ママカリと大根のコチュジャン煮
ママカリ(パンデンイ)は小骨が細くやわらかく、煮込むうちにさらにほぐれるので骨ごと食べられます。大根を鍋底に敷き、その上にパンデンイと玉ねぎを交互に重ねて、コチュジャンと醤油のたれで30分近く煮込みます。
韓国料理1880品。9/79ページで材料や調理時間を比べられます。 ママカリと大根のコチュジャン煮, ビーツの水キムチ, 釜山ビビム春雨(韓国式ピリ辛春雨).
ママカリ(パンデンイ)は小骨が細くやわらかく、煮込むうちにさらにほぐれるので骨ごと食べられます。大根を鍋底に敷き、その上にパンデンイと玉ねぎを交互に重ねて、コチュジャンと醤油のたれで30分近く煮込みます。
ビーツは少し入れるだけで汁が赤く染まり、大根より多くなると色が濁って暗くなるため、大根を多めにします。二つの野菜は同じ大きさの薄く平たい形に切り、ひとすくいで両方が取れるようにします。塩漬けで出た水も捨てずに容器へ加え、汁の味の一部にします。梨の汁の甘みとにんにく、生姜の香りが移り、もち米のりがとろみを添えます。塩水を注いだ後は底に沈んだのりまで混ぜ、常温で1日置いてから冷蔵庫へ移します。
さつまいもでんぷんの透明な春雨は弾力があり、コチュジャンと醤油のたれをしっかり抱え込み、箸で持ち上げるたびに甘辛い味がはっきり感じられます。釜山の市場の屋台料理から生まれた麺で、春雨をゆでたら、さっと炒めた野菜と練り物(オムク)、たれと和えるだけで仕上がります。オムクは春雨とは違うやわらかなうま味を、軽く炒めたキャベツとにんじんはシャキッとした歯ざわりを加えます。
バターで炒めたスイートコーンの甘みがコチュジャンの辛さを和らげ、クリームソースは辛いというより甘くまろやかな味に寄ります。コチュジャンとチーズに塩分があるため、塩はソースの味を見てから必要な分だけ加えます。らせん形のカバタッピは溝にコーンの粒が引っかかり、麺といっしょに口に入ります。
レモン汁と水でふやかしたチアシードが、柚子のドレッシングの中でぷちぷちとした粒になり、なめらかな絹ごし豆腐に食感を加えます。豆腐自体には味を付けず、柚子シロップの甘酸っぱさと醤油の塩気をドレッシングからまとわせるため、豆腐とたれを一緒にすくうと味がまとまります。チアシードを混ぜたドレッシングを30分ほど冷蔵庫で休ませると、粒がいっそうもちもちします。
黒ごまペーストで中が濃い灰色になったコーンブレッドで、粗いコーンミールの粒の間から香ばしいごまの風味がします。テンジャン(韓国のみそ)はほんの少し溶かし入れるだけなので、みその味とまでは感じず、塩気とうまみが下に敷かれる程度です。
チャムジュク(香椿の新芽)の和え物は、醤油、にんにく、ごま油だけで味を付け、新芽の香りを残します。太い根元と柔らかい芽先は厚みの差が大きく、根元を少し多めに切りそろえると、40秒の短いゆで時間でも均一に火が通ります。
スンドゥブ(おぼろ豆腐に近い柔らかい豆腐)が、崩れずに大きな塊のまま入ったお粥です。炊き上がった粥にスプーンですくって落とし、その後はほとんど混ぜません。米と椎茸はえごま油で炒めてから昆布だしで煮ます。
手で裂いたヒラタケは細くほどけるように、5mm厚に切ったしいたけは肉厚に噛めます。洗ったかどうかより、フライパンに入れるときに水気が残っているか、重なっているかで仕上がりが変わります。
スープの代わりに、醤油と酢にラー油を合わせたピリ辛だれが薄い皮を包みます。水餃子は皮が破れやすいため、たれをかけたらスプーンでそっと返してなじませます。
あんを包まないもち米団子を、半分は黄色いきな粉に、半分は黒ごま粉に転がし、蜂蜜は別に添えてつけて食べます。生地には乾燥タイプのもち粉を使います。水挽きの粉やうるち米粉では同じ水の量でまとまらず、もちもち感も変わります。
