デザートレシピ
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デザートは食後の甘いひと品やおやつとして楽しむ料理です。韓国伝統スイーツのヤッカ、ホットク、インジョルミからプリン、パフェ、アイスクリームまで幅広いレシピを取り扱っています。
チョコレートラバケーキ(溶岩チョコレートケーキ)
チョコレートラバケーキは、ダークチョコレートとバターを湯煎で一緒に溶かし、全卵・卵黄・砂糖・少量の薄力粉を合わせた生地をバターを塗ったラメキンに入れ、220度の高温で10〜12分だけ焼き上げるフランス式デザートです。短時間の高温焼成により、縁と上面はケーキのようにしっかりと焼き固まり、中心部は溶けたチョコレートのまま残ります。スプーンを入れた瞬間、濃厚なチョコレートがゆっくりとあふれ出します。カカオ含有率の高いダークチョコレートのほろ苦く複雑な風味とバターのコクのある乳脂肪が濃厚に調和し、バニラエクストラクトが全体の香りに柔らかな奥行きを加えます。タイミングが命のレシピで、焼きすぎると中心部が固まってラバ効果が消えてしまうため、10分の時点からラメキンの縁の硬さを確認する必要があります。生地を事前にラメキンに入れて冷蔵しておき、食べる直前に焼く場合は冷蔵状態からのスタートになるため、焼き時間を1〜2分延長して調整してください。バニラアイスクリームや生クリームを添えると、熱くて濃厚なチョコレートと冷たく軽やかなクリームの温度対比が劇的な調和を生み出します。
へっちょこだんご
へっちょこだんごは、たかきび、もちあわ、いなきびの粉を別々の熱湯量でこね、中央をくぼませた小さな団子にして甘い小豆汁で煮る雑穀菓子です。小豆1カップは一晩水へ浸し、新しい水へ移して弱い火加減を60分以上、75分以内で保ちます。指で簡単につぶせるようになったら、全量をこすか半分だけつぶして粒を残します。水800ml、砂糖100g、塩の大部分を加え、静かな沸騰を保ちます。たかきび粉1カップには残した塩一つまみと熱湯50mlを合わせ、触れられる温度で耳たぶほどにこねます。もちあわ粉0.5カップには35ml、いなきび粉0.5カップには26mlの熱湯を使い、三つの硬さをそろえます。それぞれ直径2cmの球へ丸め、人さし指で中央を押します。縁が薄くならない深さのくぼみを作ります。小豆汁へ互いに付かないよう入れ、鍋底を一度だけ静かに混ぜます。全ての団子が浮いた後、最短3分、最長5分の追加加熱で中心の生粉をなくし、6杯へ分けます。水分が多い生地は形が崩れるため、初めは各粉に指定された熱湯だけを入れます。
チョコレートスフレ(高温でふくらむフランス式チョコレートメレンゲ)
チョコレートスフレは、ダークチョコレートと卵黄のベースに、固く泡立てた卵白のメレンゲを折り込み、高温で短時間焼いて劇的に膨らませるフランスのデザートです。オーブンの強い熱がメレンゲ内に閉じ込められた空気を膨張させ、スフレをラメキンの縁より高く押し上げ、外側は薄く繊細な殻に固まりながら、内部は半固体に近い熱いチョコレートクリームの状態になります。スプーンで頂上を押し割って中をすくうと、甘く濃厚なチョコレートが流れ出す瞬間がこのデザートの核心です。オーブンから出してから1〜2分で沈み始めるため、すぐに食卓に運ばなければなりません。ラメキンの内側にバターを丁寧に塗ってから砂糖をまぶすと、生地が型に貼り付かず均一に上がります。この工程を省略するとスフレが一方に偏って上がったり割れたりします。カカオ含量の高いダークチョコレートを使うほど味に深みが出て、苦味と甘みのバランスが際立ちます。メレンゲを折り込む際は泡が消えないよう、へらを大きく円を描かせながら最小限の動作で混ぜることが重要です。これがスフレを十分な高さまで膨らませるための最も重要な技術的工程です。粉砂糖を軽く振るか、バニラアイスクリームを添えて提供します。
