栗モンブランカップケーキ(栗クリームを絞ったモンブランカップケーキ)
栗ペーストに泡立てた生クリームを合わせたクリームを、バターカップケーキの上に細い糸状に絞り重ねて小さなモンブランの山にします。日本で秋の菓子として定着したモンブランをひとり分ずつにした形なので、ホールケーキのように切り分ける手間がありません。
栗ペーストに泡立てた生クリームを合わせたクリームを、バターカップケーキの上に細い糸状に絞り重ねて小さなモンブランの山にします。日本で秋の菓子として定着したモンブランをひとり分ずつにした形なので、ホールケーキのように切り分ける手間がありません。
韓国の秋の食材ふたつを、役目を分けて使います。さつまいもはなめらかにつぶして牛乳でのばし生地全体に行き渡らせ、栗は粗く刻んで最後にさっと混ぜ、かむたびにほくほくしたかけらが当たるようにします。さつまいもの水分のおかげで、冷めてもぱさつきません。
高温で短時間焼き上げれば、周りと上面はケーキのように固まり、中心はスプーンを入れると流れ出るほどとろりとしています。皿に返して出すため、ココット型の内側にはバターとココアパウダーをすき間なく塗っておきます。生地は型に入れて冷蔵しておけ、冷たいまま焼くときは1、2分長く焼きます。
フランス・リムーザン地方のこのお菓子は、パンケーキよりずっと緩い生地をさくらんぼの上に流して焼き、ケーキというよりやわらかいカスタードのような食感になります。縁はふくらんで焼き色がつき、果実のまわりは果汁がしみてしっとり残ります。さくらんぼの代わりにブルーベリー、プラム、アプリコットで作ると、クラフティではなくフロニャルドと呼ばれます。
小麦粉よりコーンミールを多く使うため、ざらっとした香ばしい生地に砂糖のほのかな甘みが加わります。イーストを使わずベーキングパウダーでふくらませ、発酵を待たずに混ぜてすぐ焼けます。粗い生地は熱いうちに切るとほろほろ崩れるため、中の蒸気が落ち着くまで型の中で冷まします。
カスタードを詰めた小さなシューをキャラメルにくぐらせ、円錐形の型に積み上げたタワーで、フランスでは結婚式や洗礼式でウエディングケーキの代わりに出されます。名前はフランス語で「口の中でカリッとする」という意味で、固まったキャラメル、シュー皮、冷たいクリームの三つの食感が一度に重なります。仕上げに残りのキャラメルをフォークで細く引いて巻きつけると、金色の糸飴がタワーを包みます。食べるときは上から一つずつ外していきます。
温めた牛乳に茶葉を浸してこし、その紅茶ミルクで香りをつけたシフォンのロールケーキです。生地に茶葉の粒は残らず、ベルガモットの香りだけがふんわり移ります。メレンゲを合わせた生地は軽く、焼きたての温かいうちに紙ごと一度巻いて形をつけておくと、クリームを巻くときに割れにくくなります。クリームは甘さを控えめにして紅茶の香りを生かします。
バターをヘーゼルナッツ色になるまで加熱した焦がしバターの香ばしさが、この小さなアーモンドの焼き菓子の味をほぼ決めます。卵白とはちみつが入るため中はしっとり詰まって焼き上がり、縁は濃く色づいて薄くカリッとします。
生クリーム、砂糖、はちみつ、バターで煮たキャラメルにスライスアーモンドをからめて小さく落とすと、オーブンの中でキャラメルが再び沸いて広がり、アーモンドがびっしり入った琥珀色の円盤になります。冷めるとガラスのように固まり、かむとパリッと割れたあとでキャラメルがねっとりと残ります。裏には溶かしたダークチョコレートを薄く塗って固めます。
小麦粉を少なく、バターとダークチョコレートを多くした配合が、ケーキのようなブラウニーとの違いを生みます。オーブンから出したときは中心が生焼けに見えますが、冷める間に沈んでぎゅっと締まります。くるみやピーカンナッツを加えると歯ざわりが増えます。
カカオ70%のダークチョコレートとバターを粉よりずっと多く使い、スポンジよりトリュフに近い詰まった口当たりに焼き上げます。卵を卵黄と卵白に分け、メレンゲを合わせるので重すぎず、口の中でほどけます。
