クコの実茶(大棗と生姜の韓国漢方フルーツ茶)
クコの実は長く煮ると色は濃くなりますが、味が苦くなります。そこで大棗と生姜を先に15分煮て、クコの実は最後の5分だけ、実がふっくらして赤みが出るまで加えます。
韓国料理1880品。24/79ページで材料や調理時間を比べられます。 クコの実茶(大棗と生姜の韓国漢方フルーツ茶), テジガルビ(豚カルビ), チョングッチャンクク(韓国速醸発酵大豆の濃厚スープ).
クコの実は長く煮ると色は濃くなりますが、味が苦くなります。そこで大棗と生姜を先に15分煮て、クコの実は最後の5分だけ、実がふっくらして赤みが出るまで加えます。
梨と玉ねぎ、にんにくをミキサーでなめらかにしてたれのベースにし、カルビを一晩まで漬けます。焼きながら塗るたれは生肉が浸かっていたものなので、小鍋で一度煮立ててから使います。葉野菜で包むか、ご飯と一緒に食べます。
チョングッチャンはテンジャンよりずっと発酵の匂いが強く、だしに溶いたとたん、香ばしく重たい匂いが汁全体を覆います。煮えたらすぐに盛らず、ふたをして少し置くと、その匂いがだいぶやわらぎます。
刻んだ白菜キムチとすりおろしたじゃがいもがひとつの生地に入り、発酵の酸味とじゃがいもの穏やかな甘みが一枚の中で別々に感じられます。キムチの汁がついた縁は中強火のフライパンで濃く焦げ、香ばしくなります。
肉と豆腐、野菜を混ぜて焼いた韓国の丸いジョン、トングランテンからうまみが出るので、だしは取らずに水で煮始めます。冷凍品でもかまいませんが、中心まで熱くなるよう重ならないように並べ、汁に沈めます。
ほろ苦く、少し松やにのような香りを持つツルニンジン(トドク)は、醤油と水あめのタレがしみるにつれて香りが穏やかになり、中は締まったかみごたえが保たれます。すりこぎで軽くたたいて繊維をほぐしてから手で裂き、粗い断面にタレを艶よくからめます。
人参そのものの甘みが醤油の塩気と酢の酸味にぶつかり、ひと口で三つの味がはっきり分かれて感じられます。棒状の厚さを0.5cmにそろえるのは、漬かる速さを均一にして、どの一本も同じ歯ごたえにするためです。玉ねぎ、丸ごとのにんにく、青陽唐辛子が漬け液に香りを足します。冷蔵して24時間後から食べられ、脂の多い肉料理の口直しになります。
つるりとしたどんぐり寒天と細いそうめんが、甘酸っぱいトンチミの冷たい汁の中で違う弾力を見せます。トンチミの汁は最低1時間冷やしておくと、甘酸っぱさがはっきりします。寒天は冷やして硬さを保ってから切ると、細切りでも形が崩れにくくなります。ゆでたそうめんは冷水で手でもみ洗いすると、ぬめりが抜けて弾力が出ます。キムチが辛みを、きゅうりがシャキッとした食感を加え、ごま油は麺がくっつかない程度に抑えて汁のすっきりした酸味を残します。暑い夏、食欲が落ちた日の冷たい一杯です。
りんごとキウイのシャキッとした食感、バナナのやわらかさ、いちごとブルーベリーの甘酸っぱい果汁が、ヨーグルトのドレッシングの中でひとさじにまとまります。果物を同じくらいの大きさに切りそろえると、どこを食べても口当たりが均一です。レモン汁は酸味を足すだけでなく、りんごの変色も遅らせます。バナナはいちばん崩れやすいので、ほかの果物を和え終えてから最後に加えます。冷蔵庫で10分置くと果汁がヨーグルトになじみ、ドレッシングがなめらかにゆるみます。
牛乳と卵入りのやわらかいパンに、薄力粉とアーモンドプードルで作るそぼろをのせて焼き、表面がでこぼこに割れて色づきます。砂糖とバターは生地とトッピングに分けて使うので、トッピングの分を先に量っておくと混乱しません。
