アサキゴチュのテンジャン和え(肉厚唐辛子の味噌甘酢和え)
アサキゴチョは肉厚でシャキシャキ感のために品種改良された韓国の唐辛子で、沸騰したお湯でちょうど20秒茹でます。青臭い生の香りが消え、噛む楽しさはそのまま残ります。タレは発酵テンジャンとコチュジャンをベースに酢で酸味を加え、オリゴ糖シロップでわずかにゆるめて作ります。塩辛くコクのある深みに明るい酸味が加わり、唐辛子本来のすっきりした味をさらに引き立てます。食べる5分前にタレを和えておくと表面だけコーティングされるのではなく、タレが食材の中まで染み込みます。このパンチャンは二つの役割を簡単に行き来します。ご飯と一緒に単純な添え物バンチャンとしても良く、焼酎と一緒により強い風味を楽しむおつまみとしても合います。テンジャンの発酵したうま味をアサキゴチョがさっぱりと受け止め、単独で食べても飽きません。アサキゴチョの代わりにチョンヤン唐辛子を使うと辛さが大きく上がり、好みに応じて選べます。
ポッサムキムチ丼
茹でたポッサム用豚肉220gとポッサムキムチ160gを玉ねぎと炒め、温かいごはん400gにのせる丼です。豚肉は3〜4cm、キムチは具ごと太め、玉ねぎは0.5cm幅に切ります。コチュジャン、醤油、オリゴ糖、ごま油を各大さじ1混ぜてたれを作り、サラダ油大さじ1を熱したフライパンで玉ねぎを先に2分炒めます。豚肉とキムチを加えて2分炒め、たれを加えた後は3分煮詰めます。キムチの水分が多い場合は1分追加し、ごはんが水っぽくならない濃さに整えます。ごはん400gを2つの器に分け、熱い具をのせてから小ねぎ15gを散らします。肉とキムチがフライパンにくっつかないようへらで返す手順も含め、材料欄にある食材だけで仕上げます。
アスパラガスと鶏肉の醤油ポックム(韓国風炒め)
醤油に漬けた鶏ささみとアスパラガスを強火で手早く炒める韓国式の炒め物で、アスパラガスが韓国の食卓に定着し始めた近年に生まれた現代的な家庭料理です。鶏ささみは繊維に逆らって薄くスライスし、醤油・にんにく・ごま油に短時間漬け込むことで、高火力の炒め調理でも中がしっとりした状態を保ちます。アスパラガスは斜めにカットして調味料が絡む面積を広げ、硬い根元は包丁ではなく手で折って自然な切れ目で取り除きます。強火で鶏肉が水分を逃さないよう素早く火を通すと、アスパラガスも鮮やかな緑色とシャキシャキした歯ごたえを保ちます。醤油・砂糖・オイスターソースで作った仕上げのソースがフライパンで軽くキャラメリゼされながら、食材全体に薄い艶のある膜をまとわせます。コチュジャンベースの重厚な炒め物とは対照的に、すっきりとした醤油の塩気と野菜本来の香りを前面に出した軽やかな一品で、野菜を主役にしたい日の食事に向いています。
バターイカ焼き(半干しイカのバター醤油タレ焼き)
バターイカ焼きは、半干しイカ2杯に切り込みを入れて先に焼き、バターと甘辛い醤油だれを短時間で絡めます。胴の内側へ1cm間隔の浅い切り目を付け、4cmから5cm幅に切ります。足は5cmから6cmにそろえると、同じ時間で返しやすくなります。醤油18ml、オリゴ糖20ml、唐辛子粉3g、みじん切りにんにく8gは、加熱前に混ぜておきます。フライパンへ食用油10mlを広げ、中火で切り込み面から2分焼きます。ふたをせず表面の水分を減らしてからバター25gを加え、溶けた脂をイカ全体へ回します。用意したたれを注いだ後は中強火に上げ、2分から3分の間、焦げ付かないよう何度も返します。たれがつやのある薄い膜になり、鍋底にまだ少量残るところで火を止めます。完全に煮詰めると糖分が焦げ、イカも硬くなります。白ごま3gを振り、温かいうちに串または紙カップへ移します。