生地にも蜜にも黒糖を使うので、一般的な茶色い砂糖に替えると同じ香りは出ません。焼いた生地を三角形に切って温かい蜜にくぐらせると、表面に残った蜜が切り口からゆっくりしみ込みます。砂糖衣を硬く乾かす焼き菓子とは違い、この鹿児島の菓子は表面をしっとりしたまま残します。膨らませるのはベーキングパウダーではなく重曹です。
韓国の屋台で売られる卵パン、ケランパンを、マフィン型とオーブンで再現しました。少し甘い生地を型の半分まで入れて卵を丸ごと割り入れると、膨らんだ生地が卵を包み、刻んだハムと小ねぎの塩気が甘さに重なります。
真ん中のおへそは、生地を冷蔵庫で30分休ませることと、高めの温度で焼き始めてから下げることがそろって、ぷっくりふくらみます。生地に混ぜ込んだハルラボンのマーマレードのおかげで、かむたびに皮のほろ苦さがバターの甘い香りの間から顔を出します。はちみつと牛乳が少し入って中はしっとりします。
感謝の気持ちを伝える贈り物用に、花口金で赤いバター生地を中心から重ねるように絞り、カーネーションを一輪ずつ形づくります。卵黄を使わず卵白だけを加えるので焼いても赤がくすまず、アーモンドプードルが少し入ってほろっと崩れます。花びらの筋をきれいに出すには絞る力を一定に保つ必要があり、味より形に手間がかかります。
ダークチョコレートのブラウニー生地に炒った黒ごまの粉を加え、チョコのほろ苦さに香ばしい穀物の香りを重ねました。黒ごまの粉は油分があってだまになりやすいので、薄力粉や塩と一緒にふるい入れます。完全に冷ましてから切ると断面がきれいです。
このマドレーヌは焼き上がりから30分以内、縁がまだカリッとしているうちに紅茶やコーヒーと食べるのがいちばんです。溶かしバターを多めに入れるため縁は濃い金色に焼け、砂糖の一部をはちみつに替えた甘さは丸く、ほのかな花の香りがします。
餅は入れても入れなくてもかまいません。入れると小さな粒がオーブンでとろけてもっちりしたポケットになり、入れなくても生地に混ぜた炒りきな粉が、小麦粉だけのスコーンにはないインジョルミらしい香ばしさを中まで行き渡らせます。
メレンゲで膨らませた生地を、湯を張った天板で150度でじっくり焼きます。口に入れると重さを感じないほど軽く溶けます。焼き上がり後に少ししぼむのは正常で、一晩冷蔵すると水分が全体になじみ、断面がよりなめらかになります。
韓国のコンビニ菓子チョコパイを家で作り直すレシピで、チョコレートの質やマシュマロクリームの量を自分で決められます。湯せんで溶かしたマシュマロがココア生地の間でクッションになり、かじると少し伸びます。冷蔵するとチョコの殻がパリッと固まり、室温では全体がやわらかくなります。
串で穴をあけた熱いレモンローフにシロップを注ぐと中までしみ込み、冷めると表面に薄い砂糖の結晶が残ってシャリッとします。イギリスのアフタヌーンティーで飾りなしに出される素朴な焼き菓子です。
茶色い泡と香ばしい香りが立つまで加熱した焦がしバターを使うため、ただ溶かしたバターよりヘーゼルナッツのような香りが濃く出ます。背中のぷっくりしたふくらみは、生地を冷蔵庫で最低1時間休ませることから生まれます。冷たい生地が熱い型に触れると縁が先に固まり、中央が盛り上がります。カリッとした縁は数時間でやわらかくなります。
メレンゲを折り込んだシフォン生地なのでシートは軽く弾力があり、生クリームの甘さが引いたあとも抹茶のほろ苦さが残ります。緑が鮮やかになるかくすむかは、粉を入れてからどれだけ手早く混ぜるかで決まります。
溶かしたホワイトチョコレートに抹茶を合わせた生地は、切り口が鮮やかな緑色になります。ホワイトチョコのカカオバターが、ケーキのようなふんわり感ではなく、詰まったもっちりした歯ごたえを生みます。生地に混ぜたチョコチップは溶けきらずに形が残り、ところどころで甘さのかたまりとして当たります。