白唐辛子アサリチゲ(アサリと大根のすっきり韓国鍋)
澄んだアサリの汁に赤唐辛子と青陽唐辛子を斜め切りにして入れますが、どちらも火を止める2分前になってから加えます。下地は大根を先に煮た湯で、残りの味はアサリが口を開くときに出す汁が担います。
澄んだアサリの汁に赤唐辛子と青陽唐辛子を斜め切りにして入れますが、どちらも火を止める2分前になってから加えます。下地は大根を先に煮た湯で、残りの味はアサリが口を開くときに出す汁が担います。
明太子に卵と水を混ぜて豆腐の上に薄くのせ、蒸し器で茶碗蒸しのように柔らかく固めます。木綿のようなしっかりした豆腐を使うと蒸しても崩れにくく、水気は押さえて抜きつつ表面のしっとり感は残します。ねぎと赤唐辛子は卵がほぼ固まってからのせ、色をきれいに保ちます。
ハマグリを煮出したスープは煮干しだしと違って澄んだ磯の香りがあり、それが手切り麺の一本一本にしみ込みます。大根、ズッキーニ、玉ねぎが甘みを加え、麺から溶け出すでんぷんがとろみ粉なしでスープに軽いとろみをつけます。ただし麺の打ち粉までそのまま入れるとスープが濁るため、軽くはたいてから入れます。口が開いたハマグリをいったん取り出し、最後に戻すのは身を硬くしないためです。忠清道の瑞山や全羅道の海沿いで昔から食べられてきた麺で、ハマグリがよくとれる時期にいちばんおいしくなります。
細長い糸状のコシレギは、噛むとプツプツと切れる食感がわかめや昆布とまったく違います。熱湯で20秒を超えるとこの食感が崩れ、引き上げてすぐ冷水に取ると弾力が戻ります。たれには梅シロップ(メシルチョン)が入り、酸味に果実の香りが加わります。きゅうりのせん切りが磯の香りに青い香りを添え、夏に冷やして出すといっそう爽やかです。
チンゲン菜は炒め物に使うことが多い野菜ですが、ゆでてテンジャン(韓国味噌)で和えると、シャキッとした茎に香ばしい味がしみたナムルになります。和え衣は茎の内側のくぼみまで指ですり込みます。
ひとさじすくうと、ほどけた米と一緒に干しダラ(プゴ)と糸のような卵が上がってきます。卵は米と干しダラが煮えてから、いちばん弱い火で表面に細く回し入れ、一度だけ混ぜます。うま味はだしではなく、ごま油とにんにくで先に炒めた干しダラから出ます。
干瓢は夕顔の果肉を薄く切って干したもので、30分以上戻すともちっとした食感に戻ります。えごま油で炒め、水気が少し残るうちにえごまの粉を加えると、粉がその水分を吸って干瓢にとろりと絡みます。味の濃いおかずの横に置く、淡白なナムルです。
煮干しも昆布も使わず、アサリの汁と白菜の甘みだけで煮るので、すっきりとやさしい味です。そのぶん砂抜きが足りないと砂がそのまま口に残るため、アサリは前もってしっかり砂抜きしておきます。
このチゲの土台は、ハマグリ700gから出る汁です。大きめに切った豆腐は貝の口が開いてから入れて5分煮るため、その間にハマグリの汁を吸い、噛むと汁がしみ出します。貝に塩気があるので、クッカンジャンは控えめにします。
古漬けのキムチと豚肩肉を重ねて長く煮込むと、キムチは芯まで柔らかくなり、脂の入った肉は箸でほぐれるほどになります。
アサリのスープはそれ自体に塩気があるので、韓国醤油はほんの少しで足ります。醤油を増やすと繊細な磯の風味が隠れてしまうため、濃いスープにしたいときは調味料ではなくアサリの量を増やします。
ほろ苦いチィナムルを2分ゆで、テンジャン、薄口醤油、ごま油で和えて、えごまの粉と長ねぎを加えます。テンジャンは指を広げて葉の間まで押し込むように和え、5分置いてから出します。生のチィナムルがない冬は、干したものを十分に戻して使うこともあります。