チャメ(韓国の小ぶりな黄色いウリ)の果肉をプレーンヨーグルト、牛乳と攪拌し、ほんのり酸味のある冷たい黄色のスムージーにします。種とそのまわりの水分は先にかき出し、氷は味を決めてから最後に入れて、薄まらないようにします。
とうもろこしは先にゆでるか電子レンジで火を通してあるので、焼き網ではバターと醤油、砂糖のたれを塗りながら、粒の表面に香ばしい焼き色を付けるだけです。
アサリの汁にミナリ(韓国のセリ)をたっぷり入れるので、匙を持つ前から青い香りが立ちのぼります。だしは別に取らず、アサリと薄切りのにんにくを水から煮ます。
ツナ缶と古漬けのキムチを同じ重さずつ使い、生地を少なめにするので、粉よりも具の味が先に来ます。ツナは缶を開けたらすぐざるにあけ、押して油を抜いておきます。
キムチを敷いた上にスパム、ソーセージ、豆腐、トックを種類ごとに並べ、真ん中に合わせ調味料をのせて鍋ごと煮ます。水を真ん中ではなく縁から注ぐのも、その並びを崩さないためです。
バターはアサリの口が開いてから加えると貝の汁となじんでなめらかなスープになり、最初から入れると油だけが浮きます。焼酎は強火で先に煮立ててアルコールの香りを飛ばし、加熱しても口を開かない貝は取り除きます。
しいたけの弾力のあるかさと、エリンギのしっかりした身は、甘酢醤油に何日漬けても噛みごたえが落ちません。二種類は厚みをそろえて切ると同じ速さで味が入ります。湯通しは1分で十分で、長いと柔らかく水っぽくなります。湯通しよりも、その後に手で強く押して水を出す工程のほうが仕上がりを左右します。
朝鮮戦争の1・4後退のころ、避難民が冷麺の代わりに小麦粉で麺を作りはじめたのがミルミョンの始まりとされ、釜山の夏の麺になりました。麺は冷麺よりやわらかく適度な弾力があり、シャーベット状に凍りかけた牛骨スープをまずひと口飲んでから、はさみで麺を切って食べます。その弾力は、ゆで上がった麺をすぐ冷水に取り、でんぷんを洗い流すことで生まれます。コチュジャンはあらかじめ冷たいスープで溶きのばしておくと、ダマにならずに広がります。中央にのせたそのたれが冷たいスープにピリッとした辛さを溶かし、きゅうりと梨がみずみずしい甘みを添えます。
トマトを使わず、コチュジャンを生クリームと牛乳に溶いたオレンジ色のソースで、辛さはクリームの後からゆっくり来ます。コチュジャンは製品によって塩気が違うので、少しずつ入れて味を見ながら足します。
ニラを加熱せず生のまま和え、ツンとした辛みと香りをそのまま生かします。テンジャン(韓国の味噌)の塩気と旨味が平たい葉の表面にまとわりつき、酢が後味を軽くし、粉唐辛子がほどよい辛さを残します。冷水では30秒ほど振り洗いするだけにとどめ、香りを逃がしません。食卓に出す直前に作る和え物で、白いご飯の横にすぐ並べます。
韓国の家庭のおかず、ズッキーニ炒め(ホバクポックム)をバター入りのパイ生地にのせ、縁をざっくり折り込んで焼きました。冷たいバターを豆粒大に残した生地なので折った縁は層になってサクッと崩れ、中央では炒めたズッキーニと玉ねぎの上でモッツァレラが溶けています。目玉焼きをのせてブランチにしたり、薄く切って白ワインに合わせたりします。
チャムナムルは葉がやわらかく茎がシャキッとしていて、ゆでた後も二つの食感を残すように扱います。5cmに切ると茎と葉を一緒につまめ、茎に歯ごたえがあるうちに常温で出します。
ほうれん草、もやし、にんじん、ズッキーニを一つのフライパンでまとめず、別々に下ごしらえすることで、混ぜた後も野菜ごとの食感が残ります。ゆでたナムルは水気をしっかりしぼらないと、ご飯がべちゃつきます。