バターガーリックナン
イーストを使わず、ヨーグルトとベーキングパウダー、重曹でふくらませるナンなので、発酵を待たずにすぐ焼けます。オーブンがなくても、よく熱した厚手のフライパンで表面に気泡が立ち、裏に茶色い焼き目がつきます。
イーストを使わず、ヨーグルトとベーキングパウダー、重曹でふくらませるナンなので、発酵を待たずにすぐ焼けます。オーブンがなくても、よく熱した厚手のフライパンで表面に気泡が立ち、裏に茶色い焼き目がつきます。
ゆで鶏をのせる通常のカオマンガイとは違い、魚醤と醤油で下味をつけた鶏もも肉に薄く粉をまぶし、皮目から濃い金色に揚げてのせます。にんにくと生姜を入れて炊いたご飯は白飯より香りが強く、揚げ物の油っぽさを受け止めます。粉が厚いと油の中で衣がはがれるので、余分ははたいて薄く残します。
つわぶきの葉柄は、外皮を長く引いてむき、冷水に20〜30分さらして渋みを抜き、ゆでてからようやく炒め物に使えます。手間に比べて炒める時間は短く、油揚げと醤油、砂糖で甘辛く仕上げます。
おちょこ型で蒸した透明な皮の向こうに、丸いあんが透けて見えます。豊かな地下水で野菜や果物を冷やしていた岐阜県大垣で、明治時代に夏の冷菓として生まれたといわれます。葛粉だけだと水に溶けやすく冷やすと硬くなりやすいため、水に強く弾力を足すわらび粉を合わせます。昔は井戸水で冷やしましたが、家庭では飲用水で作った氷水に型を半分だけ浸して冷まします。
会津では客をもてなすときにこづゆを出し、婚礼の席では何度おかわりしてもよい料理とされてきました。汁は干し貝柱の戻し汁とかつおだしを合わせて作ります。貝柱ときのこは冷蔵庫で8時間かけて戻し、準備は前日から始まります。
黄色い小麦麺と米麺を一緒に炒め、弾力のある麺とやわらかい麺を一皿で味わいます。終盤に海老だしを加え、麺が吸い込んでつやが出るまで煮詰めるため、魚介のうまみが麺の中まで入ります。冷めると麺がくっつくため、できたらすぐに盛ります。
刻んだパセリがボウルの大半を占め、その緑の中にブルグル(挽き割り小麦)の粒が点々と混ざります。ミントとレモン汁がすっとした香りと酸味を加え、薄く刻んだ長ねぎがぴりっとした辛みを足します。ハーブは包丁を押しつけずに立てて刻むと、葉がつぶれず香りが残ります。ブルグルは柔らかくても芯にわずかな弾力が残るところで戻しを止めると、ハーブの中でつぶれず粒が立ちます。戻したブルグルの水、洗ったハーブの水気、トマトの種まわりのどれかが残ると、ドレッシングが薄まって底にたまります。ドレッシングは冷ましたブルグルに先に絡めて粒に味をつけ、それから野菜を合わせます。
唐辛子を使わず、カラメルとこしょうで味を作る点が韓国の魚の煮付けとの大きな違いです。ベトナム南部の家庭では、砂糖を先に濃い色のカラメルにし、そこでナマズや白身魚を魚醤とココナッツウォーターで煮詰めます。砂糖が濃い琥珀色を過ぎて黒くなり始めると苦みが出るため、その手前でエシャロットとにんにくを入れます。甘じょっぱさの後に、こしょうの辛みが残ります。
ココナッツミルクで炊いたご飯の上に、ターメリックとクミンをすり込んだ鶏もも肉がまるごとのって出てきます。スパイスとココナッツの香りが米粒までしみていて、辛いソースを添えると味が引き締まります。
ソボロといっても挽肉は使わず、豚ばら肉や揚げかまぼこ、こんにゃく、にんじんを5cmほどの太めの細切りにそろえます。ささがきのごぼうと最後に加えるもやしで歯ざわりに変化が出て、もやしはしゃきっとしたまま仕上がります。味付けは薄口醤油と砂糖、酒に、こした椎茸の戻し汁を合わせ、鍋底に煮汁が少し残るくらいで器に盛ります。
もち生地は蒸し器ではなく電子レンジで数回に分けて加熱し、つやが出て長く伸びるようになったらあんを一つずつ包みます。片栗粉をたっぷり広げた台の上で作業するので、べたつく生地が手につきにくく、仕上がりの表面もさらりとします。加熱したての生地は熱すぎて破れやすいため、手で触れる程度まで冷ましてから使います。