黒ごま茶菓子(ヘキムジャダシク)
ダシク型とボウルを乾いた布で拭き、水分を完全に除きます。松の実パウダー15gは成形時に使うため別にしておきます。炒り黒ごまパウダー120g、アーモンドパウダー40g、塩1gは、ボウルの底まで泡立て器を動かし、白いアーモンドの筋が見えなくなるまで合わせます。蜂蜜45gと水飴20gは縁へ散らさず、粉の中央へまとめて入れます。へらで液体を押して折り返し、外側の乾いた粉を内側へ寄せると、湿った砂のような塊になります。ごま油小さじ1を混ぜて約1分練り、一部を強く握って、割れずに形を保つか確かめます。まだ崩れる場合は新たな液体を足さず、へらでさらに押し混ぜてからしばらく覆い、蜂蜜と水飴が粉の間へ広がるのを待ちます。型の内側には松の実パウダーを極薄く付け、角まで隙間がないよう生地を詰めて強く押します。模様の面を崩さず型から外し、重ならないよう密閉容器へ並べて30分置きます。火を使わない黒ごまとアーモンドの生地が手で持てる硬さにまとまり、松の実パウダーを振った型の細かな模様が表面に残ります。
シュークリーム(空洞シュー生地にバニラカスタードを詰めた菓子)
シュークリームは水、バター、小麦粉を鍋で加熱して生地を作り、卵を一個ずつ加えながら艶やかなシュー生地に仕上げ、オーブンで中が空洞の殻に焼き上げるフランスの古典的なデザートです。オーブンの熱が生地の水分を水蒸気に変えることで殻が風船のように膨らみ、黄金色のパリッとした表面が生まれますが、卵を一度に多く入れすぎると膨らみが均一にならないため少しずつ加えることが重要です。十分に冷ましてから底に小さな穴を開けてバニラカスタードクリームを絞り入れると、一口噛んだ瞬間にサクサクの殻が砕けて冷たく滑らかなクリームがあふれ出します。カスタードは牛乳、卵黄、砂糖、でんぷんを合わせて加熱しとろみをつけて作り、バニラビーンズを牛乳に浸出させると香りが格段に深まります。クリームを詰めたシュークリームは水分が殻に移ると食感が損なわれるため、食べる直前に詰めるか、詰めた後は冷蔵して2〜3時間以内に食べるのが理想です。
黒ごまプリン(なめらか黒ごまゼラチンデザート)
黒ごまプリンは、牛乳と生クリームを弱火で温めながら黒ごまパウダーを溶き、ゼラチンで固めて作る冷蔵デザートです。沸騰させると乳脂肪が分離するため、鍋の縁に小さな気泡が出る温度で止めるのがなめらかな食感の鍵です。砂糖と塩で味を調え、一度ざるで濾して粒を除くと、固まった後にスプーンですくったときシルクのようになめらかに割れます。冷蔵で2時間以上固めてから黒ごまパウダーを軽く振りかけて仕上げると、見た目のアクセントとともに炒りごまの香ばしい香りがもう一層加わります。塩をひとつまみ加えると黒ごまの苦味が整い、甘みがより鮮明に感じられるため省かないのがよいです。板ゼラチンと粉ゼラチンどちらでも使えますが、板ゼラチンのほうがよりなめらかな仕上がりになります。
シナモンバブカ(シナモンシュガー渦巻きのユダヤ式ねじりパン)
