オムッヤチェポックム(さつま揚げと野菜の炒め物)
むっちりした四角いオムク(さつま揚げ)の間に、シャキッとした玉ねぎとにんじんが混ざります。醤油とオリゴ糖で甘辛く炒め、最後に青唐辛子を加えて辛みを少し足します。
むっちりした四角いオムク(さつま揚げ)の間に、シャキッとした玉ねぎとにんじんが混ざります。醤油とオリゴ糖で甘辛く炒め、最後に青唐辛子を加えて辛みを少し足します。
トッカルビのたねを木串に巻きつけて焼くので、皿に盛るトッカルビよりずっと強い粘りが必要です。片栗粉を少し加えて3分以上こね、串は水に10分浸してから使うと焦げにくくなります。トッポッキのたれやケチャップを添えると、屋台の串焼きらしくなります。
葉野菜で包んで食べる豚肩肉の焼き物で、コチュジャンだれに30分以上漬け、強火で一枚ずつ広げて焼きます。最初の2分は返さず、縁が濃い茶色になるのを待ちます。たれの砂糖はあらかじめ溶かしきっておきます。溶け残った粒があると、そこだけ黒い点になって焦げます。
冷蔵庫で長く置いて酸味が強くなったキムチほど、この煮物に向いています。醤油と粉唐辛子の煮汁で煮るうちにとがった酸味が和らぎ、焼かずにそのまま入れた豆腐が赤い汁を中まで吸い込みます。
薄切りのレモンを春菊と重ねて漬けると、醤油の漬け汁に柑橘のさわやかな香りが加わります。冷蔵24時間で葉がしんなりして醤油の色がつき、急いで常備菜がほしいときも翌日から食べられます。
薄切りの豚バラを香ばしく炒めて出た脂が、この焼きうどんの土台になります。その脂で玉ねぎ、長ねぎ、キムチを炒め、キムチの汁気がほぼなくなるまで水分を飛ばすと、味が凝縮して麺がべたつきません。長く漬けた古漬けのキムチほど酸味に深みが出て、仕上がりの味も変わります。
箸を当てるだけで繊維に沿ってほぐれる角煮は、厚切りの豚バラ肉を醤油、みりん、しょうがに入れ、ごく弱火で脂身まで半透明になるまで煮たものです。一晩冷まして固まった脂を取り除いてから温め直すと煮汁がすっきりし、食べるときは和からしを少し添えます。
炊いたご飯を詰めるいなり寿司と違い、生米とごぼう、にんじん、しいたけを油揚げに入れ、袋の中で米を炊き上げます。表面全体に散らしてあけた小さな穴が煮汁の通り道で、上に余裕がないと米が膨らんで口が破れます。
ガイパッメッマムアンはタイ中部の中華の影響を受けた炒め物で、もともと中国式鶏丁腰果の炒め物から出発しましたが、タイの味付け体系をまとうことで独自の味になりました。一口大の鶏肉と炒ったカシューナッツを熱した中華鍋で乾燥唐辛子・玉ねぎ・パプリカとともに素早く炒めますが、カシューナッツは事前に低温の油できつね色に揚げておくことで中までサクサクになります。ソースはオイスターソース・醤油・ナンプラー・砂糖を混ぜて作りますが、この四つの配合によって甘じょっぱさのバランスが決まります。鶏肉にソースがコーティングされて艶が出て、カシューナッツの香ばしい油分がソースと出会いナッツ特有のバターのような風味を加えます。タイの食堂でご飯の上にのせて一皿料理(カオラートゲーン)として食べるのが一般的で、辛さが控えめなので外国人観光客が最初に挑戦するタイの炒め物メニューの一つです。
棒餅を串に刺し、油をひいたフライパンで先にこんがり焼いてから、コチュジャンのたれを塗ります。塗ったあと弱火で1分ほど転がすと、たれが餅に張りついて冷めてもはがれにくくなります。
中央が盛り上がったジンギスカン鍋では、羊肉の脂と肉汁が溝を伝って、周りのもやしや玉ねぎ、かぼちゃに流れ込みます。肉には下味を付けず、すりおろしたりんごと梨、にんにく、しょうがを加えた醤油と酢のたれに付けて食べます。脂の多い肉から中央で焼き、溶けた脂を溝に回しておくと、油をひかなくても肉や野菜がくっつきません。じゃがいもとかぼちゃは火の通りが遅く、箸が通ったものから取り分けます。北海道では大正時代に羊毛のために増やした羊から羊肉を食べ始め、今は家庭でも、春の花見や夏のバーベキューのような屋外でも焼きます。
