干しスケトウダラの二日酔い覚ましスープ
干しダラは冷水に5分だけ浸します。それ以上置くとうまみが水に抜け、身もやわらかくなりすぎます。ごま油で炒めてから豆もやしと15分煮ると汁がうっすら白く濁り、テンジャンをひとさじ溶けばさらに重みのある味になります。
干しダラは冷水に5分だけ浸します。それ以上置くとうまみが水に抜け、身もやわらかくなりすぎます。ごま油で炒めてから豆もやしと15分煮ると汁がうっすら白く濁り、テンジャンをひとさじ溶けばさらに重みのある味になります。
大根350gを鍋底にすき間なく敷いて先に10分煮てから、その上にサバをのせます。魚の汁を吸った大根は、少なめに残った汁と一緒にご飯にのせて食べます。
慶尚南道河東の蟾津江沿いで親しまれるしじみ(チェチョプ)で取ったスープは、貝の塩気が濃いのに軽く澄んだ味がします。河東の川沿いの食堂ではしじみをさまざまな料理で出し、この土地を代表する味としています。味つけは薄口醤油と塩を少しだけにして貝の味を前に出し、青唐辛子一本が後ろで穏やかな辛みを添えます。こさずに使うと砂と土臭さが残り、すっきりした味がすぐに濁ります。そうめんも別にゆでて冷水でしっかりもみ洗いし、でんぷんを落としておくと、こしたスープが再び濁りません。
糸のように細いメセンイ(韓国のあおさの仲間)が粥全体に緑色にほどけ、牡蠣から塩気のある海の味が出ます。メセンイは湯気がほとんど立たず見た目よりずっと熱いので、最初の数口は冷ましながら食べます。
ふたをして汁物用醤油を加えた水で蒸し煮にした大根の千切りは、半透明になり、箸で軽く曲がるほど柔らかくなります。冬の大根で作ると、甘みがひときわ濃くなります。
戻した干しダラは太い骨を除いて手で裂き、縁が少し縮れるまでごま油で炒めてから水を注ぎます。豆腐と円を描くように流した卵が入って汁は澄んでやさしく、飲みすぎた翌朝によく作られる汁物です。
わらびを先に薄口醤油(クッカンジャン)、粉唐辛子、にんにくで和えておくと煮ている間に味が茎まで入り、牛肉と大根のスープは澄んでいながらピリッとした汁に仕上がります。わらびは中弱火でじっくり煮ると柔らかくなります。
結婚式や誕生日の祝いの席で客に麺をふるまった風習が、その名前(チャンチは宴の意味)に残っています。煮干しのうま味と昆布の控えめな甘みを薄口醤油だけで調え、スープを濁らせません。上にはズッキーニ、にんじん、黄身と白身の錦糸卵、刻み海苔が色を分けて並びます。昆布は長く入れると苦みが出るので、煮干しより先に取り出します。
セリとあさりが一緒に出回る春に作る粥です。ひと口すくうと、あさりのすっきりしたうま味のあとに、さっとしんなりさせたセリの青い香りが追いかけてきます。
なずなはしんなりしはじめたところで火を止めるので、春のなずならしいほろ苦い香りがそのまま残ります。えごま油は2回に分けて使い、半分で豆腐を焼き、残りは火を止めてからごま塩と一緒に回しかけます。
ツナ缶は油ごと全部入れて、汁に香ばしいうまみを出します。キムチの漬け汁は最初は入れずに取っておき、最後に味を見て、足りない塩気と酸味を補います。
冬に身の太ったカキで作ると、最初のひと口から磯の香りがします。豆腐をたっぷり入れ、粉唐辛子で辛くしているので、澄んだカキのスープよりご飯に合うピリ辛のチゲに近い味です。
煮干し昆布だしと牛肉スープを2対1で合わせ、魚介のうま味と肉の重みを両方感じる汁に、そば麺を沈めます。主役の具は細切りの牛肉のジョン(卵衣の焼き物)で、汁がぬるくならないよう冷ましてから、きゅうりと梨の上に高く積みます。
わかめとにんにくをごま油で炒めてから、ようやく米を加えます。こうするとわかめの生臭さが和らぎ、長く煮る間も香ばしさが粥に残ります。スープ用醤油は、わかめの味を隠さないよう控えめに使います。
きゅうりに火を通すおかずですが、芯まで柔らかくはせず、温まって表面につやが出たところで止めます。味付けは汁物用醤油と粉唐辛子だけで、辛さはなく、ほんのり赤く色づく程度です。豆腐は別にこんがり焼いておき、最後に合わせます。
チャムゲ(モクズガニ)は淡水のカニなので、甲羅や脚の付け根をブラシでよく洗っておくと汁がすっきりします。半分に割ってテンジャン(韓国みそ)を少し溶いた大根の汁で煮ると、カニの濃い味が出て、粉唐辛子と青陽唐辛子でぴりっと仕上げます。
カキと豆腐を煮た汁に春菊をひとつかみ入れ、少ししんなりしたらすぐに火を止めます。味つけはクッカンジャン(スープ用しょうゆ)で、汁の色が濃くなりません。
麺を別ゆでせず煮干しと昆布のだしに直接入れるため、表面の粉が溶けてスープに軽いとろみがつきます。じゃがいもと玉ねぎを先に煮ておくと煮干しの香ばしさに野菜の甘みが加わり、澄んだスープの麺とは違う、少し濁ったなめらかな汁になります。
大根葉は硬い茎を除いてゆで、細かく刻みます。えびは刻まずに、包丁の背で軽くつぶします。炒める油はごま油ではなく、えごま油です。
強火で炒めるため、えごま油だけでなく同量のサラダ油を合わせて使います。エリンギは縦に細長く切って繊維を残し、えごまの粉は最後の1分に弱火で加えて、薄口醤油の煮汁にとろみをつけます。
チャムナムル(韓国のセリ科の香草)の青い香りが、やさしい豆腐といりこ昆布だしの汁にくっきりとした後味を残します。豆腐は先に4分煮てだしを含ませ、チャムナムルはしんなりする程度だけ火を通して香りを守ります。切った豆腐をざるにのせて水気を軽く切っておくと、鍋に入れるときに崩れにくくなります。
ワタリガニ、アサリ、イカ、エビをひとつの鍋に入れ、食卓で弱火にかけたまま煮続けます。魚介は煮えたそばから取って食べ、豆腐とズッキーニは赤いスープがよくしみてからすくいます。
手でちぎった薄いすいとんと手切りの麺が一つの器に入り、ふるっとした生地と弾力のある麺を交互に味わえます。すいとんの中心に粉っぽさがなく、麺にこしが残っていれば食べごろです。
タコは自分でゆでず、ゆでて売られているものを使います。にんじんやズッキーニと同じ大きさに刻んでおき、米が十分にほどけてから加えます。はじめから煮ると硬くなるからです。