トゥルプチャンアチ(タラの芽の醤油漬け)
タラの芽(トゥルプ)を茹でずに生のまま漬けるので、茎のシャキッとした食感と木の芽らしいほろ苦い香りが長く続きます。漬け液は酢より醤油の割合を多くしています。酸が強すぎると、せっかくの香りが隠れてしまうからです。にんにくと青陽唐辛子が後味にピリッとした辛みを添えます。冷蔵で2週間ほど、ご飯のお供や焼き肉の葉包みに使えます。
タラの芽(トゥルプ)を茹でずに生のまま漬けるので、茎のシャキッとした食感と木の芽らしいほろ苦い香りが長く続きます。漬け液は酢より醤油の割合を多くしています。酸が強すぎると、せっかくの香りが隠れてしまうからです。にんにくと青陽唐辛子が後味にピリッとした辛みを添えます。冷蔵で2週間ほど、ご飯のお供や焼き肉の葉包みに使えます。
トドック(ツルニンジン)を先に炒め、ナスと玉ねぎはあとから加えます。ナスのほうがずっと早く火が通るからです。土っぽいほろ苦さは、炒める前に塩水に少し浸けて抑えます。
だしを取らなくても、トンジュク(シオフキ貝)から出る塩気のある汁が味を作ります。大根で甘みを少し足し、青陽唐辛子は1本だけ入れて辛みがほのかに感じられる程度にします。
生のあおさを混ぜた生地を薄く焼くと、フライパンから磯の香りが立ちます。青唐辛子(チョンヤンコチュ)を種ごと刻んで入れ、後味はかなりぴりっとします。
ゆでたシレギ(干し大根葉)と下ゆでしたドジョウを、テンジャンとコチュジャンを溶いた煮干しだしで煮て、最後にえごま粉大さじ3を加えておかゆのようなとろみをつけます。シレギを増やすとほろ苦さと歯ごたえが、えごま粉を増やすと香ばしさが前に出ます。
済州ではタチウオの煮付けに煮汁を多めに張ってチゲに近いくらいに煮て、残った汁にご飯を混ぜて食べます。大根と一緒にじゃがいもを鍋底に敷くのも済州式で、じゃがいものでんぷんが煮汁にとろみをつけます。
冷やした茄子に醤油の塩気と酢の酸味がしみ込み、やわらかな果肉の間からにんにくと青陽唐辛子の香りがほのかに立ちます。縦4等分の厚めの切り方にするのは、崩れやすい茄子が湯通し後も形を保ち、箸でつまみやすくなるからです。冷蔵で1日置いて味を含ませるので作ってすぐには食べられず、常温保存の瓶詰めではなく冷蔵の常備菜として扱います。
むっちりした四角いオムク(さつま揚げ)の間に、シャキッとした玉ねぎとにんじんが混ざります。醤油とオリゴ糖で甘辛く炒め、最後に青唐辛子を加えて辛みを少し足します。
粉唐辛子の赤いスープに冷凍スケトウダラを入れたら、煮るのは10分だけです。それ以上煮ると身が崩れ、骨から生臭さと苦みが出てきます。豆腐と長ねぎ、青唐辛子は最後の5分で加えます。
硬い外皮をむいたシレギ(干し大根葉)は、焼いた後も繊維が残り、やわらかい野菜のチヂミとは違う素朴な噛み応えになります。生地はテンジャン(韓国味噌)を溶いた冷水にそば粉も加えるため、少しざらついて見えますが、それで問題ありません。塩は加えず、味噌の塩気に任せます。
山菜チュイナムル(シラヤマギク)の香りが、テンジャンの汁の上にはっきり立ちます。チュイナムルは3〜4分煮れば茎がやわらかくなり、それ以上煮ると肝心の香りが抜けます。
タチウオの切り身は1%の塩水に5分つけ、キッチンペーパーで水気を残さず拭き取ります。表面が乾いていてこそ、唐辛子と醤油のたれが身によくしみます。