木綿豆腐の中央をスプーンでくりぬき、その豆腐を牛ひき肉やしいたけ、にんじんと混ぜて詰め戻す作り方で、無駄が出ません。宮廷料理として伝わるトゥブソンを、豆腐を崩して成形する代わりに、豆腐のかたまりへ直接詰めて蒸す形にまとめています。仕上げのたれは醤油と水を軽く煮ただけで、豆腐の淡い味が前に出ます。
生のバジルの葉を数枚加えると、醤油漬けなのにハーブの香りがミニトマトの甘酸っぱさに重なります。皮をむいたトマトは熱い漬け汁で崩れやすいため、漬け汁は常温まで完全に冷ましてから注ぎます。皮は浅く入れた十字の切れ目からむき、切れ目が深いとゆでる間に果肉が割れてしまいます。冷蔵で1日寝かせると酸味が落ち着き、トマトの甘みがはっきりし、冷蔵で一週間ほど置いても食感はよく保たれます。ご飯のおかずや脂のある焼き肉に添えるほか、チーズとクラッカーにのせて酒のつまみにもします。
甘辛く煮た油揚げが澄んだだしの上で少しずつ煮汁を放ち、食べ進めるほどつゆがほんのり甘くなります。そのため、つゆは油揚げをのせる前の段階で塩辛くならないよう控えめに整えます。油揚げは煮汁が少し残ってしっとりしているうちに火を止め、前日に煮ておくと味がさらになじみます。
宮崎県北部の山間、とくに高千穂では竹をかっぽと呼び、若い青竹の節の間に地鶏、ごぼう、しいたけ、にんじん、にら、にんにくを詰めて炭火にかけると、具が自らの水分で蒸されて竹の香りをまといます。炎を上げず、おこった炭で屋外で焼き、竹は割れがなく薬剤処理をしていない調理用のものを使います。
市販の蒲焼きを温めるのではなく、内臓と大きな骨を除いた生のうなぎ200gを、たれを塗りながら焼き上げます。糖分のあるたれは中心に火が通る前に色づくため、照りではなく一番厚い部分の中心温度63°Cで判断します。
ナスを厚さ1cmの半月切りにし、片面に焼き色をつけてから返すと、くたくたのナス炒めと違って形が崩れず、中だけがやわらかくなります。入れてすぐに混ぜると色がつかず、炒めすぎると身が崩れて水っぽくなります。
肉を使わず、木綿豆腐とキャベツ、ニラ、短く切ったさつまいも春雨で作る餡は、春雨がぷりっと弾み、長ねぎの代わりに入れたニラが香ります。フライパンで焼くと底は薄くカリッと固まり、上側の皮はしっとり残ります。
干しカワハギをバターで両面こんがり焼き、火を弱めて醤油とオリゴ糖を薄く塗ります。粉唐辛子とごまをふり、はさみで細長く切って、ビールや焼酎のそばに置きます。
豚スペアリブは冷水に30分つけて血抜きし、さっと下ゆでして洗ってから醤油の煮汁に入れます。ひと手間増えますが、アクが煮汁に移らず、煮詰めたときの味が濁りません。
中をくり抜いた白瓜に、しその葉で巻いた青唐辛子が詰めてあり、切ると真ん中に緑の芯が現れます。瓜を銃身、唐辛子を弾に見立てたのが鉄砲漬の名の由来です。千葉県の成田や香取で冬の保存食として始まり、ご飯のおかずや酒の肴になり、成田山新勝寺の門前土産としても知られます。塩漬けの瓜は、水を替えながら二日かけて先に塩を抜きます。調味液だけを毎日煮返して冷まし、瓜に戻す作業を数日続けるのは、歯切れのよい瓜の芯まで味を入れるためです。
甘辛く煮た油揚げをかむと、含ませた煮汁がじゅわっとつゆに広がります。つゆは昆布と鰹節でとっただしが土台で、色は淡くても味はしっかりした関西風です。油揚げは煮汁がほとんどなくなるまで煮詰めて、甘みを中に閉じ込めます。大阪では朝の一杯としても食べられる、ごく日常のうどんです。
醤油とみりん、生姜汁、にんにくに漬けた鶏もも肉なので、衣よりも肉そのものに味が入っています。片栗粉を薄くまぶして二度揚げするため、冷めても衣がカリッとしています。
薄切りのアワビは、ご飯の表面の水分がほぼ消えてからのせ、ふたをして火を止め、5分蒸らす余熱だけで火を通すので、やわらかく仕上がります。炊き上がったご飯は、醤油に小ねぎ、刻んだにんにく、ごまを合わせたたれで混ぜます。