タッパルチム(鶏足のコチュジャン辛味煮込み)
鶏足は皮と軟骨に長く火が通るうちにもちっと粘りが出て、タッパルチムはまさにこの歯ごたえを楽しむものです。赤いたれが照りよく全体を覆ったら、ご飯か冷えたビールと一緒に出します。辛さは粉唐辛子の量で調節します。
韓国料理1880品。21/79ページで材料や調理時間を比べられます。 タッパルチム(鶏足のコチュジャン辛味煮込み), チナムルチャンアチ(シラヤマギクの葉の醤油漬け), テンジャンきのこうどん(韓国味噌きのこスープうどん).
鶏足は皮と軟骨に長く火が通るうちにもちっと粘りが出て、タッパルチムはまさにこの歯ごたえを楽しむものです。赤いたれが照りよく全体を覆ったら、ご飯か冷えたビールと一緒に出します。辛さは粉唐辛子の量で調節します。
シラヤマギクは熱湯に10秒くぐらせるだけにとどめ、醤油漬けにしても山菜の青い香りが消えないようにします。にんにくと乾燥唐辛子が葉の間に入り、辛さよりも香りの輪郭を足す役目をします。白いご飯にそのままのせても、細かく刻んでおにぎりの具にしても、葉の香りがご飯全体に広がります。
厚切りのしいたけを煮干し昆布だしとテンジャンで煮込み、きのこの香りと味噌のこくが重なった汁を太いうどんにかけます。日本のかけうどんのつゆより土の香りと重みがあり、韓国の味噌チゲに近い方向の味です。玉ねぎの甘みが塩気を丸め、少量の粉唐辛子が後味にかすかな辛さを残します。
牛ひき肉をまず醤油と砂糖で甘辛く炒めてトッカルビ(韓国の甘辛いハンバーグ風焼き肉)の味をつけ、そこへトマトピューレとコチュジャンを加えて煮詰めます。コチュジャンは辛さだけでなく発酵のうま味を足し、よくあるミートソースとは違う味になります。ジティは袋の表示より2分短くゆでておかないと、200℃のオーブンで再び火が入ってのびてしまいます。コチュジャンの塩分は商品ごとに違うため、煮詰めてから味を見ます。
輪切りにした干し柿はねっとりした断面が現れ、やわらかいリコッタとの食感の差がはっきりします。濃い甘さはチコリのほろ苦さとルッコラの辛みが引き締め、空煎りしたくるみと松の実が香ばしさを足します。干し柿がとくに甘いときは、バルサミコ酢を少し増やして酸味で釣り合いを取ります。
グレープシードオイルの生地に角切りのクリームチーズを混ぜ込み、焼いた後もチーズが溶けきらずにところどころ残ります。五味子シロップは生地に混ぜるほか、焼きたての温かい表面にも薄く塗って赤いつやを出します。
秋夕や旧正月の祭祀の膳に並ぶ五色ナムルで、白を受け持つのが桔梗の根です。裂いた根を塩で強くもんで苦みを出し、白く濁った水が澄むまですすいでから、コチュジャンと酢で甘酸っぱく和えます。火を通さないので、作り置きしてもシャキッとした歯ざわりが長持ちします。
チュイナムル(シラヤマギクの仲間の山菜)を国醤油、ごま油、にんにくで先に和えて米にのせて炊くので、たれを添えなくてもご飯に味がついています。ふたを開けると、まずチュイナムルのほろ苦い香りが立ちます。
豆板醤(発酵唐辛子と豆でつくる中国の調味料)は塩辛くて辛く、その塩気もメーカーごとに違います。そのためこの炒め物では醤油を決まった量で入れず、たれを味見してから決めます。肉は使わず、焼いた豆腐とチンゲン菜だけです。
衣は水の代わりに冷たい炭酸水で溶き、唐辛子粉を少し混ぜます。炭酸が抜けないよう軽く混ぜるだけですぐに使い、なすは先に塩を振って水気を出しておきます。揚げたなすは中がとろりとやわらかくなります。
薄切りの生姜を砂糖シロップで艶が出るまで煮詰めて砂糖をまぶし、かむと甘さのあとから生姜の香りが立ちます。厚みをそろえて切ると、どの片にも同じ速さで蜜が入ります。仕上げの砂糖は完全に冷めて表面のべたつきが引いてからまぶすと、溶けずに白い結晶の層になります。
