カンジャン タンナルゲチム(手羽先の醤油蒸し煮)
手羽先は皮が多く、最後に煮汁を詰めると醤油と砂糖が皮に薄く絡んで照りが出ます。初めはふたをして身をやわらかく煮て、ふたを外してからたれを煮詰める二段階で、照り焼きとは違って身がしっとり仕上がります。肉の厚い部分には浅く切り込みを入れ、味が表面だけにとどまらないようにします。
韓国料理1880品。74/79ページで材料や調理時間を比べられます。 カンジャン タンナルゲチム(手羽先の醤油蒸し煮), ウニビビンバ, スクジュソゴギポックム(牛肉もやし炒め).
手羽先は皮が多く、最後に煮汁を詰めると醤油と砂糖が皮に薄く絡んで照りが出ます。初めはふたをして身をやわらかく煮て、ふたを外してからたれを煮詰める二段階で、照り焼きとは違って身がしっとり仕上がります。肉の厚い部分には浅く切り込みを入れ、味が表面だけにとどまらないようにします。
生食用のうには冷やしておき、湯気が少し落ち着いたご飯にのせます。ご飯が熱すぎると、うにの表面に火が入って食感が変わります。コチュジャンは使わず、ごま油と白ごまを少しかけ、細切りのサンチュ、かいわれ、味付けのりを添えます。
肉をフライパンに入れたら数分で仕上がる炒め物なので、玉ねぎ、にんにく、醤油まで手元にそろえてから火をつけます。もやしは茎がまだ白くシャキッとしているうちに火を止めます。
牛肉の代わりに海老を使い、わかめスープが軽く、海の香りがはっきりします。わかめとにんにくをごま油で2分炒め、海老は表面がピンク色になるまでさっと炒めたら、すぐに水を注ぎます。
木綿豆腐を塩水に少し浸してから両面をこんがり焼き、縁を固めておきます。こうすると辛いタレで煮ても角が崩れません。豆腐の上にのせた玉ねぎと長ネギが一緒に煮えて、醤油と粉唐辛子のタレに甘みを足します。汁を少し残して火を止め、豆腐ごとご飯にのせて食べます。
いりこだしにテンジャン(韓国の味噌)を溶いて炊くため、味はテンジャンの汁物に近い粥です。米はだしを注ぐ前にごま油で炒め、先にゆでて刻んだほうれん草は火を止める直前に加えて、緑がくすまないうちに器に盛ります。
卵は7割ほど火を通したところでいったん取り出し、最後に戻すので、ふんわりした塊のまま仕上がります。トマトをひと口より大きめに切ると、果汁が出てもすぐには崩れません。
市販の冷凍エビ水餃子を使うので、支度は短くすみます。餃子を入れる前にエビを2分ほど煮ておくと澄んだ汁にも魚介の味が出て、餃子は凍ったまま入れるほうが形が崩れにくくなります。
皮をむいたにんにくを丸ごと醤油で煮ると、生のつんとした辛さがほとんど抜け、中はほくほく、外は水飴でつやよく仕上がります。強火で長く煮ると表面だけが硬くなります。沸いたら中弱火に落とし、ふたをせずに煮ます。やわらかくなった粒はつぶれやすく、返すのは一、二度にとどめます。
ゆでたシレギ(干し大根葉)を米の上に広げて蒸気で火を通し、炊く段階では何も味を付けません。テンジャンと醤油に粉唐辛子とねぎを合わせたたれを食べる分ずつ加え、塩気は各自で決めます。
えごま油で炒め始め、えごまの粉で仕上げるので、香ばしいえごまの香りが最初と最後に重なります。里芋の茎(ずいき)は繊維が長く続く茎なので、醤油の煮汁を吸ってやわらかくなっても、噛むと繊維の歯ざわりが残ります。
牛の脚の骨を6時間以上煮出し、牛乳のように白いスープを取ります。ソルロンタンやコムタンと同じ骨スープの仲間ですが、肉は入れません。一度煮出した骨は3、4回まで煮直せ、回を重ねるほど色は薄く、味はすっきりしていきます。
