じゃがいもチヂミ(生すりおろしじゃがいもの薄焼きパンケーキ)
すりおろした生のじゃがいもを絞り、出た汁を10分以上置くと底に白いでんぷんが沈みます。このでんぷんを生地に戻して焼きます。できるだけ薄く広げた縁はガラスのようにパリッと割れ、中央はもっちりします。たれは醤油に酢と刻んだ青唐辛子を合わせます。
すりおろした生のじゃがいもを絞り、出た汁を10分以上置くと底に白いでんぷんが沈みます。このでんぷんを生地に戻して焼きます。できるだけ薄く広げた縁はガラスのようにパリッと割れ、中央はもっちりします。たれは醤油に酢と刻んだ青唐辛子を合わせます。
丸ごと蒸したワタリガニは、ゆでたものより甘い汁が殻の中に残り、身をほぐすと塩気のある汁が一緒についてきます。春と秋の旬のカニは卵とみそが詰まっていて、身以外にも食べるところが多くなります。醤油に酢を合わせた酢醤油の酸味が、カニの甘みをくっきり引き立てます。脚の関節ごとに手で殻を割り、身を取り出しながら食べる料理です。
しいたけの弾力のあるかさと、エリンギのしっかりした身は、甘酢醤油に何日漬けても噛みごたえが落ちません。二種類は厚みをそろえて切ると同じ速さで味が入ります。湯通しは1分で十分で、長いと柔らかく水っぽくなります。湯通しよりも、その後に手で強く押して水を出す工程のほうが仕上がりを左右します。
コチュジャンの辛さに梅シロップの甘みと酢の酸味が重なり、ひと口ごとに辛い、甘い、酸っぱいが一度に広がります。素麺を冷水でしっかり洗ってでんぷんを落とすと、麺に弾力が出てたれがむらなく絡みます。レタスときゅうりはシャキッとした食感を加え、混ぜるうちに出る野菜の水分が濃いたれを少しゆるめます。
練りがらしを溶いた醤油ドレッシングがツンと鼻に抜け、細切りの梨のみずみずしい甘さで辛みが落ち着きます。ニラの香りとシャキシャキの紫キャベツが牛肉の間に入り、肉料理でも重く感じません。もも肉は脂の少ない部位なので、強火で表面だけ濃く焼き、中はピンク色に残します。薄く切ると冷めるうちに硬くなるため、5分休ませてから繊維を断つように1cmの厚さに切ります。ニラは長く和えるほどしんなりするので、肉を休ませる間に野菜とドレッシングを用意し、食べる直前に合わせます。
ハムの代わりにスモークサーモンをのせ、燻製の塩気をバターソースと黄身に重ねます。オランデーズは卵黄とレモン汁を湯気が立つ程度の湯せんで混ぜ、溶かしバターを細く加えて乳化させます。湯が熱すぎると卵黄が固まり、ソースが分離します。ポーチドエッグは表面が静かに揺れる程度の湯に酢を加えて作り、3分30秒なら白身が固まり、中心はやわらかいままです。ポーチドエッグとソース、焼いたマフィンをほぼ同時にそろえるため、バターは最初に溶かして温めておきます。
薄切りの豚ロースに片栗粉の衣を厚くまとわせて二度揚げするので、表面はガラスのように硬くふくらみ、噛むとカリッと音がします。ソースは酢と砂糖、醤油だけで、ケチャップを使う韓国の中華料理店の赤い鍋包肉より色が淡く、酸味がはっきりしています。清朝末期のハルビンで、ロシアからの客の口に合わせて甘酸っぱく仕立てた東北料理が原型です。
枝分かれした緑の海藻チョンガク(ミル)は、熱湯に10秒だけくぐらせると濃い緑になり、軟骨のようなコリコリした歯ごたえが残ります。酢を多めにした合わせ調味料で和え、その場ですぐに食べます。
ヨルムキムチ(若大根のキムチ)の酸味に合わせ、コチュジャンだれも先に酢と青梅シロップでのばして甘酸っぱくします。麦ごはんにキムチ、きゅうり、サンチュを区切ってのせ、半分に切ったゆで卵を添えておき、食べる直前にたれを半量から入れて混ぜます。
花椒の粒を噛むと舌がしびれますが、宮保鶏丁ではこのしびれが辛さと同じくらい大事です。唐辛子と花椒を先に油で炒め、その香りを油ごと鶏肉にまとわせます。炒ったピーナッツは最後に入れ、カリッとした食感を守ります。