たれを添えずに食べる釜飯なので、味付けは韓国の薄口醤油と塩でご飯の中で済ませます。ふたを開けるとまずチャムナムル(香りの強い韓国の山菜)が香り、ご飯には底で一緒に炒めたひらたけとしいたけの味がしみています。
若いチンゲン菜の葉を強火で1分あまり炒め、葉先だけ軽く焦がします。にんにくは弱火で先に香りだけ出しておき、チンゲン菜を入れた瞬間に火を一気に強めます。
アサリの汁にミナリ(韓国のセリ)をたっぷり入れるので、匙を持つ前から青い香りが立ちのぼります。だしは別に取らず、アサリと薄切りのにんにくを水から煮ます。
大根を煮た下地の汁にアサリとわかめを入れ、肉を使わずアサリの味で汁を作ります。アサリの塩気のある旨みとわかめの磯の香りが一つの鍋で重なります。
豆腐を焼かず、ほうれん草としいたけと一緒にふたをして弱火で火を通すと、醤油味があっさりとまとまります。豆腐に水気が残ると煮汁が濁り、味も薄まるため、キッチンペーパーではさんでしっかり押さえておきます。単純な合わせ醤油に旨みを足すのはしいたけで、ほうれん草はしんなりしながら豆腐の間になじみます。えごま油は火を止めてから回しかけると、香ばしい香りが飛びません。湯豆腐ほど汁気はなく、少量の煮汁が豆腐の下にたまる程度の蒸し煮です。
牛バラ肉の脂をすくい取らずにテンジャン(韓国味噌)のスープに残すため、香ばしくこってりした汁になります。玉ねぎ、ズッキーニ、ひらたけを肉より先に煮て甘みを出しておくと、味噌の塩気の角が取れます。テンジャンは製品ごとに塩分が違うため、最後の味は薄口醤油で調えます。太めの手切り麺は別ゆでせずスープで直接煮て、溶け出したでんぷんでとろみを付けます。煮詰まって濁りすぎたり塩辛くなったりしたら、水100mlを足してひと煮立ちさせます。
名前は和え物ですが、ゆでたチィナムルをえごま油で炒め、水を加えて少し煮る工程が入り、炒めナムルに近いやわらかな食感になります。残った煮汁にえごまの粉が溶けると、淡いペースト状にとろみがつき、葉と茎を香ばしく包みます。薄口醤油、にんにく、長ねぎで先に下味を付けておくため、煮ている間に茎まで味が入ります。
チュイナムル(シラヤマギクの仲間の山菜)を国醤油、ごま油、にんにくで先に和えて米にのせて炊くので、たれを添えなくてもご飯に味がついています。ふたを開けると、まずチュイナムルのほろ苦い香りが立ちます。
戻したチナムル(シラヤマギク)は、炒める前に薄口醤油、にんにく、えごま油で手でよく和えておきます。和え物のように先に味を入れてから炒めると、一本一本に味がむらなく入ります。
アサリが口を開けたら、スンドゥブ(おぼろ豆腐)を大きなスプーンですくって入れ、混ぜずにおきます。ふんわりした塊のまま貝の汁を含ませるためで、強く混ぜると豆腐が崩れて汁が白く濁ります。唐辛子は使わず、クッカンジャン(韓国の薄口醤油)で味を付けるので辛くありません。
昆布水とクッカンジャンで味をつける澄んだきのこのチゲで、油は一滴も使いません。汁を濁らせないよう、浮いたアクをすくい、豆腐を入れた後は混ぜずに鍋を軽くゆすります。きのこは水に長く浸けると香りが抜けるため、さっと洗って使います。
テンジャン(韓国味噌)とえごまの粉で干し大根葉を煮含め、汁気を少し残してスプーンですくえる状態に仕上げます。茎の硬い皮をむいておかないと、いくら煮ても筋が口に残ります。