アップルターンオーバー(パイシートにシナモンりんごを包んだ三角形焼き菓子)
果物を生地で包んで焼く中世ヨーロッパの習わしを受け継いだ、手で持って食べる焼き菓子で、17世紀にはフランスやイギリスの市場で売られていました。りんごは生のまま包まず、バターと砂糖、シナモンで先にジャム状に煮詰めてからパイシートで三角に包みます。オーブンの熱で層の間の水分が蒸気になり、生地が何層にも浮き上がります。卵液を塗った表面はつやのある濃いきつね色になり、焼きたて数分がもっとも皮がぱりっとしています。
果物を生地で包んで焼く中世ヨーロッパの習わしを受け継いだ、手で持って食べる焼き菓子で、17世紀にはフランスやイギリスの市場で売られていました。りんごは生のまま包まず、バターと砂糖、シナモンで先にジャム状に煮詰めてからパイシートで三角に包みます。オーブンの熱で層の間の水分が蒸気になり、生地が何層にも浮き上がります。卵液を塗った表面はつやのある濃いきつね色になり、焼きたて数分がもっとも皮がぱりっとしています。
ひとさじすくうと、ほどけた米と一緒に干しダラ(プゴ)と糸のような卵が上がってきます。卵は米と干しダラが煮えてから、いちばん弱い火で表面に細く回し入れ、一度だけ混ぜます。うま味はだしではなく、ごま油とにんにくで先に炒めた干しダラから出ます。
ココナッツミルクは使いません。卵と無糖練乳でソースを作り、汁気の多いカレーではなく、しっとり固まった卵がカニ身にからんだ炒め物になります。カレーの香りはペーストではなくマイルドなカレー粉から来て、ナムプリックパオと中国セロリの香りも加わります。
ココア入りの生地は焼くと濃い茶色になり、中にはチョコカスタードが入っています。もともと色が濃いので、焼き色では焼けたかどうかがわかりません。カスタードのない皮の部分に串を刺し、生地が付いてこなければ焼き上がりです。
ヨーロッパでは、チョコレートソースに浸したチュロスを朝食にすることがよくあります。ここではダークチョコレートと牛乳を同量ずつ湯煎で溶かし、スプーンに絡むくらいのとろみをつけます。揚げると星形の稜線がかりっと割れ、蒸気の抜けた中心は少し空洞になってもっちりします。
長ねぎと卵の二つの材料しか使わず、10分以内に仕上がります。先に入れたねぎは3分煮て透き通り、甘みを汁に移します。残りは火を止める直前に加え、生に近い鋭い香りを表面に残します。
油を切ったツナ缶とエゴマの葉を一緒に焼くと、野菜チヂミより食べごたえがあり、魚のジョンより軽い味になります。卵が生地をまとめて表面がなめらかに焼け、冷めても食感が変わりにくいのでお弁当のおかずにも使えます。
いりこだしで鶏むね肉を直接ゆで、その汁をそのままスープに使うので、すっきりしたいりこの風味に鶏のうま味が重なります。チャンチグクスは祝いの席で出される韓国の温かいそうめんで、日本のにゅうめんに近い一杯です。裂いた鶏肉はごま油で軽く和えるとしっとりし、黄身と白身を分けて焼いた錦糸卵が彩りを添えます。
カリッと揚げた鶏もも肉とワッフルを一皿に盛り、メープルシロップをかけて、塩気と甘さを同時に味わいます。ワッフルを先に焼いて低温のオーブンで保温しておき、鶏肉は揚げたてのまま合わせます。
香港出身の料理人、周元紀が日本で広東風のエビ料理にマヨネーズを合わせて考案した一品で、今では中華料理店や居酒屋はもちろん、コンビニ弁当にも入っています。卵と片栗粉の薄い衣で揚げたエビを、マヨネーズにコンデンスミルクとレモン汁を混ぜた甘めのソースに手早くからめます。
