タコのスンドゥブチゲ(コリコリ食感のタコと絹豆腐の鍋)
ふるふるのスンドゥブの間で、ぷりっとしたテナガダコ(ナクチ)が歯に当たります。卵は火を止めてから落とし、黄身をくずして汁に溶かすと辛さがやわらぎます。
ふるふるのスンドゥブの間で、ぷりっとしたテナガダコ(ナクチ)が歯に当たります。卵は火を止めてから落とし、黄身をくずして汁に溶かすと辛さがやわらぎます。
開いたタイの身できゅうり、にんじん、ヒラタケを巻いて蒸すと、白い身の内側に野菜の色がのぞきます。醤油、酢、ごま油のたれは添えるだけで、タイの穏やかな味がそのまま残ります。
ベトナム南部の一杯で、タピオカでんぷんで軽くとろみをつけた豚のスープに、カニ身ともちもちの太麺、ふんわりした卵が入ります。とろみはスプーンの背に薄くつく程度がちょうどよく、火を止めたあとも固くなり続けるため、盛る直前に重ければ熱いスープを少し足します。
生パスタのシートを二枚重ねてリコッタとほうれん草のフィリングを挟み、ゆでても破れないかは封の仕方にかかっています。上のシートはフィリングの周りから外側へ押さえて空気を逃がし、生地の縁が乾く前に作業を終えます。薄い生地なので、ゆで時間は3〜4分で十分です。それ以上ゆでると、ぐにゃりとやわらかくなりすぎます。
パンの代わりにロメインレタスの葉で包んで食べる卵サラダで、マヨネーズは大さじ1だけ、残りはギリシャヨーグルトです。細かく刻んだセロリがしゃきしゃきして、ディジョンマスタードが少しぴりっとします。
伝統的なエッグベネディクトのカナディアンベーコンの代わりに扇形に広げたアボカドをのせ、塩気のある肉の層をやわらかくまろやかな味に置き換えます。オランデーズソースは溶かしバターを細く少しずつ落として乳化させ、固くなったらぬるま湯を小さじ単位で加えてのばします。
すくうとなめらかに揺れますが、甘みはなく、だしの味が前に出ます。卵にたっぷりのだしを合わせて器ごと蒸すため、縁は固まり、中心はやわらかく揺れる状態に仕上がります。えび、しいたけ、銀杏が底に沈んでいて、すくうたびに違う具が出てきます。
牛乳、卵、バター入りのふんわりした生地で餡をたっぷり包んで焼きます。1874年に東京銀座の木村屋が、西洋のパンと和菓子の餡を組み合わせて生み出したのが始まりとされます。綿のように裂ける生地の中に餡が詰まり、この配合では上に黒ごまを散らします。
明太子を卵液に混ぜず、一列にのせて巻き込むので、切ると黄色い断面の中央にオレンジ色の筋が通ります。ふんわりした卵の中で、明太子のつぶつぶがはじける食感と塩気が楽しめます。明太子の塩分には差があるため塩は加えず、火が強いとひびが入るので弱火で焼きます。
冷たいフライパンからじっくり焼いたベーコンの脂を、サラダ油の代わりにキムチとご飯を炒める油として使います。よく発酵した酸っぱいキムチは縁がこんがりするまで炒めると、とがった酸味が香ばしさに変わります。ご飯をフライパンの底に押し付けるように炒め、薄くおこげができたら火を止めます。半熟の目玉焼きをのせ、黄身を崩してソースのように混ぜます。
ふんわりした卵のかたまりの間に、塩気のある明太子の粒が散らばります。明太子を皮ごと切らず中身だけこそげ取って加えるのは、こうして均一に広げるためです。バターは半分を玉ねぎを炒めるときに、残り半分は火から下ろしてから溶かし入れます。
魚型で焼くプンオパンは、皮が薄くきつね色で、生地だけの尾の先はカリッとし、腹にはあんこが入ります。生地をパンケーキより少しゆるくするのは、型の尾や腹の模様の隅まで流し込むためです。あんこを腹の中央に集めて縁を空けておくと、型を閉じたときにはみ出しません。
カンノーリは揚げた皮がサクッとしているうちに食べたいので、リコッタクリームは食べる直前に両端から絞り入れます。リコッタをざるにあげて水気を切っておくとクリームの味が濃くなり、端にはダークチョコレートチップをつけます。