クーリは氷、ジシは肉の意味ですが、ここでいう氷は冷たさではなく、澄んだ汁に雪のように白く広がった卵の姿のことです。卵が貴重だった戦前の沖縄では、お盆に先祖の霊を迎える料理として作られました。
海老の殻をにんにくと一緒に油で赤く香ばしく炒めることで、スープの味の土台ができます。そこに豚スープを合わせて煮出し、濾すと見た目は澄んでいても濃いスープになります。上にのせたサンバルが熱いスープに少しずつ溶け、食べ進むほど辛さが広がります。シンガポールのホーカーセンターでおなじみの麺です。
ピーナッツバターに醤油、ライム汁、チリソースを混ぜたドレッシングで、串焼きのサテに添えるピーナッツソースの味を再現します。そのこってりしたソースを、厚めに焼いた豆腐とレタス、にんじん、きゅうりにかけ、一皿で食事になるボウルにします。野菜に水気が残るとソースが薄まって味がぼやけるため、盛る前に水気を払っておきます。
蒸し上がった白身魚に、せん切りの長ねぎとしょうがをたっぷりのせ、表面がゆらめくまで熱した油をかけてジュッと音を立てます。広東では魚を丸ごと蒸すのが一般的ですが、このレシピは家庭で扱いやすい切り身で作ります。
味付けはナンプラーとオイスターソースだけで、醤油で炒めたご飯とは違う、魚介の塩気とうま味が出ます。具はえびと卵、玉ねぎくらいで、タイではえびの代わりに鶏肉や蟹を入れたり、卵だけで炒めたりもします。
ゆでた大根葉を細かく刻み、味噌と刻みごまをからめた、ご飯にひとさじずつのせて食べるぽろぽろのおかずです。かたい茎も細かく刻むので口当たりがやわらかく、砂糖とみりんが入るため味噌の味は塩辛さより甘みが前に出ます。
飲むシェイクよりずっと濃く、長崎ではスプーンですくって食べます。大正末から昭和初めにかけて、九州初の喫茶店とされるツル茶んで、長崎の夏の暑さをしのぐために出されたのが始まりと伝わります。かつては暑い時期だけのものでしたが、今は一年中食べられる名物です。練乳と卵黄がやさしいカスタードの味を作り、その間で細かく砕けた氷の粒がしゃりっと崩れます。氷を砕ききる前にミキサーを止めると水っぽくならず、上に缶詰のさくらんぼを一つのせて出します。
秋田で小正月に作る汁物で、大根やじゃがいも、山芋、山菜、豆腐、栗の甘露煮まで具が多く、大鍋で一度に作ります。汁がほぼ煮えたら、青豆粉ともち粉で作って焼いた焼きずんだを入れ、さらに5分煮ます。
山梨の幅広の麺を、かぼちゃやじゃがいも、大根、白菜と一緒に味噌の汁で直接煮込むため、汁はとろりとして冷めにくくなります。米作りが難しい山間部で米の代わりの主食として食べられ、冬によく作られます。根菜を先に、白菜としいたけを後から入れ、かたい具とやわらかい具の煮え具合をそろえます。
豆腐を油を使わずに炒って水分を飛ばすとぽろぽろの粒になり、だしで煮た干ししいたけ、にんじん、ごぼう、こんにゃくの間に散らして酢の調味料で和えます。豆腐は野菜を包まず、粒のまま野菜のあいだに混ざります。
ターメリックで黄色く色づいた白身魚にディルと小ねぎをどっさり加えると、熱に触れたディルからアニスのような香りが立ちます。ハノイ旧市街には料理名を冠したチャーカー通りがあり、19世紀後半からこの一品だけを出してきたラヴォン食堂が名前の由来です。魚はタラを使い、米麺と炒ったピーナッツ、生のハーブを添えます。
タイの屋台や食堂で朝から晩まで売られている鶏肉チャーハンで、味つけはナンプラー、オイスターソース、砂糖少々と短くまとまります。角切りの鶏もも肉は、ご飯より先に強火の中華鍋に一層に広げて焼きつけます。タイの食卓にはナンプラー、粉唐辛子、砂糖、酢がいつも並び、食べる人が自分の皿の味を整え直します。
えび、いか、たけのこ、しいたけ、チンゲンサイを、鶏ガラスープとオイスターソースで作る透明なあんでまとめます。スープを入れてからも海鮮には火が通り続けるため、最初は表面が不透明になったところで止めます。