カリフォルニアロール(カニカマ・アボカド・きゅうりの裏巻き寿司)
ご飯を外側、海苔を内側にした裏巻きで、表面に黒い海苔が見えません。1960〜70年代に北米の日本人シェフが考えたロールとされますが、ロサンゼルスとバンクーバーのどちらで誰が最初に作ったかは説が分かれます。海苔を内側にしたのは、海苔をはがして食べるアメリカの客が多かったためと伝えられています。
日本料理509品。4/22ページで材料や調理時間を比べられます。 カリフォルニアロール(カニカマ・アボカド・きゅうりの裏巻き寿司), きんぴらごぼう, ゆずの皮煮.
ご飯を外側、海苔を内側にした裏巻きで、表面に黒い海苔が見えません。1960〜70年代に北米の日本人シェフが考えたロールとされますが、ロサンゼルスとバンクーバーのどちらで誰が最初に作ったかは説が分かれます。海苔を内側にしたのは、海苔をはがして食べるアメリカの客が多かったためと伝えられています。
ごぼうは皮のあたりに香りが多いので、包丁でむかずにたわしで土だけ落とします。赤唐辛子が入るので、甘辛い醤油味のあとに少しだけ辛みが追いかけてきます。
厚い柚子の皮が形を保ったまま半透明に煮上がり、香りのある黄色い表皮はほとんど削らず、柚子の香りが強く立ちます。砂糖は皮の重さの80%を三回に分けて加え、へらで押さえずに鍋を揺すって蜜をからめます。水は焦げを防ぐための少量の差し水だけで、仕上がりには蜜がほとんど残りません。
乾燥した朴葉を鉄板に広げ、飛騨の味噌に長ねぎとしいたけをのせて弱火でじっくり温めます。味噌がふつふつとして、ねぎの辛い香りが抜け、しいたけがやわらかくなったら火を止めます。塩気のある味噌を少しずつご飯にのせたり、酒の肴にしたりします。朴葉は受け皿で、葉そのものは食べません。
豆が少し崩れて赤みを帯びたとろりとした汁はぜんざいのようですが、口に運ぶと味噌とかつお節の塩気が立ちます。兵庫県淡路島では江戸時代から、子どもの誕生やお宮参りを祝って大鍋で炊き、親類や近所に配ってきました。団子を丸やとがった形、くぼみのある形にして、子への願いを込める習わしもあります。
キャベツと生地がほぼ同じ割合で入る関西風で、厚めに広げたら上から押さえず、豚バラを広げてのせるだけにします。押さえるとキャベツのすき間の空気と水分が抜け、中がしっとりしません。返すのが不安なら、皿をかぶせて一度に返しても構いません。
福島の冬の保存食で、細切りのするめは酒、醤油、ざらめの漬け汁を吸ってやわらかくほどけ、にんじんはパリッとしたまま醤油の味がしみます。煮立てた漬け汁を常温まで冷ましてから注ぐのは、熱いままだとにんじんに火が入ってしまうためです。
糸こんにゃくを桃色の魚そぼろ、緑の小ねぎ、橙のみかんの皮で区画ごとに覆い、白を含めた四色を見せて盛ります。愛媛県宇和島で行事の席に出されてきた一皿で、下の糸こんにゃくは汁気がなくなるまで煮て甘辛い土台にします。
水で戻したわかめのやわらかさと、塩でもんだきゅうりの歯ざわりが、醤油と米酢、砂糖、ごま油の甘酸っぱいたれの中で冷たくなじみます。水戻しだけで食べられる無調味の乾燥カットわかめを使うため、ゆでる工程はありません。塩蔵わかめや味付きの海藻サラダでは、食感も塩加減も別物になります。
落花生の中心まで火が通る前に醤油を入れると、たれが先に煮詰まって芯が残るため、薄皮付きの生落花生と肉厚のあらめは一時間ほど水だけでゆで、指で押して簡単に割れるようになってから砂糖、醤油、みりんで煮詰めます。愛知県渥美半島の保存のきくおかずで、仕上がりは汁気がほとんどなく、表面に艶が出ます。
溶かしたホワイトチョコレートに抹茶を合わせた生地は、切り口が鮮やかな緑色になります。ホワイトチョコのカカオバターが、ケーキのようなふんわり感ではなく、詰まったもっちりした歯ごたえを生みます。生地に混ぜたチョコチップは溶けきらずに形が残り、ところどころで甘さのかたまりとして当たります。
濃く煮出したほうじ茶で炊いたご飯を煮るので、汁は香ばしくほのかな苦みを帯び、米は柔らかくなっても形が残ります。ご飯を一度冷水でほぐしてぬめりを落とすと、汁が濁らずさらりと仕上がります。