シナモンバブカは、卵とバターをたっぷり使った柔らかいイースト生地にシナモン黒砂糖フィリングを何層にも巻き込んでねじって焼き上げる、東ヨーロッパのユダヤ式パンだ。生地を長方形に広く伸ばしてシナモンと黒砂糖の混合物を端ぎりぎりまで均一に塗り広げ、しっかりと巻いてログ状にする。それを縦にまっすぐ半分に割ると渦巻き状の断面が現れ、二本をねじり合わせて型に入れることで焼く前から幾重にも交差する模様が形成される。オーブンの中でシナモンシュガーが溶けてキャラメル状の粘り気のある層が生地の間に染み込み、パン全体にシナモンの香りが行き渡る。発酵生地特有のふんわりと引き裂けるような食感にバターと卵から来るブリオシュに似た豊かな風味が加わり、一切れちぎると糸のように伸びながら甘く温かな香りが広がる。焼き上がり直後にシュガーシロップを表面に塗るとツヤが出て水分の蒸発を防ぎ、翌日もしっとりとした状態が保たれる。デザートとして出せるほどの甘さがありながら、朝食のテーブルにも十分な存在感を持つパンだ。
手作り生姜はちみつキャンディ
手作り生姜はちみつキャンディは、生の生姜の絞り汁と蜂蜜、砂糖、水をじっくりと煮詰めて作る固形キャンディです。鍋に材料を入れて中火にかけますが、途中でかき混ぜると砂糖の再結晶化が起きて飴が濁ってしまうため、一切混ぜずに煮詰めるのが透明に仕上げるための大切なポイントです。シロップの温度を150度まで加熱してハードクラック段階に達すると、生姜のピリッとした辛みがガラス状 of 糖分の中にしっかりと閉じ込められます。火から下ろしたら、熱いうちに型やクッキングシートの上に一口サイズに落として素早く成形します。常温で15分から20分ほど置いて完全に固まった後、仕上げにシュガーパウダーをまぶすことで、飴同士がくっつくのを防ぎ保存がしやすくなります。喉の調子が悪い時や乾燥が気になる季節に、一粒ずつ舐めると喉をケアするのに役立ちます。
シナモンロール(シナモンと黒砂糖渦巻きのふわふわ発酵ロール)
シナモンロールは、イースト発酵生地にバター、シナモン、黒砂糖を塗り広げてしっかりと巻いて焼き上げる、北欧と北米を代表するパンです。牛乳と卵を入れた生地は発酵後、手で層ごとにほぐせるほどふんわりとした食感に仕上がります。巻いた生地の渦巻きの断面ではシナモンと黒砂糖が溶けてキャラメル層を形成し、焼き上がる間に漂うシナモンの香りがこのパンの最大の特徴です。オーブンから取り出した直後にクリームチーズグレーズをかけると、酸味が甘さとうまくバランスを取ります。スウェーデンでは砂糖を控えめにしてカルダモンを加えたカネルブッレとして、アメリカでは厚めに巻いてグレーズをたっぷりかけたスタイルとして、それぞれ独自の形に発展しています。
干し餅
干し餅は、水分を多く含ませたもちを薄く切り、稲わらへ編んで津軽の寒風で凍結乾燥させる青森県の保存食です。もち米4.5kgは8時間から12時間浸水し、30分以上水を切ります。強い蒸気で50分から60分蒸し、中心が透明で指で容易につぶれることを確かめてからつきます。水1440mlは少量ずつ吸わせ、米粒がほぼ消えた段階で砂糖300g、塩20g、最後にごま50gを均一に混ぜます。ぬらした板へ厚さ約1cmに広げて完全に冷まし、約50gの薄い長方形90枚へ切ります。乾いた清潔な稲わらへ互いに触れない間隔で挟み、結び目を点検します。氷点下で湿度の低い日を選び、全体を清潔な水へ一度くぐらせて風通しのよい屋外へ掛けます。約2か月間、表面と縄を毎日確認し、湿りやかびが出た場合はその列を丸ごと使用しません。中心まで軽く硬く、水分感が消えたものが完成です。食べる時は小さく割るか弱火で短くあぶり、熱い内部を1分冷まします。
