ホンオサムハプ
発酵させたエイの刺身、ゆで豚、古漬けのキムチを並べて盛り、一切れずつ重ねて一口で食べます。混ぜずに列を分けておけば、何がどれだけ残っているかを見ながら組み合わせられます。豚肉は0.5cmの厚さにそろえて切り、三つを重ねても一口に収まるようにします。
発酵させたエイの刺身、ゆで豚、古漬けのキムチを並べて盛り、一切れずつ重ねて一口で食べます。混ぜずに列を分けておけば、何がどれだけ残っているかを見ながら組み合わせられます。豚肉は0.5cmの厚さにそろえて切り、三つを重ねても一口に収まるようにします。
むき身のあさりと太めに切ったねぎを味噌汁でさっと煮て、汁ごと熱いご飯にかけ、汁が米の間に染みるうちに食べます。江戸時代の深川はあさりの豊富な漁師町で、殻から外したむき身が売られ、漁師は仕事の合間に手早く煮て食べました。
5cmの斜め切りにした長ねぎが、豚首肉と同じくらい主役になる醤油炒めです。ねぎは玉ねぎと分けておき、たれが肉につやよく絡んでから加え、縁だけしんなりさせて芯の形を残します。
ホルモンを入れず、スンデとキャベツ、玉ねぎ、長ねぎだけで炒めるので、スンデとホルモンの炒め物より野菜が多く軽めです。野菜は炒めても歯ごたえが残るよう大きめに切り、たれはコチュジャンに醤油を足して辛さに塩気を重ねます。
豚トロは油をひかずにフライパンにのせます。すぐに出てくる自身の脂でテンジャンだれがじりじりと焼け、香ばしい茶色になって肉に張りつきます。テンジャンはまず大さじ1だけ入れ、味を見てから足します。
ヒラタケとシイタケを沸いた湯に直接入れて4分ほど煮ると、汁が薄い茶色になり、味付けはクッカンジャンと塩でします。角切りの豆腐は鍋の縁からそっと入れたら混ぜずにおき、角をきれいに残します。
千切りキャベツと油を切ったツナを卵の生地でまとめ、大きな一枚ではなく、小さく薄く何枚も焼きます。小さいと水分が早く飛ぶので縁がすぐカリッとし、返すのも楽です。
豚の前脚肉をコチュジャンのたれに漬けてから玉ねぎと炒め、米のとぎ汁を注いで10分煮たあとで、ようやくトドッとヒラタケを入れます。トドッの香りは長く煮るほど薄れていくためです。残ったチゲは翌日には汁が濃くなっているので、温め直すときに水かとぎ汁を少し足します。
手羽元、じゃがいも、玉ねぎをコチュジャンのたれと一緒に鍋に入れ、ふたをして煮るだけで、先に焼いたり炒めたりはしません。煮るほど骨のまわりの肉が締まって弾力が出て、とろりとしたたれをしっかりまといます。手間をかけられるなら、手羽元を先にフライパンで軽く焼くと色と風味がよくなります。
香川では、どじょうの味噌汁に生うどんをそのまま入れて煮るので、汁物でありながら一杯の麺料理にもなります。鍋にはごぼう、なす、里芋、油揚げも入ります。どじょうは自分で捕ったものは使わず、許可を受けた販売店の泥抜き済み養殖品だけを使います。
具が多く、煮汁は鍋底に少し残る程度の鳥取県中東部の煮物で、鶏もも肉、木綿豆腐、ごぼう、にんじん、しいたけ、油揚げ、こんにゃく、長ねぎが一つの鍋に入ります。名前は豆腐や野菜から出る汁に由来するとされますが、汁物ではなく、具を崩さずに盛り、鍋底に残った少しの煮汁を添えます。
豆もやしには粉唐辛子も醤油も入れず、ジャヨム(煮塩)で味をつけます。伝統製法で作るこの塩は、精製塩よりうま味があります。ほかの調味料より先にジャヨムを混ぜておくと、太い茎まで塩気が行き渡ります。
長ねぎの香味油で豚ひき肉となすを炒め、油ごと米の上にのせて炊くため、なすは豚の脂とねぎの香りを吸いながらごはんと一緒に火が通ります。なすは1.5cmほどの厚切りにし、しんなりする前に炒めるのを止めないと、炊き上がりに形が崩れます。醤油はフライパンの縁に回して焦がし気味に香りを立たせます。
コチュジャンだれにカレー粉を少し混ぜるのが春川式タッカルビの特徴です。水は加えず、大きくちぎったキャベツから出る水分がたれと混ざってソースになります。食べ終えたフライパンでは、残ったたれでご飯を炒めます。
煮汁が煮詰まるにつれて餅から溶け出したでんぷんがたれにとろみをつけ、餅と練り物の表面につやのある膜ができます。合わせ調味料は一度に入れず、半分だけ溶いて味を見ながら足します。ゆで卵やスンデ、揚げ物を添えると、市場の屋台の組み合わせになります。
5cmに太く切った長ねぎを豚トロの横に置き、あまり返さずに焼いて、最後に強火で表面を軽く焦がします。肉を醤油だれに漬けるのは15分だけです。20分を過ぎると塩気が肉の奥まで入ってしまいます。
ぼたんは牡丹のことで、薄切りの猪肉を皿に花びらのように丸く並べることから付いた名前です。赤味噌と白味噌を合わせた汁で肉とごぼう、里芋を煮て食べ、山椒は鍋には入れずにそれぞれの器に振ります。
えごまの粉とじゃがいものでんぷんが溶け合い、別にとろみ付けをしなくても汁がスプーンにとろりと絡みます。えごまの粉は一度に入れると底でダマになって焦げつくため、数回に分けて加え、ゆっくり混ぜます。
背骨や軟骨のすき間に入り込んだ肉をほじって食べるのがこの料理の楽しみの半分で、1時間ほど煮ると力を入れなくても外れます。汁はテンジャン(韓国味噌)大さじ1に粉唐辛子と醤油を加えて調えます。焼酎のつまみにも、汁をご飯にかける食事にもなります。
砂抜きしたトンジュク(あさりに似た貝)を大根と煮ると澄んだ磯の香りの汁になり、もどしたわかめがそこにやわらかな食感を加えます。トンジュクはあさりに形が似ていますが、だしがより濃く出るので、別にだしをとらなくても十分です。味付けは薄口醤油で控えめにして、貝とわかめの味を前に出します。
老抽で濃い茶色に煮た中国風の牛すね肉を、煮汁に浸けたまま冷やし固め、繊維を断つように薄く切って出します。八角は2個だけにして、香りが牛肉の味を覆わない程度にとどめます。
エゴマの大きな葉ではなく若い芽を使うと、茎が柔らかく、香りは葉よりもさらに濃く感じられます。下ゆでを40秒にとどめるのはこの香りを逃さないためで、同じエゴマから搾ったえごま油とテンジャンで和えて香りを重ねます。
なすは強火のフライパンに重ならないよう並べ、表面が軽く色づく程度に焼きます。弱火で長く置くと油をたっぷり吸って重たくなります。焼いたなすを片側に寄せ、空いたところで豚ひき肉とにんにくを炒め、醤油と砂糖で一緒に煮からめます。
トドック(ツルニンジン)と薄切り牛肉に、甘辛いコチュジャンだれを時間差でまとわせます。たれの3分の2で牛肉に10分だけ下味をつけて塩辛くなりすぎないようにし、残りはトドックに直接絡めます。トドックは麺棒で軽く叩いて繊維をほぐしつつ、炒めても崩れない厚みを残します。