チンゲン菜のテンジャンナムル
チンゲン菜は炒め物に使うことが多い野菜ですが、ゆでてテンジャン(韓国味噌)で和えると、シャキッとした茎に香ばしい味がしみたナムルになります。和え衣は茎の内側のくぼみまで指ですり込みます。
チンゲン菜は炒め物に使うことが多い野菜ですが、ゆでてテンジャン(韓国味噌)で和えると、シャキッとした茎に香ばしい味がしみたナムルになります。和え衣は茎の内側のくぼみまで指ですり込みます。
ほうれん草、もやし、にんじん、ズッキーニを一つのフライパンでまとめず、別々に下ごしらえすることで、混ぜた後も野菜ごとの食感が残ります。ゆでたナムルは水気をしっかりしぼらないと、ご飯がべちゃつきます。
縦半分に切ったチンゲン菜を切り口を下にして強火のフライパンに並べ、茎から先に焼いてから返し、葉の縁を軽く焦がします。オイスターソースに醤油と水を少し合わせたたれは、茎に薄くつやが出る程度の量です。葉がしんなりしても、茎を曲げるとしゃきっとした手応えが残るところで火を止めます。
市販のチョンドゥギ(平たいもちもちした韓国の駄菓子)を弱火で温め、コチュジャンだれを薄く塗って甘辛く焼きます。すでに辛い味付けのある製品より、プレーンなものの方が後から塗るたれの塩気を合わせやすくなります。
鶏せせりは筋肉の間に脂が入っていて、むね肉のようにぱさつかず、噛むほどに弾力とうま味が出ます。醤油とみりん、にんにくに短く漬けて強火で焼き色をつけ、長ねぎを加えて30秒炒めて仕上げます。
ごま油で30秒炒めたニンニクと粉唐辛子が汁を濃い赤に染め、その中で大きくすくったスンドゥブとふっくらした牡蠣が揺れます。
ほろ苦く、少し松やにのような香りを持つツルニンジン(トドク)は、醤油と水あめのタレがしみるにつれて香りが穏やかになり、中は締まったかみごたえが保たれます。すりこぎで軽くたたいて繊維をほぐしてから手で裂き、粗い断面にタレを艶よくからめます。
蒸した米の生地が半透明になり、中のエビがうっすら透けて見えます。上から甘めの醤油ダレをかけると、なめらかな表面を伝って流れます。香港の飲茶に欠かせない一品で、このレシピではタピオカ粉の代わりに米粉とコーンスターチを使います。香港の屋台ではカートでその場で蒸し、エビのほかにチャーシューや牛肉を巻いたり、何も巻かずに出したりもします。生地が厚いと餅のように重く、薄すぎると巻くときに破れます。シートが半透明になってもエビの中心まで火が通っているとは限らず、身が白く固くなるまで蒸します。
水で戻したわかめのやわらかさと、塩でもんだきゅうりの歯ざわりが、醤油と米酢、砂糖、ごま油の甘酸っぱいたれの中で冷たくなじみます。水戻しだけで食べられる無調味の乾燥カットわかめを使うため、ゆでる工程はありません。塩蔵わかめや味付きの海藻サラダでは、食感も塩加減も別物になります。
粗挽きの豚もも肉のあんを薄い皮で側面だけ包み、開いた上面にグリーンピースを一粒のせて蒸します。粗挽きなので噛みごたえが残り、砂糖とオイスターソースで味つけにほんのり甘みがあります。
白くつるりとした緑豆のムクにきゅうりとにんじんの細切りを合わせ、醤油と酢の甘酸っぱいたれで和えます。細く切ったムクはかき混ぜると切れてしまいます。箸で下から持ち上げるように6回ほど返すだけにします。
もち麦と白米を同量で炊き、柔らかいご飯の中で麦の粒がぷちぷちと弾む食感にします。たれはにんにく入りの濃い味噌だれか甘辛いコチュジャンのどちらかで、味噌なら香ばしく塩気のある一杯、コチュジャンなら甘みと辛みのはっきりした一杯になります。
緑豆でつくるチョンポムクは味がほとんどなく崩れやすいので、炒め物では形を保つことにいちばん気を使います。30秒だけ下ゆですると表面に少し弾力が出て、余分なでんぷんも落ち、醤油がよく絡みます。
キムチを豚肉とほぼ同じ量入れるので、ひと口目からキムチの酸味が立ちます。餡には短く切ったニラと水気を切った豆腐も混ぜ、醤油とにんにく、ごま油で味をつけます。
手羽元は骨のまわりにコラーゲンが多く、しっかり火を通すと皮の下がもっちりします。醤油と蜂蜜のたれが濃い茶色に固まるのは、オーブンの温度を上げる最後の数分です。あっという間に焦げるので、オーブンの前を離れません。
溶き卵を注いで30秒待ち、大きく一度だけ混ぜると、卵が花びらのように広がります。下ごしらえから食卓に出すまで10分ほどです。
厚めに切った木綿豆腐を蒸すと、表面はほどよく張りが出て、中はなめらかに仕上がります。粉唐辛子がふやけて少しもったりした醤油ダレを熱い豆腐にのせると、塩気とほのかな辛さが切り口からしみ込みます。
よく熱したフライパンに麺を広げてしばらく触らずに置くと、底の面がカリッと焼け、中はもちっと仕上がります。強火で短く仕上げるのがチャオメンの持ち味で、麺は芯が少し残るようにゆでて完全に冷ましておきます。ゆでた麺にごま油を薄くまぶしておくと、冷ます間にくっつかず、鍋の中でもほぐれます。鍋底に水分がたまると炒め物ではなく蒸し煮のようになるため、もやしの水気を切り、野菜から水が出る前に火を止めます。最後に加えるオイスターソースと醤油が、麺につやのある塩気をまとわせます。
わけぎは長ねぎより辛みが穏やかで甘みがあり、生のまま和えても刺激が強くありません。そのやさしい辛みが、サムギョプサル(豚バラ焼き)や焼き魚の脂っこさをさっぱりと切ります。
飛騨では、冬に塩漬けしたかぶらの葉が春になって酸っぱくなると、煮干しと醤油、みりん、酒で汁気がほぼなくなるまで煮ました。くもじは宮中で漬物を指した古い言葉に由来するといわれます。水を何度か替えて塩を抜きますが、塩気は少し残しておきます。抜ききると醤油の味しかしなくなるからです。
ほろ苦いチィナムルを2分ゆで、テンジャン、薄口醤油、ごま油で和えて、えごまの粉と長ねぎを加えます。テンジャンは指を広げて葉の間まで押し込むように和え、5分置いてから出します。生のチィナムルがない冬は、干したものを十分に戻して使うこともあります。
ポッサム(茹で豚の包み料理)で残った茹で豚とポッサムキムチを、玉ねぎと一緒にコチュジャンだれで炒めてご飯にのせます。キムチは中の具を落とさず、そのまま粗く刻んで入れます。
辛みのない醤油とにんにくのたれが、鶏肉とにんじん、玉ねぎに茶色いつやをまとわせ、ご飯によく合う味になります。むね肉ともも肉どちらでも作れますが、厚みをそろえないと薄い部分だけ先にパサつきます。表面が白くなっても中心の火通りは分かりません。いちばん厚い一切れを切ってから火を止めます。
タコは長く熱を入れるとすぐ硬くなるので、ゆでる時間も焼く時間も短く切り上げます。ゆで湯に生姜をひと切れ入れると臭みが和らぎます。コチュジャン、醤油、砂糖、にんにく、ごま油のたれは、焼きながら薄く重ね塗りします。