クラフティ(フランス風チェリーの焼き菓子)
クラフティは、チェリーをバターを塗った焼き型に並べ、卵・砂糖・牛乳・薄力粉で作った薄い生地を注いでオーブンで焼き上げる、フランス・リムーザン地方の伝統デザートです。生地の配合はパンケーキよりもはるかに薄く、焼き上がりはしっとりと柔らかいカスタードに近い食感になります。縁はふっくらとこんがり焼き上がってしっかりとし、果実の周りには果汁が染み込んでしっとり仕上がります。種を取らずにそのままチェリーを焼くのが伝統的な方法で、種からほのかなアーモンドの香りが出て生地に移り、独特の風味が生まれます。バニラエクストラクトが卵と牛乳のコクに温かみのある香りを加え、チェリーの甘酸っぱい果汁が甘い生地との対比を生みながら、口の中でバランスの取れた甘さを作り出します。粉砂糖をふって焼き型のままテーブルに出すのが伝統的なスタイルで、完全に冷ます前のほんのり温かい状態で食べるとカスタード特有の柔らかな食感が最もよく感じられます。チェリー以外にブルーベリー・プラム・あんずでも作ることができ、その場合はクラフティではなくフロニャルドと呼ばれます。
いきなり団子(さつまいもとあんこの蒸し団子)
いきなり団子は、厚く切ったさつまいもと小豆あんを重ね、小麦粉とだんご粉の生地で一緒に包んで蒸す団子です。皮をむいたさつまいもは厚さ1cmから1.5cmの輪切りを20枚作ります。縁を薄く面取りしてから冷水へ10分浸し、水気を拭き取ります。中力粉250g、だんご粉100g、砂糖50g、塩大さじ1を混ぜ、水190mlを少量ずつ加えてこねます。まとまったところへ油大さじ0.5を加えて表面を整え、乾かないよう覆って室温で1時間以上休ませます。小豆あん300gは15gずつ20個に丸め、生地も同じ数に分けて薄い円形へ伸ばします。生地の中央へあんとさつまいもを重ね、縁を引き上げて中身が見えないよう閉じます。閉じ目を下にして間隔を空けてせいろへ置き、十分に蒸気が上がった状態で約20分蒸します。竹串が生地を通り、さつまいもの中心まで軽く入れば火が通っています。熱いうちに盛り、切ったときにやわらかな皮、小豆あん、ほくほくした芋が三つの層として残る仕上がりです。
クラシック英国式スコーン
クラシック英国式スコーンは、冷たい無塩バターを粉にすり込み、牛乳と卵で短くまとめて焼きます。オーブンを200°Cに予熱し、天板にクッキングシートを敷きます。中力粉、ベーキングパウダー、砂糖、塩を均一に混ぜ、冷たいバターを指先で手早くすり込み、細かいパン粉のような状態にします。牛乳と卵を混ぜて注ぎ、粉が見えなくなるまでへらでまとめます。生地は繰り返しこねず、一つにまとまったところで止めます。軽く粉を振った台で2.5cm厚さに伸ばし、直径5cmから6cmの丸型を垂直に押して8個に抜きます。表面に生クリーム20mlを薄く塗ります。200°Cのオーブンに入れ、13分から15分で高く膨らんで表面がきつね色になったら、網に移して10分冷まします。温かいうちに手で半分に割り、クロテッドクリームとイチゴジャムを添えると、焼けた表面と柔らかく崩れる中身を一緒に味わえます。
イル・フロッタント(バニラカスタードに浮かぶメレンゲ)