辛い青陽唐辛子と、肉厚でシャキッとしたきゅうり唐辛子を半量ずつ細切りにし、辛さと歯ざわりを釣り合わせます。醤油、酢、砂糖、水を同量ずつ煮立てた漬け液で、甘酸っぱさと塩気が同時に来ます。2〜3mmの細切りなので丸ごとの醤油漬けよりずっと早く味が入り、翌日には焼肉に添えられます。
溶かしバターでにんにくを炒めてエビを入れ、ピンク色に変わったら醤油、砂糖、青陽唐辛子を加えて30秒で仕上げます。その30秒に計量する暇はなく、調味料は火をつける前に量っておきます。
米をといだ水を捨てずにスープに使います。米のとぎ汁にテンジャンをざるでこして溶くと、もったりした重さが和らぎ、口当たりがやさしくなります。切って入れた若い白菜は最初こそ鍋からあふれそうに見えても、2分ほどでしんなりと汁に沈みます。
ノビルは球根を切り落とさず、薄皮だけむいて根ごと4cmに切ります。香りがいちばん強いのはその球根の部分です。テンジャンの汁には火を弱めてから入れ、1分たたないうちに火を止めます。
サバは脂が多く香りも強いので、コチュジャンと粉唐辛子を両方使った濃いたれでも味が負けません。たれに少し加えるしょうが汁で、生臭さが抑えられます。
唐辛子の葉は実と違って辛みがほとんどなく、青々とした草の香りとかすかなほろ苦さがあります。唐辛子栽培で一緒に採れる葉を醤油、酢、砂糖の漬け液に漬けた夏のおかずで、にんにくと青陽唐辛子がピリッとした香りを足します。冷蔵で3日置いてから食べ始めます。味のしみた薄い葉を1枚ご飯にのせ、包むようにして食べます。
テンジャン(韓国味噌)を先に水大さじ3で溶いて入れるのは、ゆでたコンドレ(山菜)が絡み合った束になっているからです。溶いておけば、一本一本の間までまんべんなく回ります。えごま油で別に焼いておいた豆腐は、最後に合わせます。
形のさまざまな練り物をしいたけと一緒に昆布と大根のだしで煮て鍋ごと食卓に出し、味付けは練り物の味を隠さないよう薄口醤油で軽くします。
トドッ(ツルニンジン)は皮をむき、軽くたたいて繊維をほぐしてから、5mmほどの厚さに斜め切りにします。これより薄いと香りが弱くなります。汁は米のとぎ汁にコチュジャン大さじ1とテンジャン大さじ半分を溶いて作ります。
清酒とにんにくの湯気の中でムール貝900gが口を開け、あふれた汁がそのままスープになり、だしは要りません。強火で一気に火を通し、身がふっくらしているうちに止めるのが要で、煮すぎると身が縮んで固くなります。長ねぎと青唐辛子は殻がほぼ開いてから加え、香りだけをまとわせます。鍋底に残った汁は、カルグクスやラーメンを入れて締めにします。
幅が広く厚みのあるコムチィの葉は漬け液をむらなく含み、冷蔵で2日置くだけで葉全体に醤油の味がしみます。山菜らしい野性的な香りが醤油のうま味と混ざり、酢が後味をすっきり切ります。太い茎だけを20秒湯通しするのは、葉の張りを残したまま硬い部分だけをやわらげるためです。水気は1枚ずつ広げて軽く押さえて抜き、強く絞って葉を破ったり香りを逃したりしないようにします。葉でご飯をひと口分くるめば、ほかのおかずがなくても食が進みます。
かぼちゃの葉は大きくなるほど硬く筋っぽくなるため、夏の若い葉を使います。茎の筋をむいてゆで、しっかり絞った葉をエビと一緒にえごま油で炒め、薄口醤油で味をととのえます。