ずいき(里芋の茎)は繊維が長く、えごまの粉でとろみをつけた煮汁を筋の間に含み、噛むとやわらかくしなって香ばしい汁がにじみ出ます。味付けは韓国の薄口醤油だけで、えごま油で炒めた玉ねぎとにんにくが甘みを添えるため、辛さのない穏やかな味です。汁はスプーンにまとわりつくほど濃く、ご飯にのせて食べます。
ゆでて細く裂いた鶏むね肉が、ひと匙ごとに入ります。粥の香ばしい味は、米を入れる前にごま油で炒めたシレギ(干し大根葉)とにんにくから出ます。
えごまの粉が大さじ3も入り、煮汁がクリームのようにとろりとします。下ゆでした里芋の茎(ずいき)でも外側の硬い筋はむき、太いものは縦に割ると、やわらかく曲がりながら少し歯ごたえが残ります。
牛骨スープは作り置きを使います。手間がかかるのはウゴジ(白菜の外葉)のほうで、下ゆでしたウゴジをテンジャン、唐辛子粉、にんにく、えごま油で芯までもみ込み、鍋で3分炒めてテンジャンの香りを立たせてから、スープを注ぎます。
鶏もも肉の脂とうまみが醤油の煮汁に溶け、その煮汁をごぼうが吸い込み、噛むほどに甘辛さが出てきます。ごぼうは酢水に短く浸してアクを抜いておくと、土臭さが和らいで香ばしさが立ちます。厚く切ると煮える時間が長くなるため、ごぼうは薄めの斜め切りにします。鶏もも肉は脂の多い皮を一部取り除き、料理酒と生姜汁に少し漬けておくと、煮汁がくどくならず、臭みも抑えられます。しっとりした鶏肉とシャキッとしながらもちっとしたごぼうを一緒につまむ、ご飯のおかずです。
骨なしのさばを使うので、小骨を気にせず味噌スープごとご飯にかけて食べられます。シレギ(干した大根の葉)を茎がやわらかくなるまで煮るのでスープが香ばしく、唐辛子粉で下味をつけたさばでピリッとします。
生ひじきは長く炒めると硬くなるため、えびを7割ほど焼いてから加え、2分以内に手早く合わせます。えごまの粉は火を弱めてから振ると、だまにならずひじきの表面につきます。
小ぶりの若鶏にもち米、水参、なつめ、にんにくを詰めて丸ごと煮ると、もち米のでんぷんが溶け出してスープにほのかなとろみと香ばしさが出ます。もち米は30分以上浸水させておかないと中まで火が通らず、ふくらむ余地を残して詰めないとあふれます。脚の関節が楽に動けば火が通ってきた合図ですが、いちばん厚いもも肉と腹の中のもち米はそれぞれ別に見ます。塩はスープに入れず、別皿で添えて肉につけて食べます。
肉を使わず、薄く斜め切りにしたごぼうと弾力のあるこんにゃくを醤油で煮詰めます。こんにゃくは下ゆでした後、油をひかないフライパンで1分から煎りしておくと、独特のにおいが煮物に残りません。ごぼうは薄く切るほど味が早くしみ、酢水につけて洗った後に水気をよく切ると煮汁が薄まりません。きんぴらより汁気を使って煮る作り方で、オリゴ糖は煮汁が半分ほどになってから入れ、焦がさずに照りだけをつけます。仕上げのごま油と白ごまで香りが立ちます。
醤油で下味を付けた牛肉を鍋底に敷き、米を重ね、テンジャンとえごま油で和えたシレギ(干し大根葉)を上にのせて炊きます。下の段には肉の醤油味、上の段には葉の味噌味が移るので、炊き上がりに底から返すと全体の味がそろいます。
細切りのごぼうを醤油と穀物シロップで煮詰め、表面はつやのある茶色に、中は噛みごたえが残る状態に仕上げます。仕上げ間際は泡が大きくなり汁気がほぼ消え、糖分が鍋底に焦げ付きやすいため、この段階ではこまめに底をこそげます。
スープには味をつけずに出すのが伝統で、塩とこしょうは食べる人が各自で入れます。6〜8時間煮るうちに澄んでいたスープが白く濁っていき、2時間ほどで引き上げた牛バラ肉は薄切りにして上にのせます。ご飯かそうめんを入れ、小口切りの長ねぎを散らします。