本物パイナップルシャーベット
ミニパイナップルの上部2センチを蓋のように切り落とし、スプーンやアイスクリームスクープを使って皮が破れないように果肉をくり抜きます。取り出した果肉は繊維の硬い部分を整理し、凍らせたときに硬い氷の塊が残らないようミキサーで細かく砕きます。そこに砂糖3大さじ、レモン汁1大さじ、オリゴ糖1大さじを加え、砂糖の粒が残らないようによく混ぜ合わせます。混ぜ合わせた液をパイナップルの皮に流し込み、蓋をのせて冷凍庫で4時間以上冷やし固めます。凍らせる途中でスプーンで一度か二度かき混ぜることで、氷の結晶が小さくなり、口当たりのよいなめらかなシャーベットになります。果肉のブロメライン酵素の働きによる舌へのわずかな刺激と、レモン汁やオリゴ糖が調和したさっぱりした酸味のバランスが特徴です。皮を器にすることで果汁の流出を防ぎ、冷たさと保冷効果を高めます。食べる5分前に常温に出して少し置いてから削り、仕上げにアップルミントを2枚飾って提供します。
大麦若葉レモンエイド(大麦若葉パウダー入りレモン炭酸エイド)
大麦若葉レモンエイドは、大麦若葉パウダー6gをりんごジュース80mlに溶かし、レモン果汁60mlとオリゴ糖24gを合わせてから炭酸水500mlで仕上げる2杯分の冷たい飲み物です。最初の20秒はパウダーとりんごジュースだけを混ぜ、粉の筋や塊が見えなくなるまで均一にします。ここでレモン果汁とオリゴ糖を加えてさらに混ぜると、炭酸を注ぐ前に味の基準となるベースが整います。2個のグラスには氷140gとレモンスライス4枚を均等に入れ、ベースも半量ずつ注ぎます。よく冷やした炭酸水はグラスの内側を伝わせ、泡が大きく立ったら一度止めながらゆっくり注ぎます。勢いよく混ぜず、長いスプーンで底から上へ一度だけ持ち上げれば、沈んだベースを動かしながら気泡を残せます。注いだ直後は大麦若葉の緑色とレモンの黄色が見え、細かな泡が全体に続く状態が仕上がりの目安です。炭酸が弱くなる前の5分以内に飲みます。
アンチャンサル マヌルグイ(牛ハラミのにんにく焼き)
アンチャンサルは牛の横隔膜の内側の筋肉で、一頭からおよそ1kgほどしか取れないため、韓国の焼肉店ではプレミアムメニューとして扱われる部位です。繊維が太く、筋繊維の間に細かくサシが入っているため、噛むほどに肉汁が出てきて、牛肉本来の濃厚な旨味が際立ちます。漬けダレは醤油・ごま油・にんにくみじん切り・こしょうで短時間だけ。長く漬けたり味付けを強くしすぎると、この部位ならではの風味が隠れてしまいます。炭火の上で薄切りにしたアンチャンサルを片面1分以内で素早く焼きます。脂が溶け出しながら縁にキャラメル状の焼き色が付くのが、うまく焼けたサインです。丸ごとにんにくを肉の横で一緒に焼くと、高温で10分ほど経つと辛みが抜けて甘く柔らかくなります。サンチュにサムジャンを塗り、アンチャンサルと焼きにんにくを一緒に包んで一口で食べるのが、この部位を最大限に楽しむ食べ方です。
小じゃがいもの醤油煮(甘辛タレで照り煮した一口じゃがいも)
小じゃがいもの醤油煮は、醤油・砂糖・にんにくと小じゃがいもだけで作る、韓国の家庭で世代を超えて親しまれてきた常備菜です。小じゃがいもを丸ごと一度下茹でして表面のでんぷんに火を通してから、醤油・砂糖・水飴・にんにくの調味液に入れて弱火でじっくり煮詰めます。煮汁が減るにつれて深い琥珀色の艶がじゃがいもを覆い、中はほくほくのままです。蓋をせず弱火で鍋を丁寧に揺すって転がすことで、崩れずに均一にコーティングされます。ソースが十分に煮詰まった最後の段階でごま油と炒りゴマを加えて仕上げると、香ばしい風味が生まれます。冷蔵庫で一晩置くと醤油の味が中まで浸透して味がよく馴染み、約1週間保存できるため、1週間分まとめて作り置きするのに便利です。