干しダラは冷水に5分だけ浸します。それ以上置くとうまみが水に抜け、身もやわらかくなりすぎます。ごま油で炒めてから豆もやしと15分煮ると汁がうっすら白く濁り、テンジャンをひとさじ溶けばさらに重みのある味になります。
牛ひき肉にニラをたっぷり刻んで混ぜるので、緑の点が散った一口大のジョンになります。水気をしっかり絞った豆腐が入り、肉だけより口当たりがやわらかく、冷めても醤油とごま油の下味がぼやけません。
コチュジャンは油で炒めずにだしに溶くので、焦げた匂いがなく、汁は均一なオレンジ色になります。アサリとエビの海の味が煮干しだしに重なり、すっきりとしたピリ辛です。
塩の代わりにアミの塩辛で味をつけ、煮干しだしがうまみを加えます。土鍋(トゥッペギ)で弱火にかけ、途中で中心を軽く混ぜるため、つるりとした茶碗蒸しとは違う、ふわっと盛り上がった柔らかい食感になります。
トマトが溶けて赤く酸味のあるスープに、カニと豚ひき肉のふんわりした団子が浮かびます。ベトナム北部では田ガニを殻ごとすりつぶして濾した汁を固めますが、このレシピはカニの身に豚ひき肉と卵を混ぜて練ります。団子はスープが静かに揺れる程度の火加減で落とし、形が固まるまで混ぜないと崩れません。
ジャンボシェルに詰めたリコッタのフィリングは、卵がオーブンで固まることでひとまとまりになります。耐熱皿の底にトマトソースをたっぷり敷くと、シェルの下側が乾かずしっとり焼け、茹でる途中で破れたシェルもソースに支えられて形を保ちます。チーズが溶けてソースが煮立っていても中心まで温まっているとは限らないため、いちばん厚いフィリングの中心を食品用温度計で測り、74°C以上にします。オーブンから出して3分置くとフィリングが締まり、皿の底のソースと一緒に盛りつけます。
じゃがいもを潰しきらずに小さな塊を残し、なめらかさとほくほくした粒を一緒に味わえる食感にします。マヨネーズに砂糖を少し加えた甘めの味つけで、日本のポテトサラダと同じ系譜にありながら、韓国の家庭で独自の味になりました。ハムは焼いて脂を落とし、きゅうりは塩もみして固く絞るため、冷やしても水っぽくなりません。冷蔵庫で1時間置くと味が全体になじみ、おかずとしてもサンドイッチの具としても使われます。
細く裂いた塩ダラとマッチ棒のように細い揚げじゃがいもを、半熟のとろりとした卵がまとめます。塩ダラは冷水に一日から二日浸け、水を何度も替えて塩抜きするため、前日からの準備が要ります。塩抜き後も塩気が残るので、塩は仕上げ直前に味を見てから足します。卵はフライパンの上で固めきらず、完全に固まる前に火を止めて余熱で仕上げると、しっとり感が残ります。
1965年に南インド・チェンナイのブハリホテルで初めて出されたとされる、ヨーグルト漬けの揚げ鶏です。名前の由来はメニューの65番目だったという説などいくつかありますが、定説はありません。ヨーグルトとチリ、にんにく、生姜に漬けた鶏に卵とコーンスターチの衣を粘りが出るまでまとわせ、二度揚げすることで、外は濃いきつね色でカリッと、中はしっとり仕上がります。ビールのつまみとして人気が出てインド中に広まりましたが、このレシピにはカレーリーフを炒めて絡める仕上げはありません。
クッキーのように硬く焼いた薄い生地5枚の間に干しりんごのフィリングを塗り、冷蔵庫で48時間置いて、生地にりんごの水分を吸わせます。焼きたての生地がスポンジのようにふんわりしていなくても問題ありません。濃縮アップルサイダーはりんご果汁を煮詰めたシロップで、酢や炭酸飲料ではありません。
具はかんぴょう、錦糸卵、たくあんの三つだけです。醤油と水あめで煮たかんぴょうは甘辛く歯ごたえがありますが、煮汁が残ったまま巻くと中でご飯と海苔がしっとりしすぎます。最後に火を強め、鍋底に汁がなく照りだけが残るまで煮詰めます。