柿の葉はぐらぐら沸かさず、沸騰直前の湯で静かに煮出します。強く煮立てたり、こすときに葉を絞ったりすると渋みが出て、色も濁ります。梨は皮ごと薄切りにして一緒に煮出し、みかんの皮はごく少量にとどめます。
鯛の切り身に粗塩とこしょうだけをふって焼きます。白身魚にしては脂がある方なので、それだけで味が物足りなくなりません。焼き上がったらにんにくのみじん切りと小ねぎをのせ、レモンを添えます。
ツナ缶は油ごと全部入れて、汁に香ばしいうまみを出します。キムチの漬け汁は最初は入れずに取っておき、最後に味を見て、足りない塩気と酸味を補います。
トングランテン(肉だんご)、ズッキーニ、しいたけ、唐辛子のジョンを一皿に盛り、旧正月や秋夕の膳に出します。衣は同じ小麦粉と卵液でも下ごしらえはそれぞれで、ズッキーニは塩をして水気を拭き、しいたけは軸を取って内側にも粉をはたきます。フライパンには一種類ずつ3、4個だけ並べ、温度が下がらないようにします。
干した大根葉(シレギ)ではなくゆでた大根葉を使い、えごまの粉を大さじ4杯溶かした重めで香ばしい汁で煮ます。むきエビは大根葉の繊維がやわらかくなってからかなり後に加え、長く煮てぷりっとした身が硬くならないようにします。
手羽元、じゃがいも、玉ねぎをコチュジャンのたれと一緒に鍋に入れ、ふたをして煮るだけで、先に焼いたり炒めたりはしません。煮るほど骨のまわりの肉が締まって弾力が出て、とろりとしたたれをしっかりまといます。手間をかけられるなら、手羽元を先にフライパンで軽く焼くと色と風味がよくなります。
長ねぎを醤油と酢の漬け液に2日ほど置くと、生のツンとした辛みが落ち着き、ねぎらしい香りだけが残ります。白い部分と薄い青い部分を中心に使うのは、漬けた後もシャキッとした食感が続くからです。
そうめんを別ゆでせずテンジャンのスープで直接煮ると、麺に味噌の味が染み、汁にも軽いとろみが出ます。にゅうめんを味噌仕立てにしたような一杯です。細い麺はすぐに汁を吸ってのびるため、火を止めたらすぐ器に盛ります。
にんにくと赤唐辛子フレークで香りを移したオリーブオイルに柚子茶が加わり、オイルパスタに柑橘の甘い香りが立ちます。エビは両面を1分ずつ焼いたあともワインを飛ばして麺と和える間に火が入り続け、加熱の合計が2〜3分を超えるとかたくなります。
縦に切ったエリンギを油なしのフライパンで焼くと、表面は香ばしく色づき、中はむっちりとした弾力を保ちます。えごま油にレモン汁を合わせたたれは、えごま油のコクに軽い酸味が乗り、焼いたきのこのうま味を支えます。細切りのエゴマの葉は和えると香りがすぐ弱まるため、作ったら手早く食卓へ運びます。
えごまの粉を生地にも表面にも使い、焼きたてから香ばしい香りが立ちます。甘みははちみつとブラウンシュガー、油脂はバターではなく植物油で、バターを溶かしたりクリーム状に練ったりする手間がありません。生地は6個取りのマフィン型ひとつ分です。
頭をすべて中心に向けてワカサギをフライパンにぐるりと並べる忠清道式の焼き方で、焼き上がると魚同士がくっついたカリカリの円盤になります。油はこの円盤がしっかり固まってから捨て、コチュジャンのたれを薄く塗るので、底は湿りません。青唐辛子と赤唐辛子を散らし、フライパンごと食卓に出します。
クリームパスタのソースを麺の代わりにご飯へかけるような丼で、バターで炒めたにんにくと玉ねぎ、焼き色をつけた鶏むね肉を生クリームで煮詰めます。生クリームを注いだら、フライパンにこびりついたうま味をこそげて混ぜ込みます。