りんご酢ビビム素麺
りんご酢ビビム素麺は、すりおろした生のリンゴとリンゴ酢を合わせた辛い混ぜ麺です。砂糖の代わりに皮をむいた生のリンゴ半分をおろし器で細かくすりおろし、果汁と果肉をそのまま加えることで、上品で自然な甘みを出しています。コチュジャン大さじ三、粉唐辛子大さじ一、醤油大さじ一、オリゴ糖大さじ二、すりおろしニンニク小さじ半分、リンゴ酢大さじ三を混ぜ合わせたタレは、冷蔵庫で三十分ほど寝かせることでコチュジャン特有の角が取れ、辛味と甘酸っぱさがなじみます。素麺二百グラムを沸騰したお湯で三分間茹で、冷水でしっかりと揉み洗いして余分なでんぷんを落とし、水気を切ることで強いコシを引き出します。この麺に冷やしたタレとごま油大さじ一を加え、箸で麺が切れないように優しく混ぜ合わせ、半分に切ったゆで卵と白ごまを添えて完成させます。
ポッサム リンゴ からしサラダ(茹で豚とりんごのマスタードサラダ)
ポッサムりんご辛子サラダは、茹でて完全に冷やしたポッサム肉を薄く切り、りんごのスライス、千切りキャベツ、きゅうりと合わせ、和がらしを溶いた醤油酢ドレッシングで和えた韓国風サラダです。茹でた豚肉は完全に冷やすことで脂肪層が安定し、薄く切るときにきれいな断面が出ます。温かいまま切ると肉が崩れてしまいます。キャベツときゅうりのシャキシャキした食感が肉の柔らかさとコントラストを作り、りんごは清涼な甘みと水分感を加えます。醤油と酢のドレッシングに和がらしをたっぷり溶かすと鼻にツンとくる辛い香りが広がり、豚肉の脂っぽさを爽やかに整えます。エゴマの葉を下に敷くと独特のハーブの香りが豚肉の臭みを抑え、全体の香りのバランスを整えます。冷蔵保存したポッサム肉の活用にも最適で、前日の残りで翌日作るのにも向いた料理です。
タクナルゲ カンジャングイ(手羽の醤油照り焼き)
手羽は醤油だれへ漬け、焼いている途中でもう一度たれを塗り、オリゴ糖の照りを表面へ付けます。鶏手羽900gはペーパーで水分を拭き、関節と最も厚い肉の部分へ切り込みを入れます。切り込みはまず1か所とし、厚みに応じて2か所にして、たれと熱が内側まで届くようにします。刻みにんにく大さじ1.5に、醤油大さじ4、オリゴ糖大さじ2、砂糖大さじ1、生姜パウダー小さじ0.5、酢小さじ1を加えて均一に混ぜます。手羽へたれを注いで表面全体を手で包むように絡め、そのまま20分置いて下味を入れます。オーブンは200度まで先に温め、手羽を間隔を空けて並べて15分焼き、裏返してさらに10分加熱します。残ったたれを表面へ薄く塗ってオーブンへ戻し、あと5分焼いて、たれが十分に煮立ち、オリゴ糖がとろりとした艶のある膜になるまで火を通します。最も厚い手羽の骨の周りまで完全に火が入ったことを確認し、小さじ1のごま油と同量の炒りごまをかけて4人で取り分けます。
干し白魚シート炒め(甘辛コチュジャン味の干し白魚炒め)
干し白魚シートの炒め物は、薄く伸ばして乾燥させた白魚をパリパリに炒め、コチュジャンのタレを絡めた韓国家庭の定番常備菜です。最初のポイントは弱火で水分を完全に飛ばすことで、この工程が最終的な食感を決めます。十分に水分が抜けたら、コチュジャン・醤油・オリゴ糖・砂糖で作ったタレを素早く絡めてすぐに火を止めることで、硬くなりすぎずちょうどよい歯ごたえに仕上がります。オリゴ糖が熱に反応して表面に薄い艶のある膜を形成します。冷めるほどパリパリになる特性からお弁当のおかずやおつまみに特に向いており、甘辛い味がご飯をどんどん進めてくれる力強いおかずです。冷蔵保存で1週間以上持つため、まとめて作り置きしておくと重宝します。