イル・フロッタントは、冷たいクレーム・アングレーズへ牛乳でポーチしたメレンゲを浮かべ、カラメルを細く掛けるフランス菓子です。牛乳450mlは中弱火で湯気が立つまで温め、沸き始めたら火を弱めます。卵黄4個と砂糖90gの一部を淡い色になるまで混ぜ、熱い牛乳を少量ずつ加えて温度を近づけます。鍋へ戻し、弱火で絶えず混ぜて82度から84度まで加熱します。匙の裏へ薄い膜が残ればこし器へ通し、冷たくします。清潔なボウルで卵白4個を細かな泡へ立て、残りの砂糖を分けて加え、硬い角まで泡立てます。できたメレンゲはすぐ大きな匙ですくい、温かい牛乳へ落とします。弱い火加減を保ち、表裏を1分ずつポーチして外側を固めます。水分を切って冷たいカスタードへ載せ、カラメルソース大さじ2を細く回します。滑らかな液状カスタードの上で、形を保った軽いメレンゲが沈まない状態で直ちに出します。
クラシックレモンバー(酸味レモンカードとバターショートブレッドバー)
ショートブレッドの土台の上にレモンカードを流し入れて一緒に焼き上げ、冷やしてからカットするアメリカ式のバーデザートです。バター、粉砂糖、小麦粉を混ぜた生地を手でパンに押し広げて先に焼き、しっかりとした均一な土台を作ります。卵、砂糖、生レモン汁、レモンの皮を合わせたカードを熱いクラストの上に注ぎ、再びオーブンに入れて縁が固まっても中央がわずかに揺れる状態まで焼き上げます。冷蔵庫でしっかり冷やしてからカットすることできれいな長方形の断面が得られ、温かいうちに切るとカードが流れてしまいます。レモンの皮に含まれるシトラスオイルは加熱中にいっそう強く発散され、レモン汁だけを使った場合よりもはるかに豊かな香りを生み出します。粉砂糖を上に振ると白と黄色の鮮やかなコントラストが生まれ、最初の一口の酸味がほどよく和らぎます。サクサクのショートブレッドのバター風味と、冷たくなめらかな酸味のあるカードが一口で同時に感じられるのが、このデザートの醍醐味です。
いもようかん
いもようかんは、熱いうちに裏ごししたさつまいもへ砂糖と寒天液を合わせ、型で冷やして切り分ける菓子です。さつまいも250gは皮と硬い部分を除き、厚さ2cmの輪切りにして冷水へ10分さらします。新しい水に替え、中火で12分から15分ゆでます。串が中心まで軽く通るようになったら湯を切り、冷めないうちに裏ごしします。繊維の塊が消えたら、表面が乾かないよう覆っておきます。別の鍋へ水120mlと粉寒天2gを入れて中火にかけます。沸騰後も2分間混ぜ続け、寒天の粒が完全に見えなくなってから砂糖60gを溶かします。さつまいもを加え、弱火で2分練りながら色むらや乾いた塊をなくします。水で濡らした型へ隙間なく詰めて上面を平らにし、湯気が収まってから冷蔵庫へ移します。2時間以上冷やし固め、型から外して4切れにします。包丁を入れても角が崩れず、寒天の弾力より裏ごしした芋の密な口当たりが残る状態が適切です。
ココナッツクリームパイ(ココナッツミルクカスタードとホイップのパイ)
サクサクに焼いたパイクラストの中にココナッツミルクのカスタードを詰め、ホイップクリームとトーストしたココナッツフレークをのせるアメリカ式のクリームパイだ。ナベにココナッツミルクと牛乳を合わせて加熱し、卵黄とコーンスターチを加えてかき混ぜ続けるとスプーンの裏を覆うほどのとろみがつく。冷ましたクラストに流して冷蔵庫で数時間冷やすと、フォークで持ち上げても崩れない固さに仕上がる。ココナッツの熱帯的な香りが人工甘味料を使わずに自然に前面に出て、甘さが丸みを帯びている。たっぷり広げたホイップクリームが濃厚なカスタードの重さを軽くし、表面に散らしたトーストしたココナッツフレークがサクサクとした食感の対比をつくる。スライスすると黄金色のクラスト、クリーム色のカスタード、白いクリームの層がくっきり現れる。冷蔵庫から出してそのまま冷たく供する。