小麦粉を溶いた味噌だれが、炒めたなすとピーマンにぽってりと絡みます。いりこもなすと一緒に油で炒めて塩気を添え、鍋底に水分が流れずたれが野菜にまとわりつけば仕上がりです。
渋皮をまとった栗が、シロップに沈んでつやを帯びます。埼玉では日高のような産地で大粒を選んで作り、かつては祭りや祝い事のときにしか口にできない秋の菓子でした。渋皮に少しでも刃が当たると、何度もゆでるうちにそこから割れるため、鬼皮は底から浅くむきます。
焙烙に耐熱の砂利と無処理の松葉を敷き、鯛を丸ごと、さざえ、いか、車えびを塩だけで蒸し焼きにします。愛媛県今治の名物で、室町時代の村上水軍が勝利を祝った宴に由来するという言い伝えから、海賊料理とも呼ばれます。水は加えず、ぴったり合うふたをしたまま焼き上げます。ゆで卵やさつまいも、ぎんなんも周りに並べ、5人分を焙烙ごと食卓に出します。松葉の香りが焦げたにおいに変わったり煙が増えたりしたら、すぐ火を弱めます。冷たい焙烙は弱火でゆっくり温めないと割れます。
けんちん汁に似ていますが、具を油で炒めず、するめの戻し汁でうま味を出します。群馬県高崎市では正月、節分、えびす講、屋敷祭りの行事に作られ、婚礼では夫婦が水と油のように別れないよう油を使わなかったとも伝わります。
厚切りの塩漬けかぶに切り込みを入れ、許可を受けた店で買った塩ぶりを挟んで甘酒こうじと交互に重ね、冷蔵庫で7〜10日かけてかぶと魚を一緒に熟成させます。加熱しない発酵水産物なので、妊娠中の方、高齢者、子ども、免疫が低下している方は家庭で熟成させたものを避け、腐敗臭やカビ、異常なガスがあれば全量処分します。
バターで焼いたマッシュルームと、フライパンの縁で一度煮立てた醤油が、太いうどんを香ばしい甘辛のつやで包みます。下ゆでしたうどんに水気が残るとソースが薄まるため、ざるでしっかり切っておきます。マッシュルームも水分が飛んで縁に焼き色がつくまで炒め、鍋に水気を残しません。熱い鍋肌に醤油が触れると一気に煮詰まるため、焦げる前に手早くきのこと混ぜます。バターは大半を炒めるのに使い、少しを火を止めてから溶かすと、香りと麺のつやが際立ちます。仕上げは刻み海苔と万能ねぎだけの、手早い一皿です。
マヨネーズに米酢とレモン汁を合わせたドレッシングは、クリーミーに絡みながらも後味が重くなりません。カニカマを繊維に沿って細く裂き、きゅうりとにんじんのせん切りと混ぜると一本ずつにたれが均一に絡み、火を使わないため手早く仕上がります。
縦に切ると、真ん中の黄身、薄紅に染めた白身の縁、白身魚のすり身の層が輪になって重なります。殻をむいたゆで卵を丸ごとすり身で包んで揚げる長崎県平戸の揚げかまぼこなので、半分か四つに切って断面を見せて盛ります。
ひと口かじると、砂糖をまぶしたサクッとしたクッキー生地が先に割れ、その下から牛乳とバターのふんわりしたパンがほどけます。名前はメロン味ではなく、格子模様の見た目がメロンの皮に似ていることから来ていて、メロンは入っていません。比較的低い温度で焼くのでクッキー生地は淡い色で固まり、下のパンは丸くふくらみます。皮がまだ音を立てて割れる、焼いて数時間のうちがいちばんおいしい時間です。
日本の家庭のカレーと同じく固形ルウで煮込むカレーで、肉は鶏もも、ひと鍋で4皿分になります。じゃがいもだけはほかの野菜より少し大きめに切り、煮込んでも形が残るようにします。
小芋は皮付きのまま丸ごと煮るので、大きさがばらばらだと小さいものは割れ、大きいものは芯が残ります。まずは直径のそろった芋を選ぶところからです。味噌と砂糖、みりんを入れたあとはへらで混ぜず、鍋ごと揺すってやわらかい芋につやを移します。
水1000mlにこしあん500gを溶いて固めた羊羹は水分が多く、包丁がすっと入ります。大阪北部、摂津の冬の菓子で、砂糖が高かった時代に丁稚と結びついた安価な甘味として語られます。常温で日持ちする練り羊羹とは違い、冷蔵して冷たいまま出します。