ツルニンジンバターごはん(バター醤油で焼いた山菜の丼)
ツルニンジンバターごはんは、皮をむいて叩いたツルニンジン(トドク)をバターでこんがり焼いた後、醤油とオリゴ糖でツヤよく煮詰めてごはんの上にのせた丼ぶりです。ツルニンジン特有のほろ苦い香りがバターの香ばしさと合わさると、山菜の荒々しい風味がやわらぎながらも香りはむしろ際立って残ります。醤油ダレがツルニンジンの叩いた表面に薄いグレーズを作り、塩気と甘みの旨味を加えます。火を止める直前にバターをひとかけ加えてソースに溶かすと、風味の深みが一段引き上がります。小ねぎと白ごまで仕上げ、春のツルニンジンが旬の時期に最も香りが濃く食感もよく仕上がります。単品の丼としても、ごはんのおかずとしても幅広く使える一品です。
芽キャベツと豚肉のコチュジャン炒め(韓国フュージョン)
芽キャベツと豚肉のコチュジャン炒めは、下味を付けた豚肩肉と芽キャベツを強火で炒め、酢と赤唐辛子で仕上げます。芽キャベツ260gは半分に切り、直径4cmを超えるものは4等分して大きさと切り口をそろえます。豚肩肉320gは厚さ5mmに切り、醤油大さじ1、コチュジャン大さじ1、オリゴ糖大さじ1を混ぜて10分置きます。フライパンへ油大さじ1.5を入れて強火で熱し、刻みにんにく大さじ1と細切りの玉ねぎ100gを1分炒めます。下味を付けた豚肉を加え、中強火で3分、赤い部分がなくなって縁へ焼き色が付き始めるまで炒めます。芽キャベツと残りの醤油大さじ1を加え、強火で4分火を通します。切り口を鍋底へ当てたままにする時間を作り、頻繁に返さないことが、平らな面へ焼き色を付ける要点です。酢小さじ1と小口切りの赤唐辛子1本を加え、最後の30秒だけ炒めて火を止めます。豚肉を先に半分ほど加熱してから芽キャベツを加えるため、肉へ火を通しながら野菜の形と焼いた断面を残せます。
ポップコーンチキン(二度揚げ甘辛ミニチキン)
ポップコーンチキンは、鶏むね肉300gを2cm角にし、卵と片栗粉の衣を付けて二度揚げした後、醤油とオリゴ糖の薄いたれを絡めます。肉の水気を拭き、醤油小さじ2、砂糖小さじ1、ガーリックパウダー小さじ0.5で10分下味を付けます。溶き卵1個を先に混ぜ、片栗粉80gを数回に分けてまぶします。表面がさらっとして各片が離れれば、油へ入れる準備ができています。170度では詰め込みすぎず、まず3分揚げます。色が薄い場合だけ1分延長して取り出します。網へ移して2分間蒸気を逃し、180度の油へ30秒戻します。衣がまだ柔らかい時だけ、二度目の加熱を1分以内で延ばします。別の小鍋で醤油小さじ2、砂糖とオリゴ糖を各小さじ1加え、まず1分加熱します。泡が細かくなり、つやが出た時点で火を止めます。熱い鶏肉を手早く転がし、全体に薄く付いたらすぐ皿へ移します。
アスパラガス サムギョプサル巻きグイ(豚バラアスパラ巻き焼き)
アスパラガスを薄切りのサムギョプサルでしっかりと巻き、強火で焼く料理です。野菜を肉で巻いて焼くのは韓国式バーベキューの定番技法で、おかずの食材を焼酎のおつまみに変換します。アスパラガスはその硬い構造のおかげで、内側の野菜が柔らかくなりがちなほかの食材とは違い、巻いて焼いても形を保ちます。薄切り豚バラ肉を広げ、アスパラガスを端に置いてきつく巻き、爪楊枝で固定します。強火のグリルや鍋で豚バラの脂が溶けてカリカリの殻ができる間、中ではアスパラガスが蒸されて草の甘みが凝縮されます。最後の1分に醤油・にんにく・はちみつのソースを塗ると、糖分がキャラメル化して粘りのあるグレーズが生まれます。砕けるような豚バラの外側と、シャキッとしながら柔らかい中のアスパラガスの食感の対比がこの料理の魅力です。