いもべらあずき
いもべらあずきは、ゆでてから乾燥させたさつまいも、ゆでべらを戻し、小豆と砂糖で柔らかくまとめる高知県いの町の菓子です。ゆでべら300gは表面をこすり洗いし、水1200mlと塩1gへ完全に沈めて4時間から5時間戻します。中心がまだ硬ければ浸水を1時間延ばします。別鍋では無糖のゆで小豆150gへ水300mlを注ぎ、沸騰直前から弱い火加減で10分温めます。皮を破らないよう混ぜる回数を抑えます。ゆでべらは戻し水ごと中火に掛け、沸いたら火を弱めて蓋を少し開けます。最短35分、最長40分かけ、へらで中心を容易に押せるまで煮ます。湯が多ければ別に取り、いもを小さな塊が残る程度につぶします。砂糖65gと3分混ぜ、汁を切った小豆、残りの砂糖65g、塩1gも鍋へ入れます。弱い火加減にし、最短5分、最長8分、豆をつぶさないよう折ります。硬い場合だけ取っておいた煮汁を大さじ1ずつ戻し、匙で柔らかくすくえるところで止めます。砂糖を入れる前にいもを十分柔らかくすることが、乾いた中心を残さない要点です。
ココナッツマカルーン(小麦粉なしのシュレッドココナッツクッキー)
ココナッツマカルーンはコナッツフレークを卵白とコンデンスミルクでまとめて丸く成形し、焼き上げる小麦粉不使用のクッキーです。小麦粉が入っていないため、ココナッツが構造を決定する唯一の食材となり、一口かじるとココナッツの甘くて香ばしい味わいが真正面に出てきます。オーブンで焼くと卵白がココナッツフレークの表面を薄くサクサクに固める一方、コンデンスミルクが内部をもちもちとしっとりした状態に保ちます。外側と内側のこのテクスチャーの対比が、マカルーンを他のコナッツ菓子と差別化する核心的な特徴です。ひとつまみの塩がコナッツ自然な香ばしさを引き出し、バニラエッセンスが背景に温かみのある香りを敷きます。ダークチョコレートを溶かして底につけて固めると、チョコレートのほろ苦い苦みがコンデンスミルクの甘さとコントラストをなし、風味がより複雑になります。
インジョルミ(きな粉餅)(もちもち韓国きな粉餅)
インジョルミは、もち米粉を熱湯でこねて蒸し器で15分蒸した後、すりこぎやヘラで5分以上しっかり搗いて粘りを最大限に引き出す伝統的な餅です。搗く時間が十分でないと粘りが弱くすぐにひび割れてしまいますが、丁寧に搗くことでインジョルミ特有のもちもちと伸びる食感が生まれます。炒ったきな粉に砂糖を混ぜて広い盆に敷き、長く伸ばした生地を一口大に切ってきな粉をまんべんなくまぶすと、香ばしい炒り大豆の香りが餅の表面を包みます。包丁と手にごま油を薄く塗って作業するとくっつかずに扱いやすく、きな粉は食べる直前にまぶすとしっとりせずサラサラのまま保てます。祭祀、お食い初め、伝統的な儀式の膳には欠かせない代表的な韓国の伝統菓子です。
コーヒーケーキ(シナモンシュトロイゼルのせサワークリームケーキ)
シナモンと黒砂糖を混ぜたシュトロイゼルを上面にのせて焼き上げるアメリカ式のおやつケーキだ。名前にコーヒーとある通り、コーヒーと一緒に楽しむことを前提に作られており、生地にコーヒーは入らない。生地にサワークリームを加えることで、通常のバターケーキより格段にしっとりした口当たりになり、乳酸の軽い酸味が甘さを整える。シュトロイゼルは黒砂糖、シナモン、薄力粉、冷たいバターを手でこすり合わせて粗いそぼろ状にしたもので、焼くと砂状にサクサクした層になり、柔らかいケーキの上で食感の対比を生む。生地の中間にもシュトロイゼルを挟んで焼く方法が広く使われており、切ったときの断面に二本のシナモンの筋が現れる。温かいうちに食べるとシナモンの香りが最もよく立ち上がる。
