小じゃがいもの醤油煮(甘辛タレで照り煮した一口じゃがいも)
煮詰める間はへらを使わず、鍋をゆすって小じゃがいもを転がします。こうすると皮がむけたり崩れたりせず、濃い褐色の醤油だれが均一にからみます。冷まして冷蔵庫に入れておくと中まで味がしみ、1週間近く日持ちします。
煮詰める間はへらを使わず、鍋をゆすって小じゃがいもを転がします。こうすると皮がむけたり崩れたりせず、濃い褐色の醤油だれが均一にからみます。冷まして冷蔵庫に入れておくと中まで味がしみ、1週間近く日持ちします。
白菜を塩で20分だけ漬けてすぐヤンニョムで和えるため、発酵キムチの酸味はなく、粉唐辛子の辛さとカタクチイワシの魚醤のうま味がまっすぐ届きます。日本の浅漬けに近い感覚の即席キムチで、太い茎はわずかにしなる程度にとどめ、シャキッとした食感を残します。ごま油といりごまは和え終わりに加え、辛いたれの上に香ばしさを立たせます。サムギョプサルやテンジャンチゲ(韓国味噌の鍋)に添えられ、古漬けのキムチを切らしたときの代わりにもなります。和えた直後がいちばんおいしく、残りは冷蔵して一、二日で食べ切ります。
牛肉の代わりに鶏むね肉の細切りを使うので脂が少なく、春雨とほうれん草、にんじん、椎茸、玉ねぎの味と色がはっきり出ます。ゆでた春雨はすぐに醤油とごま油を少し絡めて広げておくと、ほかの具を炒めるあいだにくっつきません。
ニラを加熱せず生のまま和え、ツンとした辛みと香りをそのまま生かします。テンジャン(韓国の味噌)の塩気と旨味が平たい葉の表面にまとわりつき、酢が後味を軽くし、粉唐辛子がほどよい辛さを残します。冷水では30秒ほど振り洗いするだけにとどめ、香りを逃がしません。食卓に出す直前に作る和え物で、白いご飯の横にすぐ並べます。
紙のように薄く干した白魚のシートを、まず油をひかないフライパンでこわばるまで炒り、コチュジャン、醤油、オリゴ糖のたれを薄くからめます。火から下ろした直後はしんなりして見えても、冷めるとパリッとするので、火にかけて炒め足すことはしません。
アスパラガスの根元は包丁を使わず手で折ります。硬い部分が終わるところで自然に折れるからです。鶏ささみは繊維を断つように薄く切り、醤油とオリゴ糖のたれで強火で手早く炒め、アスパラガスの緑が鮮やかなうちに火を止めます。
マナガツオは身のきめが細かくやわらかく、返すときに崩れやすい魚です。皮目を下にしてしばらく触らずに焼き、幅の広いフライ返しで一度だけ返します。たれはコチュジャンに梅シロップを混ぜてごく薄く塗り、器に盛ってからレモンを少し搾ります。
エリンギと椎茸を一緒にフライパンで焼きます。生地はきのこの表面に薄くつく程度なので、焼き上がっても粉の味よりきのこの香りと弾力のある繊維が先に感じられます。
さっとゆでた白菜の葉で、豚ひき肉とつぶした豆腐を合わせたあんを巻いて蒸します。あんは2、3分練って粘りを出しておかないと鍋の中でほどけます。巻いたら巻き終わりを下にして並べます。残った煮汁に片栗粉を溶けば、添えるソースになります。
塩漬けの加減で、このキムチの歯ざわりが決まります。漬けが浅いと発酵中に水が出て柔らかくなり、漬けすぎると塩辛さが薬味の味を覆います。唐辛子粉をもち米のりで先にふやかしておくと、薬味が葉に重く絡んで流れ落ちません。葉の間に詰めすぎると塩辛く柔らかくなります。薄く塗り、余りは外側にすり込みます。作りたてはさっぱりした味で、1週間ほどで酸味が深まり、酸っぱくなったものはキムチチゲや炒めキムチに回します。
ぷりっとしたエビと噛みごたえのあるイカ、二つの食感が春雨に加わります。イカに切り込みを入れておくと、加熱で丸まって表面に模様が出ます。魚介に水気が残ると炒めるより煮えた状態になるため、よく拭いてから強火で手早く火を通します。エビがピンク色になりイカが丸まったらすぐ取り出し、春雨とは最後に合わせると硬くなりません。春雨は十分に戻してからゆでると、タレを均一に吸ってつやが出ます。祝日の食卓では、肉のチャプチェの代わりに出すこともあります。