同じ鍋で煮ても、豆腐はスプーンで崩れるほど柔らかく、エビはぷりっと丸まります。煮汁を煮詰め切らずに少し残しておくのは、ご飯にかける分です。
コチュジャンと唐辛子粉で炒めた鶏もも肉、キャベツ、玉ねぎに冷やごはんを加え、タッカルビの味をチャーハンにします。炒め終えたらご飯を鍋底に30秒押し付けて焼き、モッツァレラをのせて溶かします。
5cmの斜め切りにした長ねぎが、豚首肉と同じくらい主役になる醤油炒めです。ねぎは玉ねぎと分けておき、たれが肉につやよく絡んでから加え、縁だけしんなりさせて芯の形を残します。
野菜を混ぜた卵液をフライパンに広く流し、縁が固まったら二回折って厚い四角形にします。それをハムと一緒にバターで焼いた食パンに挟み、ケチャップと砂糖、マヨネーズを合わせます。
シナモンと生姜を煮出して黒砂糖で甘みをつけた韓国の飲み物スジョンガを凍らせ、フォークで削ると、氷の粒ひとつひとつからぴりっとした香りが立ちます。削る間隔が空くと大きな塊に固まるため、最初に削ったあとも間隔を守って続けます。上にのせる干し柿の細切りと松の実は、スジョンガに浮かべる飾りをそのまま移したものです。
クジョルチョは旧暦9月に花が咲くキク科の植物で、乾燥した花を90℃前後の湯で5分だけ煮出します。沸騰させると花の香りが弱まるためです。カップごとに梨の細切りを入れておくと、熱いお茶の中で少ししんなりします。
ほぼコラーゲンでできた豚皮は、ゆで時間が短すぎるとゴムのように硬く、長すぎるとくたっとします。焼くと皮が縮んで溝ができ、そのしわにコチュジャンダレがたまって、ひと口ごとに甘辛さが集まります。
チンゲン菜は中国料理でよく見る野菜ですが、テンジャンの汁にもよく合います。一年中スーパーで買えるので白菜がないときの代わりにしやすく、ズッキーニと豆腐も入って具がたっぷりです。
生地の水分の一部にキムチの漬け汁を使うので、生地まで赤く染まり、酸味がしみます。残ったチヂミは油をひかないフライパンで少し温めると、カリッと感がほぼ戻ります。
粉唐辛子の汁にテンジャンを大さじ1一緒に溶き、魚の生臭さを抑えます。冷凍のスケトウダラは、包丁で骨が切れる程度まで戻したところでぶつ切りにします。すっかり解けると身が崩れてしまいます。
豚バックリブは冷水に1時間浸けて血抜きし、10分下ゆでしてから煮込みます。この下ごしらえをしておくと、醤油だれが浮かずに煮汁もすっきりします。梨の果汁を加えたたれで40分ほど煮ると、身が骨から少し浮いてきます。
醤油を使わず酢と砂糖と塩だけで漬けると、ツルニンジン本来の根の香りがそのまま前に出ます。縦に割って包丁の背でたたき広げると、硬い繊維の間に漬け液が入り、冷蔵で1日置くともちっとした歯ごたえに変わります。唐辛子粉とごま油は食べる直前に和え、赤い色を鮮やかなまま冷たい皿で出します。
香ばしく焼いた豆腐と、炒めて酸味を和らげたキムチを、甘辛酸っぱいビビン麺にそれぞれのせます。豆腐は水気をしっかり押さえてから熱したフライパンで焼くと、外は香ばしく中はやわらかく仕上がり、濃いタレの中で口を休める存在になります。よく発酵したキムチは短く炒めると尖った酸味が丸くなり、うま味が前に出ます。
練りからしのツンとした辛みが鼻に抜け、続いて酢の酸味が広がって口の中をすっきりさせます。くらげは繊維に沿って細く切り、きゅうりとパプリカのせん切りと太さをそろえます。ぬるくなるとコリコリした食感が失われるため、冷蔵庫でしっかり冷やしてすぐに食べます。中華料理店の前菜としておなじみですが、塩抜きと加熱を済ませた冷菜用の製品を使えば家庭でも手軽です。