冷水に3分さらすと鋭い辛みが抜け、絞らずにざるで水気だけを切ります。パクチーは葉とやわらかい茎を一緒に刻み、香りをしっかり立たせます。和えてすぐより15分ほど置いてから出すと、野菜同士の味がなじみます。
とろみは水溶き片栗粉ではなく、豚ひき肉と甜麺醤を煮詰めて出し、ソースはどろりと麺の上にとどまります。甜麺醤にテンジャンを少し加えるため、甘さよりも塩気と発酵の香りが前に出ます。ひき肉から脂がにじみ出てから味噌を加え、鍋底をこそげながら炒めることで生っぽい味が抜け、つやが出ます。
マヨネーズに米酢とレモン汁を合わせたドレッシングは、クリーミーに絡みながらも後味が重くなりません。カニカマを繊維に沿って細く裂き、きゅうりとにんじんのせん切りと混ぜると一本ずつにたれが均一に絡み、火を使わないため手早く仕上がります。
黒大豆(ソリテ)をすりつぶすとスープはグレーがかった色になり、黄大豆の豆乳スープより香ばしさが濃く、後味はすっきりしています。ゆでた豆は完全に冷ましてから撹拌すると、香ばしい香りが飛びません。冷水に牛乳を加えて撹拌するので口当たりがまろやかになり、味付けは塩だけです。細かいざるで押しながらこすと皮の粒が除かれて飲むようになめらかになり、食べる1時間前に冷蔵しておくと味が濃くなります。そうめんをカップに分けてきゅうりとミニトマト、氷をのせ、韓国の夏の麺料理コングクスを一人分ずつ楽しむ形にしています。
から煎りして水分を飛ばしたおからに、酢で締めたいわし、塩もみのきゅうりとにんじん、甘く煮た油揚げを混ぜ、落花生と味噌の衣でまとめます。千葉県の房総の浜で受け継がれてきた郷土の味で、手でぎゅっと握って小さな俵形に仕立てます。市販のおからをそのまま入れると水分が多く、和え物がべたつきます。塩もみした野菜と酢で洗ったいわしも水気をしっかり取らないと、握った形が崩れます。香ばしいおから、いわしの塩気、甘酢味噌、ゆずの香りが一口にそろいます。