焼いたケーキを、ラム100mlを加えたシロップに芯まで沈めて仕上げます。バターと卵の多いイースト生地は気泡の粗い焼き上がりになり、その穴がスポンジのようにシロップを吸い込みます。シロップを吸いきったケーキは、ほぼ倍の大きさにふくらみます。乾いたクグロフをラムに浸したポーランドのスタニスワフ王の逸話が起源とされ、ナポリを経てパリで小さな円筒形に整えられました。ひと口かじると、押された生地から温かいシロップがにじみ出て、ラムの香りが前面に出ます。
コチュジャンではなく、テンジャン(韓国の味噌)で炒めた牛バラ肉がこのビビンバの味の軸になります。肉は約30秒動かさずに焼いて脂を出してからテンジャンを加え、焦げないよう返し続けます。
ケチャップ、チリソース、砂糖が土台で、辛さより甘酸っぱさが先に立ちます。ソースのとろみは二段階で、まず水溶き片栗粉を少しずつ加え、最後に溶き卵を鍋肌から流してやわらかな筋を作ります。パンかご飯を添えて出します。
串に刺したソーセージに冷やし固めたクリームチーズを添え、衣とパン粉をつけて揚げます。衣はチーズの端まですき間なく覆い、チーズを凍らせておくとさらに流れにくくなります。パン粉の殻の内側でクリームチーズが溶け、ソーセージと一緒に口に入ります。
薄いクレープを20枚以上、クリームを一枚ずつ塗って重ねていくと、切り口に細い縞がぎっしり並びます。オーブンは使わずフライパンひとつで作り、スポンジケーキのような砂糖と粉の味より、卵やバター、乳脂肪の味がします。フォークを入れると、層が少しずつすべるようにほどけます。
さんまの身をすり鉢で粘りが出るまですり、味噌、卵、酒を混ぜて丸めた団子を、まず水だけで煮ます。団子の味噌と魚の味が湯に移って汁の味になり、大根、にんじん、豆腐はその後に入ります。
韓国の祝日の膳に並ぶスケトウダラのジョンは、たいてい冷凍の切り身で作ります。解凍した身からは思った以上に水が出るので、紙タオルでしっかり押さえておくと卵衣がきちんとつきます。
細く流し入れた溶き卵が、澄んだ鶏スープの上で絹糸のようにふわりと広がります。一度に入れると大きな塊になってしまうため、煮立ったスープに少しずつ回し入れる手つきがこの麺の見た目を決めます。鶏むね肉は繊維に沿って細く裂くと麺と一緒に箸に絡み、味つけは醤油とこしょう程度にとどめてあっさり仕上げます。
薄くのばした鶏むね肉でハムとエメンタールチーズを巻き、パン粉を付けて焼くと、切り口から溶けたチーズがのぞきます。チーズが外に出ていると焼く間に流れ出るので、巻いた後に内側へ押し込みます。
切ると、琥珀色の寒天の中に溶き卵の細い筋が流れるように浮かびます。醤油と砂糖で味をつけた石川の祝い料理で、つるりとした見た目からべろべろとも呼ばれ、金沢や能登では正月の重箱の一の重に数の子や紅白かまぼこと並べて詰めます。卵も砂糖も貴重だった江戸時代の料理書にある卵寒天が始まりと伝わります。
かじると、なめらかな栗あんの中から丸ごとの栗がしっかりした歯ごたえで出てきます。あんはゆでた栗を牛乳、ブラウンシュガー、バターと温めてから攪拌したもので、丸ごとの栗と一緒に2枚のパイ生地で挟んで焼きます。
韓国のキンパ屋さんのメニューにはほぼ必ずあるツナキンパです。油をしっかり切ってマヨネーズで和えたツナを真ん中に置き、にんじん、ほうれん草、薄焼き卵、たくあんを周りに並べて巻きます。
卵は7割ほど火を通したところでいったん取り出し、最後に戻すので、ふんわりした塊のまま仕上がります。トマトをひと口より大きめに切ると、果汁が出てもすぐには崩れません。
厚さを均一にたたいた豚ロースにパン粉をつけて二度揚げし、冷水でシャキッとさせたせん切りキャベツの上に切って盛ります。甘いトンカツソースは食べる直前に上からかけます。