海鮮チゲ(えび・いか・アサリのピリ辛鍋)
アサリから出るだしを土台に、粉唐辛子とコチュジャンが赤く辛いスープに仕上げます。大きめに切った豆腐とズッキーニは海鮮のだしを中まで吸い込み、鍋ごと食卓に出せば最後まで熱いまま食べられます。
韓国料理1880品。40/79ページで材料や調理時間を比べられます。 海鮮チゲ(えび・いか・アサリのピリ辛鍋), カジヤンニョムジョリム(なすの甘辛醤油煮), 全羅道ねぎキムチ.
アサリから出るだしを土台に、粉唐辛子とコチュジャンが赤く辛いスープに仕上げます。大きめに切った豆腐とズッキーニは海鮮のだしを中まで吸い込み、鍋ごと食卓に出せば最後まで熱いまま食べられます。
なすは先に油で数分炒め、表面に火を通してから合わせだれを注ぎます。そのまま煮汁に入れると、なすから出た水分でたれが薄まってしまいます。残った煮汁はビビンバに混ぜても使えます。
塩ではなくカタクチイワシの濃い塩辛(ミョルチジンジョッ)でワケギを漬けるところに全羅道式の個性があります。太い白い部分にだけ先にかけて塩気を入れ、漬けた後に残った分は捨てずに薬味へ戻すので、独特のこくが二重に重なります。甘みは砂糖ではなく梨ジュースで付け、後味をすっきりさせます。葉を強くもむと青臭くなるため、葉には薬味を軽くなでる程度にとどめます。
強火で熱した中華鍋でねぎ油を作ってから野菜と粉唐辛子を炒め、スープに香ばしさと辛い香りを移します。粉唐辛子は油の中で短く炒めるだけにします。少しでも焦げるとスープ全体に苦みが残るからです。ベースは鶏がらスープで、いかとムール貝のうまみが重なり、醤油が味をまとめてスープを赤褐色に深めます。しんなりしたキャベツと玉ねぎの甘みが辛さを和らげ、長崎ちゃんぽんとは違う真っ赤な一杯になります。海鮮は長く煮ると硬くなるため、煮立ったらそれ以上引っぱらず、別鍋でゆでた麺にすぐかけます。
早春のナズナの土の香りが、弾力のあるイカとチョジャン(酢コチュジャン)の間で季節感を出します。ナズナはひげ根と土をよく洗い、塩を入れた湯でごく短くゆでて苦みを和らげ、香りは残します。
同じスケトウダラの干物でも、煮物ならしっとり柔らかくなりますが、こちらは乾いた細切りをコチュジャン、酢、オリゴ糖のたれで和え、むっちりした噛みごたえを残します。火を使わないので、急いで一品ほしいときに15分ほどで作れます。
豆腐をへらでつぶしながら一緒に煮ると、たれの中でくずれ、でんぷんを使わなくてもカンテンジャン(ごはんに混ぜる濃い味噌だれ)にとろみがつきます。ズッキーニ、玉ねぎ、しいたけは1cm以下に細かく切って入れます。テンジャンは種類によって塩気が違うので、塩加減はごはんに混ぜる量で調整します。
薄い牛肉は固まったままフライパンに入れると、焼けずに蒸したようになります。そのため、梨の汁を入れた醤油だれに漬ける前に、くっついた肉を一枚ずつはがして広げておきます。
ジャージャー麺にかかる黒いたれを、トッポッキの餅にからめたものと考えると近い味です。豚ひき肉と玉ねぎ、キャベツを炒めた油で春醤(チュンジャン)を先に炒めて粉っぽさを飛ばし、コチュジャンは使わないので辛くありません。細切りのきゅうりをのせると、濃いたれの中でシャキッとした歯ざわりが加わります。
炒ったそばの実を弱火で10分煮出すと、黄色いお茶になります。ナツメ2粒とレモンの皮ひと切れを一緒に入れますが、皮は白い部分が多いと渋くなるため、表面だけを薄く使います。
豚トロは油をひかずにフライパンにのせます。すぐに出てくる自身の脂でテンジャンだれがじりじりと焼け、香ばしい茶色になって肉に張りつきます。テンジャンはまず大さじ1だけ入れ、味を見てから足します。