トラジ(桔梗の根)を塩でもんで洗い、3分だけゆでると、苦みが抜けてシャキッとした張りが残ります。そこへ細切りの梨を加え、粉唐辛子と酢の甘酸っぱく辛いたれに、みずみずしい甘さを重ねます。魚醤を少し使うことでうまみの土台ができ、ごま油は最後に混ぜて香りを残します。梨は早く入れるほど水分が抜けてやわらかくなるため、先にたれをからめたトラジに最後に加えます。梨とトラジがまだシャキシャキしているうちに食べたい和え物で、ほろ苦い根、甘い梨、酸っぱく辛いたれが噛むうちに順に入れ替わります。
ボウフウは海辺の崖や砂地に育ち、江原道、京畿道、済州島の海岸で3〜5月に摘まれます。セロリに似た強い香りがあるので、味付けはテンジャン、にんにく、ごま油にとどめ、塩を入れた熱湯でのゆで時間も1分だけです。
薄切りの豚肩ロースと緑のアスパラガス、赤パプリカをひとつのフライパンで炒めます。アスパラガスの根元の皮はピーラーでむき、太い部分も穂先と同じように火が通るようにします。肉はいちばん厚い一切れの中心が63℃になったら火から下ろし、3分置きます。
こんがり焼いた豆腐に、刻んだ青唐辛子とにんにく、少しの砂糖を入れた醤油だれをかけて1〜2分だけ煮絡めます。豆腐そのものは淡白で、塩気のあるつやとぴりっとした辛さは、すべてたれから来ます。
ほとんどがニラで、にんじんと玉ねぎは少しだけです。生地はスプーンからさらりと流れる程度にゆるく溶き、大きく1枚に焼く代わりに小さく何枚かに分けて薄く広げます。小さいほうが厚みをそろえやすく、へらで支えて返すのも楽です。
ママカリ(パンデンイ)は小骨が細くやわらかく、煮込むうちにさらにほぐれるので骨ごと食べられます。大根を鍋底に敷き、その上にパンデンイと玉ねぎを交互に重ねて、コチュジャンと醤油のたれで30分近く煮込みます。
唐辛子粉を使わないので辛さがなく、透き通った汁も白菜と一緒に飲みます。味の中心は梨、大根、にんにく、しょうがで、梨は甘みを足しながら発酵臭を和らげます。具を強くもむと大根と梨が柔らかくなり、水気が残ると汁が濁るため、指先で軽く混ぜて野菜の水気をよく切ります。常温で半日置いてから冷蔵で2〜3週間かけて発酵させ、汁がすっきりとやさしい酸味になれば食べごろです。脂の多い肉料理の横に汁ごと添えます。
春雨、牛肉、ほうれん草、にんじん、玉ねぎをそれぞれ別に炒めておき、最後にひとつに合わせます。たれも一回分だけ作り、少しを牛肉の下味に回して、残りの醤油、砂糖、ごま油で春雨を炒めます。
淡泊でほろ苦いトトリムク(どんぐりのでんぷんを固めたもの)を厚めに切り、醤油と酢で和えたサンチュ、エゴマの葉、きゅうりに混ぜて食べます。冷蔵庫で冷やしてから切ると、ムクの弾力が増します。
揚げるのは一瞬ですが、その前にもち米糊を塗った海苔を端まで硬く乾かすのに、ほとんどの時間がかかります。糊を塗って半分に折り、上面にもう一度塗っておくので、油に入れると一枚の海苔よりずっと厚く膨らみ、ごまがパリパリの衣に留まります。
材料は白菜、味噌、にんにく、えごま油、ごまだけなので、白菜の甘みがそのまま出ます。軸に少しシャキッとした歯ごたえが残っているうちに火を止めます。
テンジャンだれを薄く塗って焼いたタラは、表面に濃い茶色の薄いみその膜ができ、その下の白身はしっとりしたまま厚い身にほぐれます。長ねぎやエゴマの葉を添えます。
牛ひき肉にニラをたっぷり刻んで混ぜるので、緑の点が散った一口大のジョンになります。水気をしっかり絞った豆腐が入り、肉だけより口当たりがやわらかく、冷めても醤油とごま油の下味がぼやけません。