いりこもち
いりこもちは、炒ったもち米とうるち米をひいた混合米粉へ熱い糖液を吸わせ、蒸さずにやわらかな餅生地へまとめる菓子です。煎り粉300gは広いボウルへ入れ、塊をほぐしておきます。片栗粉大さじ2のうち大さじ1を浅く広い型へ薄く振り、残りは手と包丁に使えるよう取っておきます。鍋へ砂糖300g、水あめ50g、水280mlを入れ、中火で砂糖が溶けるまで加熱します。縁から泡が上がり始めたところで火から外し、それ以上沸騰させません。熱い糖液は粉へ4回から5回に分けて注ぎ、そのたびにへらやすりこぎで押しながら手早く混ぜます。乾いた粉が消え、生地がやわらかな一塊になったら、残った糖液を無理に加えず硬さを確かめます。粉の状態や湿度で必要な液量が変わるためです。温かいうちに片栗粉を付けた手で型へ移し、長方形か太い棒状へ整えます。完全に冷えて形が安定してから、刃にも片栗粉を付けて幅2cmの棒または四角に切ります。炒り米の香りが残り、断面に乾いた粉や糖液のたまりが見えない状態が仕上がりです。
クリームホーンペストリー
クリームホーンペストリーは、冷たいパイシートを細長く切って円すい形の型に巻き、焼いてできた空洞へクリームチーズクリームを詰めます。オーブンを200°Cに予熱し、パイシートは伸ばさず約2cm幅の帯に切ります。型の細い先端から、帯を約5mmずつ重ねながら上へ巻き、継ぎ目を軽く押さえます。表面に溶き卵を薄く塗り、砂糖を均一に付けます。15分から18分を目安に加熱し、層が開いて全体が濃いきつね色になったら、型を付けたまま完全に冷まします。冷めたパイを軽く回して型を抜くと、らせん状の空洞が残ります。冷たい生クリームは角が立つまで泡立て、なめらかにしたクリームチーズへ2回に分けて折り込みます。食べる直前に空洞の端まで絞り入れ、粉砂糖を振ります。クリームを入れてすぐに出すことで、パイの開いた層と冷たいクリームを一緒に味わえます。
石垣団子
石垣団子は、角切りのさつまいもを小麦生地の中と表面へ散らし、蒸して作る神奈川県相模原地域の間食です。生地から見える四角いいもが石垣のような外観を作ります。さつまいも100gは皮をむいて1cm角に切り、冷水へ10分浸して表面のでんぷんを洗います。ざるへ上げ、布で水分を完全に拭きます。中力粉250g、ベーキングパウダー7g、砂糖大さじ1、塩小さじ0.6は二度ふるいます。水100mlは三分の一量ずつ加え、へらで粉がまとまった時点で混ぜるのを止めます。いも80gをつぶさないよう折り込み、10等分して軽く丸めます。残した20gは各表面へ均等に押し込みます。十分に沸いた蒸し器へぬれ布を敷き、団子同士を離して並べます。蓋を乾いた布で包み、中強火で20分から30分蒸します。最大の団子が中心95度以上で、串へぬれた小麦生地が付かなければ完成です。布ごと網へ返して5分冷まし、表面のいもを落とさないよう一個ずつ外します。長くこねないことと蓋の水滴を防ぐことが、硬さと湿った斑点を避ける要点です。
デザートについて
甘いおやつは気分を上げてくれ、日常にちょっとした楽しみを添えます。オーブン不要の簡単デザートから手間ひまかけた伝統菓子まで、お好みやシーンに合ったレシピを見つけてください。