韓国の東海岸では、産後のわかめスープを牛肉の代わりにカレイ1尾で作ることがあります。ごま油で炒めたわかめに水を注ぎ、さっと下ゆでして生臭さを抜いたカレイを丸ごと入れて、醤油とにんにくで味をつけます。
刻んだ椎茸とつぶした豆腐、にんじん、小ねぎを一つの生地に混ぜ、スプーンですくって小さく平たく焼きます。椎茸をやや粗めに刻むと、歯ごたえがよく残ります。醤油に酢とごまを混ぜたたれを添えます。
スパムとウインナーがたっぷり入ると、プデチゲの中でも肉の塩気と重さが前に出ます。よく漬かったキムチの酸味が加工肉の塩気を切り、インスタントラーメンの麺は味の染みたスープを吸ってもちもちになります。
カルビチムでよくある失敗は、肉がまだ硬いうちに煮汁だけが煮詰まってしまうことです。煮汁を詰める前に箸が肉にすっと入るか確かめ、硬ければ水を少し足してふたをし、さらに煮ます。
アミの塩辛とカタクチイワシの魚醤で二つの海鮮の旨味を重ね、もち米のりで薬味をぽってりさせておけば、わけぎから水分が出ても味が流れ落ちません。常温で6時間、冷蔵で1日なじませればサムギョプサルやポッサムの付け合わせになり、3日以上たって酸味が出たらチゲや炒め物の具に回します。
弾力の強い太めの麺に、コチュジャン、酢、砂糖を合わせた甘酸っぱく辛いたれを絡めて食べます。冷水に浸したキャベツときゅうりがしゃきっとして、辛いたれの合間に口をさっぱりさせます。半分に切ったゆで卵が味をまろやかにします。1970年代に仁川の製麺工場で生まれた麺だといわれています。
長ねぎを繊維に沿って細いせん切りにし、冷水にさらすと鋭い辛みが抜けて、ねぎがふんわりと丸まります。辛みの抜けたねぎを焼いた肉の横にたっぷり盛り、一緒につまんで食べます。
脂が少なく繊維のまっすぐな牛もも肉(ホンドゥッケサル)は、ゆでてから手で裂くときれいにほぐれ、醤油で煮詰めても繊維ごとにしっかりかみごたえが残ります。ゆで卵は煮汁が半分に減ってから入れます。早く入れると表面だけが塩辛くなります。冷める間にも味がしみ続けるため、煮汁が塩辛く感じる前に火を止め、冷蔵庫で一日置いてから出します。
江原道の山あいで食べられてきたコンドレナムル(アザミの一種)を米の上にのせて炊くため、ごはんそのものは淡白で、やさしい草の香りがほのかに漂います。味つけは食べるときに混ぜるたれが担い、醤油、ねぎ、にんにく、粉唐辛子、ごま油の塩気と辛みが山菜の穏やかな香りを引き立てます。生のコンドレは春に香りがもっとも強く、乾燥品を十分に戻せば季節を問わずほぼ同じ味になります。
醤油と梨汁のたれは冷めても味がぼやけないため、ソウル式のプルコギはお弁当によく入ります。梨汁がなければりんご果汁に替えても、肉は同じようにやわらかくなります。
蒸し器で12〜15分蒸すと皮が半透明になり、豚ひき肉、豆腐、春雨、ニラの餡が透けて見えます。たれは醤油に酢と粉唐辛子を混ぜたものです。多めに包んで冷凍しておけば、食べる分だけ出して蒸せます。
セリにりんご、きゅうり、生姜ひとかけを冷水と一緒に攪拌します。ミキサーから直接注ぐと繊維の残るとろりとしたジュースで、布で一度こすと澄んだ緑のジュースになります。りんごは酸味のある品種を使うと、甘さに傾きすぎません。
5cmに太く切った長ねぎを豚トロの横に置き、あまり返さずに焼いて、最後に強火で表面を軽く焦がします。肉を醤油だれに漬けるのは15分だけです。20分を過ぎると塩気が肉の奥まで入ってしまいます。