オムッヤチェポックム(さつま揚げと野菜の炒め物)
むっちりした四角いオムク(さつま揚げ)の間に、シャキッとした玉ねぎとにんじんが混ざります。醤油とオリゴ糖で甘辛く炒め、最後に青唐辛子を加えて辛みを少し足します。
むっちりした四角いオムク(さつま揚げ)の間に、シャキッとした玉ねぎとにんじんが混ざります。醤油とオリゴ糖で甘辛く炒め、最後に青唐辛子を加えて辛みを少し足します。
鶏ハツは串焼きにするとこりこりと弾力が出て、噛むほどに香ばしさが増します。半分に切って血の塊と薄い膜を取り除く下処理が、臭みを抑える一番の分かれ目です。醤油とオリゴ糖、みりんのたれを両面に薄く塗って甘じょっぱく照りを出し、仕上げにごま油とこしょうをふります。
ほほ肉は絶えず動く咀嚼筋で、繊維が細かく詰まり、コラーゲンが多くて噛むほどにもっちりします。断面には脂と赤身が交互に入り、ひと切れの中でもコクの強さが変わります。
冬の海藻メセンイは糸のように細く、煮干しだしに入れて箸でほぐすと、数分で汁全体が濃い緑に染まります。長く煮ると香りが弱まるため、火にかけるのは3、4分だけです。
なすを切り分け、根元だけ残して十字に深く切り込みを入れると袋のように開き、そこに牛ひき肉と豆腐のあんを詰めて蒸します。一つずつ詰める手間がかかるため、昔から来客や祝いの席に出すおかずとされてきました。
細かい海藻のカムテを手で崩してのせた瞬間、焼き海苔よりずっと生っぽい磯の香りが立ちます。ごま油と醤油が中心のタレは、冷水で洗ってしっかり水を切ったそうめんに一本ずつ薄く絡み、香りを支えるだけで前に出ません。
ナズナのほろ苦い土の香りが、強火で短く焼いた牛ロースの脂のうま味と出会います。細切りの梨が甘みと水分を足し、醤油ベースのたれは酢と梅エキスで甘酸っぱく仕上げます。ゆでたナズナは強くねじらず、ひとつかみずつ押して水気を切ると香りが飛びません。たれは少しずつ加えて和え、5分ほどおいてから出すと全体がなじみます。
厚めに焼いた豆腐に、醤油、粉唐辛子、刻みねぎ、にんにく、ごま油を混ぜたたれを、火にかけずにかけます。豆腐の余熱で、ねぎが少ししんなりします。配合は家庭ごとに違い、粉唐辛子を減らす家もあれば、青唐辛子を加える家もあります。
だしを使わず水だけで炊く粥ですが、米を入れる前に刻んだ玉ねぎと生姜をごま油で炒めておくので、味がぼやけません。白い粥のあちこちに、カニの赤とチンゲン菜の緑がのぞきます。
ナスを厚さ1cmの半月切りにし、片面に焼き色をつけてから返すと、くたくたのナス炒めと違って形が崩れず、中だけがやわらかくなります。入れてすぐに混ぜると色がつかず、炒めすぎると身が崩れて水っぽくなります。
豚バックリブは、まずアルミホイルをかぶせて180度のオーブンで中まで柔らかく火を通し、そのあとホイルを外して温度を上げ、醤油とはちみつのタレに照りを出します。二段階に分けるので、表面が焦げる前に骨の近くの肉まで柔らかくなります。
メセンイ(糸のように細い海藻)と牡蠣がどちらも出回る11月から2月に作る汁です。メセンイが汁全体にほどけているので、スプーンですくうと緑の汁と一緒に牡蠣がついてきます。
なすは先に油で数分炒め、表面に火を通してから合わせだれを注ぎます。そのまま煮汁に入れると、なすから出た水分でたれが薄まってしまいます。残った煮汁はビビンバに混ぜても使えます。
細く流し入れた溶き卵が、澄んだ鶏スープの上で絹糸のようにふわりと広がります。一度に入れると大きな塊になってしまうため、煮立ったスープに少しずつ回し入れる手つきがこの麺の見た目を決めます。鶏むね肉は繊維に沿って細く裂くと麺と一緒に箸に絡み、味つけは醤油とこしょう程度にとどめてあっさり仕上げます。
油をひかないフライパンで焼いたヒラタケは水分が抜け、表面が色づいてうま味が凝縮します。そこにさっとゆでて土の香りを残したナズナとベビーリーフを合わせ、テンジャン(韓国味噌)を柚子茶と酢でのばしたドレッシングで、香ばしさと酸味を両立させます。半分に切ったミニトマトの果汁が、発酵味噌の重さを軽くします。ナズナが出回る早春に作りたいサラダです。
韓国でいちばん辛い日常の唐辛子、チョンヤン唐辛子を2本刻んで生の醤油だれに入れ、種を残すか除くかで辛さが大きく変わります。豆腐は火を弱めると水分が出て蒸し焼きになるため、強火で下面が濃い焼き色になるまで動かさずに焼き、カリッとした表面と柔らかな中の対比を残します。
エアフライヤーで焼いたチキンテンダーを、熱く衣が硬いうちにごま油と塩のご飯にのせ、すぐに巻きます。置いておくとご飯とレタスの水分で衣がしんなりします。
夏のナスは油をよく吸います。ここでは切ったナスに塩をふって少し置き、水気を拭き取ることで吸う油を減らし、豚肉と一緒に醤油とオイスターソースで塩気のきいた味に炒めます。
梨と玉ねぎ、にんにくをミキサーでなめらかにしてたれのベースにし、カルビを一晩まで漬けます。焼きながら塗るたれは生肉が浸かっていたものなので、小鍋で一度煮立ててから使います。葉野菜で包むか、ご飯と一緒に食べます。
市販の冷凍餃子を解凍せずに沸いた煮干しだしに入れると、5分ほどで浮いてきます。韓国では旧正月にトックの代わりにマンドゥグクを作る家庭も多く、餅を一緒に入れればトッマンドゥグクになります。
カルビチムでよくある失敗は、肉がまだ硬いうちに煮汁だけが煮詰まってしまうことです。煮汁を詰める前に箸が肉にすっと入るか確かめ、硬ければ水を少し足してふたをし、さらに煮ます。
太いうどんにコチュジャンダレをまとわせ、生のまま細切りにしたキャベツとにんじんがシャキッとした歯ごたえを添えます。オリゴ糖がタレにとろみを与えてつるりとしたうどんにも流れ落ちずに絡み、酢が辛さを重たくしません。冷凍うどんは1分だけゆでると、太い麺の弾力が残ります。野菜が濡れているとたれが薄まるため、紙タオルで押さえて水気を取ります。一食分ずつカップに盛り、麺がのびないうちに冷たいまま食べます。
テンジャン(韓国味噌)の香ばしさを前に出し、粉唐辛子は大さじ半分にとどめるため、赤く辛いきゅうりのムチムより穏やかに仕上がります。厚めに切ったきゅうりを短時間だけ塩もみし、冷たいみずみずしさとシャキッとした食感を残したまま味噌を薄くまとわせます。
同じ鍋で煮ても、豆腐はスプーンで崩れるほど柔らかく、エビはぷりっと丸まります。煮汁を煮詰め切らずに少し残しておくのは、ご飯にかける分です。