メスワタリガニの醤油蒸し
新鮮な2匹のメスワタリガニを、玉ねぎや生姜とともに醤油ベースのタレで蒸し上げる韓国風の料理です。きれいに洗浄したカニは、お腹の部分を上に向けて鍋の中に配置することが大切です。この向きで蒸すことで、加熱中に甲羅の中の濃厚な内子や蟹身が外に流れ出るのを完全に防ぐことができます。鍋の底にスライスした玉ねぎと生姜の薄切りを敷き詰めることで、カニが直接熱せられて焦げ付くのを防ぎ、立ち上る香ばしい蒸気が特有の生臭さを綺麗に消し去ります。濃口醤油、オリゴ糖、清酒、水を合わせた合わせ調味料を全体に回しかけ、中火で15分から20分間蒸し上げます。この時間をしっかりと厳守することで、身が溶け出すことなく、引き締まった食感が保たれます。仕上げに鍋底のタレをカニの上にかけて艶を出し、糸唐辛子を飾って温かいうちに提供します。
トドク(ツリガネニンジン)コチュジャンチョルミョン(ピリ辛山菜もちもち麺)
トドクコチュジャンチョルミョンは、トドクのほろ苦い香りとコチュジャンタレのピリ辛な味をチョルミョンのしっかりした弾力の上に和えた麺料理です。皮を剥いたトドクをすりこぎで軽く叩いて繊維をほぐすと、隠れていた香りが立ち上がり食感も柔らかくなります。塩で5分漬けて水分を抜くと苦みが和らぎ、タレがより深く染み込みやすくなります。コチュジャンに酢とオリゴ糖を合わせたタレは辛味にさわやかな酸味とほのかな甘みが重なり、トドクのほろ苦さと過不足なくバランスを取ります。キャベツ、にんじん、きゅうりの千切りがシャキシャキとした食感を加え、弾力のある麺とコシのあるトドクの間で軽やかなアクセントになります。野菜のシャキシャキ感を活かすため、食べる直前にすべての具材を合わせるのがポイントです。
トドク リンゴ エゴマサラダ(ツリガネニンジンとりんごの韓国風サラダ)
トドクとりんごのエゴマサラダでは、繊維をほぐした根を弱火で軽く炒り、りんごとベビーリーフを濃度のあるドレッシングで和えます。仕上がりは2皿分です。トドク180gは皮を薄くむき、刃の平らな面で軽く押して繊維をゆるめ、縦方向へ長く手で裂きます。冷水の中に5分置いて苦みを抜いた後、ざるへ上げて水気が残らないようにします。フライパンを弱火で温め、トドクをまず2分炒ります。さわやかな香りがまだ立たなければ3分まで続け、焦げを避けるため火を強めません。りんごは120g用意し、皮を残して0.3cm幅の細い千切りにします。切った直後にレモン汁大さじ1を絡めて変色を防ぎます。コチュジャン大さじ1、酢大さじ1、オリゴ糖シロップ大さじ1、エゴマ油大さじ1、エゴマパウダー大さじ1.5を合わせます。粉がなじみ、ドレッシングにとろみが出るまで混ぜます。大きなボウルへトドク、りんご、ベビーリーフ60gを移し、ドレッシングを加えます。根の形を崩さないよう軽く返して全体へ絡め、食べる直前に皿へ盛ります。
ブロッコリーのテンジャン焼き
ブロッコリーのテンジャン焼きは、ブロッコリー350gを短く下ゆでし、計量したテンジャンだれを絡めてオーブンで焼く料理です。茎の端を整え、厚みの近い一口大の小房に分け、オーブンを200度に予熱します。沸騰した湯で1分ゆでて十分に水気を切ります。テンジャン大さじ1.5、コチュジャン大さじ0.5、にんにく小さじ1、オリゴ糖小さじ1を混ぜ、用意した水大さじ2のうち大さじ1だけを先に加えます。ブロッコリーにオリーブオイル大さじ1.5を絡めてからたれを加え、小房を崩さないように混ぜます。クッキングシートを敷いた天板に重ならないよう並べ、200度で約12分焼いて縁の色を確認します。たれが硬い場合だけ残した水を少しずつ足し、焼き上がりに白ごま小さじ1を散らします。水を一度に全量加えないため、下ゆで後に残った水分に合わせてたれの濃さを調整できます。