醤油とにんにくのみじん切り、オリゴ糖に酢を少し加えたたれで、辛さはなく甘じょっぱい味です。たれは長く煮詰めると醤油の塩気が強くなるため、まだゆるいうちに鶏を入れ、強火でつやをまとわせるだけにします。
0.7cm厚さのれんこんをまずフライパンでこんがり焼き、醤油とオリゴ糖のたれは最後の1、2分だけ絡めます。醤油で長く煮るれんこんの煮物よりずっとしゃきしゃきしています。冷めると穴の中まで入ったたれが固まり、べたつきません。
なすを5分だけ蒸して繊維に沿って裂き、薄口醤油とにんにくで先に下味をつけます。酢と砂糖を溶いた冷たい水に浸し、青唐辛子といりごまをのせて出す夏のおかずです。氷を浮かべるなら、溶けて味が薄まる分、たれを少し濃いめにします。
えのきを一本ずつほぐし、生地を薄くからめて焼くと、すき間の多い網のような一枚になり、縁は天ぷらのようにカリッと、中央はむちっとします。醤油に酢と粉唐辛子を少し合わせたたれを添えます。
白菜と薄切りの牛バラ肉を交互に重ね、鍋の高さに切りそろえて立てて詰めると、ふたを開けたとき断面が何重にも並びます。この形を保つには、葉先より厚い白い部分を中心に使います。日本のミルフィーユ鍋と同じ組み立てですが、スープには味をつけず、醤油と酢、にんにくのたれにつけて食べます。塩気の強さは鍋ではなく、それぞれの取り皿でたれをつける量で決まります。束をすき間なく詰め、空いた所に白菜の切れ端を挟むと煮ている間に倒れません。
柔らかいヒユ菜の葉は醤油と酢の漬け液をすぐに吸い、酢が青臭さを抑え、青陽唐辛子とにんにくの辛みが後に残ります。洗った後はざるで表面の水分を完全に乾かさないと、漬け液が濁ります。
コシの強い冷麺の麺はコチュジャンだれが滑り落ちずに絡み、甘酸っぱく辛い味が一本一本にしっかりつきます。たれは10分前に混ぜておくと砂糖が溶け、味がまんべんなくなじみます。強火で1分足らずでゆで上がる麺なので、麺がほぐれた瞬間に引き上げるとのびません。ゆでた麺は冷水でもみ洗いしてでんぷんを落とし、水気をしっかり絞らないと、たれが薄まります。氷水に浸したきゅうりと梨がシャキシャキした食感とほのかな果物の甘みで辛さを和らげ、半分に切ったゆで卵が刺激をまろやかにします。
チョンポムク(緑豆でんぷんで作るムク)は、ところてんよりもちっと弾み、つるりと口に入ります。これを酢コチュジャンで和えてリンゴ、きゅうり、紫キャベツと合わせると、シャキシャキ感が加わり、リンゴの甘みが辛みを丸めます。
カンプンギは、皿にたれがたまるような料理ではありません。二度揚げした鶏もも肉を、にんにくと赤唐辛子、醤油、酢、砂糖のたれに強火でさっと転がすので、たれはカリッとした衣に薄くからむだけです。
白くつるりとした緑豆のムクにきゅうりとにんじんの細切りを合わせ、醤油と酢の甘酸っぱいたれで和えます。細く切ったムクはかき混ぜると切れてしまいます。箸で下から持ち上げるように6回ほど返すだけにします。
ひと口で手に取って食べられる大きさで、遠足のお弁当やおやつによく作られます。甘辛く煮た油揚げの中の酢飯には細かく刻んだにんじんときゅうり、白ごまが混ざり、やわらかい油揚げの間でシャキッと噛めます。カニカマやごぼうを足して具を変えることもあります。
片栗粉を薄くまぶして炒めた鶏肉に、醤油、酢、砂糖のたれを回してつやを出します。パイナップルはたれの直前に加えて1分だけ炒め、縁がうっすら透き通れば十分です。缶詰のパイナップルでも作れ、その場合は汁気を軽く切っておきます。
冷水でしゃきっとさせたキャベツ、レタス、きゅうりの上に焼きたての冷凍餃子をのせ、冷たい野菜と熱い皮を一皿で食べます。たれはコチュジャンに酢と砂糖を合わせた甘酸っぱい辛さです。餃子は市販の冷凍品を使い、食べる直前にのせるとカリッとしたままです。
辛みは唐辛子ではなく白こしょうから来るため、ひと口飲んだあと喉の奥でじわじわと熱さが上がってきます。そこに酢の酸味が重なり、透明なつやが出る程度に片栗粉でとろみをつけた汁の中に、きくらげと豆腐、薄い卵の帯が浮かびます。