豆腐海苔卵丼
木綿豆腐220gと卵3個を1つのフライパンで調理し、ごはん2杯分にのせて刻み海苔を加える丼です。豆腐はキッチンペーパーで挟んで5分押し、1.5cm角に切ります。サラダ油大さじ1を入れた中火のフライパンで、豆腐を動かさずに4分焼きます。豆腐を返し、醤油大さじ1.5とオリゴ糖小さじ1を加えて弱火で1分混ぜます。豆腐を端へ寄せ、溶き卵を弱火で混ぜ、約70パーセント固まったら豆腐と合わせます。ごはんを各丼へ半量ずつ盛り、豆腐と卵、刻み海苔大さじ3、小ねぎ20gをのせます。ごま油大さじ1を両方の器へ等分してかけ、すぐに盛りつけを終えます。豆腐を焼いたあともフライパンを替えず、たれ、卵の順に加えます。刻み海苔とごま油は器に盛ってから最後に加えます。
ニラと鴨肉のコチュジャン炒め(韓国風)
スモークダックをまずフライパンにのせて脂を十分に出してから、その脂で玉ねぎとヒラタケを炒め、コチュジャンの味付けを加える方式の炒め物です。鴨の脂肪が自然な調理油の役割を果たすため別途の油がほとんど必要なく、この脂に溶け込んだスモークの香りが野菜にそのまま伝わります。コチュジャンとオリゴ糖が作る甘辛いソースが鴨の脂っぽさを引き締め、ニラは最後の1分に加えて強火で手早く炒めることで鮮やかな緑色と香り高い後味が保たれます。えごま油を火を止めた後に回しかけると香ばしい香りが立ち上がり、全体の味を一段引き上げます。脂が多く出た場合は大さじ1だけ残して捨てると、よりあっさりした仕上がりになります。ご飯のおかずよりもお酒のおつまみとして出すのに向いており、残りは翌日のチャーハンの具にも使えます。
チョンドゥギ焼き(懐かしの韓国おやつ)
チョンドゥギ焼きは、チョンドゥギ6枚を弱火で柔らかくし、コチュジャン入りのたれを両面へ薄く塗って短く焼く作業を繰り返します。重なった部分を一枚ずつ離し、硬い時だけ表面へ少量の水を塗って1分置きます。たれはコチュジャン、醤油、砂糖、オリゴ糖を各大さじ1、みじん切りにんにく大さじ0.5、ごま油小さじ1で作ります。フライパンを弱火で温め、チョンドゥギを重ねずに置きます。両面を約20秒ずつ焼き、端が反って曲げやすくなったら次へ進みます。たれは片面へ薄く広げ、20秒から30秒だけ焼きます。表面のぬれた状態がつやのある粘りへ変わったところで返し、反対側も同じように塗ります。この作業を二回か三回行い、一度に厚く塗って糖分を焦がさないようにします。中心まで柔らかくなり、両面へたれが付いたら、はさみで一口大に切ります。
ペンデンイ ヤンニョムグイ(ママカリの甘辛焼き)
ペンデンイヤンニョムグイは下処理したママカリに切り込みを入れ、コチュジャンベースのタレを塗って焼く韓国の魚の焼き物です。切り込みを入れることには二つの意味があります。一つ目はタレが身の奥まで染み込むこと、二つ目は細かく入った小骨が切れて食べるときに骨が喉に刺さりにくくなることです。コチュジャン・醤油・オリゴ糖・コチュガルを混ぜたタレに生姜汁を加えると生臭さが抑えられ、ツンとした風味が加わります。このタレは糖分が高いため強火だと表面がすぐ焦げます。中火を保ちながら両面を3〜4分ずつ焼くことで、中まで均一に火が通りながらタレが黒く焦げるのを防げます。オリゴ糖が熱でキャラメル化して艶のある茶色のコーティングが形成され、焼き上がりの見た目も食欲をそそります。炒りごまを振って仕上げると香ばしい香りが加わります。ママカリはサイズが小さいので小骨を取り除かず骨ごと食べられます。甘辛いタレの味が濃く、ご飯のおかずにもソジュのおつまみにもよく合う一品です。