牡蠣クク(牡蠣と大根の澄んだ醤油スープ)
汁の味は、牡蠣より先に入れて透き通るまで煮た大根から出ます。そのため大根は0.3cmに薄くそろえて切り、豆腐や別に取っただしは使いません。
汁の味は、牡蠣より先に入れて透き通るまで煮た大根から出ます。そのため大根は0.3cmに薄くそろえて切り、豆腐や別に取っただしは使いません。
ことこと煮るうちに、ウゴジ(ゆでた白菜の外葉)の硬い軸がやわらかくほどけ、テンジャンの味をたっぷり吸います。コチュジャンを少し混ぜるので汁はほんのり赤く、米のとぎ汁で煮るため水で煮るよりとろみがあります。
こんがり焼いた豆腐と厚めに切ったエリンギが同じピリ辛のたれをまといながら、食感はやわらかさと弾力でまったく違います。豆腐は弱火でじっくり焼いて縁を固めておくと、煮る間にたれが表面に絡みます。
生ひじきは長く炒めると硬くなるため、えびを7割ほど焼いてから加え、2分以内に手早く合わせます。えごまの粉は火を弱めてから振ると、だまにならずひじきの表面につきます。
溶き卵を注いで30秒待ち、大きく一度だけ混ぜると、卵が花びらのように広がります。下ごしらえから食卓に出すまで10分ほどです。
えごま油で牛バラ肉を炒め、同じ油でテンジャンと粉唐辛子も軽く炒めてから水を注ぎ、その香ばしさが汁の土台になります。ウゴジ(ゆでた白菜の外葉)は25分ほど煮るあいだに牛肉のだしを繊維の奥まで吸い、薄切りの牛バラ肉は繊維に沿ってほぐれるまで柔らかくなります。具は青菜と肉だけで、味わいは素朴で力強くなります。
エリンギが醤油の煮汁を吸って薄い茶色に染まり、うずらの卵と同じ味付けの中で弾力のある噛み心地を担います。エリンギをしんなりするまで先に煮てから卵を後で加える順番で、エリンギはたれをしっかり吸い、卵は長く煮えず硬くなりません。エリンギを薄く切ると弾力が弱まるため、1cm以上の厚さにします。唐辛子は使わず、にんにくとこしょうだけで香りをつけるので辛くなく、最後のオリゴ糖が表面に照りを出して塩気を丸くまとめます。冷蔵するときは煮汁ごと保存するとエリンギも卵も乾かず、お弁当のおかずとして少しずつ取り出せます。
ウゴジは干した白菜の外葉で、厚い軸が硬く残りやすいため、指で押してすっと入るくらいまで下ゆでします。テンジャンを溶いたいりこ昆布だしで煮詰め、えごま油とえごまの粉で香ばしく仕上げます。
酒の席でつまみが足りなくなったとき、鍋に水をかければすぐにできる汁物です。汁が静かに煮立っているところへ箸を伝わせて卵を流し入れると、糸のように細く広がります。
議政府(ウィジョンブ)は朝鮮戦争後、米軍基地の近くでこのチゲが根づいた街で、名前もそこから来ています。スパムとウインナーの塩気、よく漬かったキムチの酸味、溶けたベイクドビーンズの甘みがひとつの鍋で混ざり合います。
玉ねぎ、長ねぎ、にんにくを蒸し器の底に敷き、立ちのぼる蒸気に香味野菜の香りをのせてエビの殻の間まで移します。味付けは料理酒とレモン汁だけでエビそのものの甘みが主役になり、蒸しすぎると身が縮んで硬くなるため、殻が真っ赤になったらすぐに火から下ろします。
かたいれんこんと繊細な豆もやしは歯ざわりの質が違い、同じ時間炒めるとどちらかがへたります。れんこんは先に炒めておき、豆もやしは醤油だれが煮立ってから加えて手早く仕上げます。
豚の背骨を長く煮出した白濁スープに、テンジャンと粉唐辛子であえたウゴジ(ゆでた白菜の外葉)が入り、香ばしさと辛さが重なります。ソンジ(血を固めたもの)は最後に加え、かき混ぜずにスープをかけて温めると崩れません。
薄切りの牛バラ肉(ウサムギョプ)をにんにくと炒めて脂を出し、その脂で粉唐辛子と韓国醤油(クッカンジャン)を炒めてから煮干しだしを注ぎます。汁が赤く、脂が浮くのはそのためです。青陽唐辛子が2本入ってしっかり辛く、もやしは最後に入れてシャキシャキのうちによそいます。
すでにゆでてある骨なし豚足を醤油だれで煮直すだけで、温かい照り煮が短い時間で仕上がります。冷めるとコラーゲンがたれと固まってもっちりした食感に変わり、冷たいままでもまた違うおいしさになります。
コチュジャンもテンジャンも使わず、塩とニンニク、長ねぎで澄んだまま煮るため、汁の味はアサリとエビ、イカから出たものだけです。器には口を開けた貝と赤く丸まったエビ、白いイカの輪が一緒に盛られます。
粉唐辛子もテンジャンも入れず、牛肉だしを韓国醤油(クッカンジャン)と塩で調えるので、汁が澄んでいます。豆腐はおたまでそっと押し入れ、混ぜずに5分煮てだしを含ませます。先にフライパンで軽く焼いておくと、汁の中でも表面の香ばしさが残ります。
厚く切った大根が鍋底で醤油の煮汁を吸って柔らかくなり、その上にのせたサワラは鍋に直接触れないので身の形が崩れません。下ごしらえで料理酒をふって10分置くと表面の生臭さが和らぎ、味付けは醤油とにんにくだけの軽いものです。仕上げの青唐辛子が淡い煮汁にきりっとした辛みを添え、煮汁を含んだ大根も魚と一緒にご飯のおかずになります。
ワタリガニが殻ごと入って赤く煮えるうちに大根の汁へカニの味が移り、青陽唐辛子でぴりっと仕上げた鍋を食卓の真ん中に置いて取り分けます。
チゲよりずっと少ない煮汁で煮上げると、汁はほとんど残らず、干した大根葉シレギに味噌ダレがつやよく絡みます。外側の硬い筋を取り除かないと、いくら煮ても筋っぽさが残ります。
丸鶏を1時間以上煮てスープが白く濁ってから、アワビとテナガダコ、エビを加えます。アワビの肝を入れるとスープがさらに濃くなり、入れるかどうかは好みで決めます。
脂ののったサバと香ばしい干し大根葉を一つの鍋で煮ると、サバの脂が葉にしみ、葉が魚のくせをやわらげます。鍋底の大根は煮るほど甘みが増し、唐辛子の辛さと生臭さの両方を抑えます。サバの味噌煮よりも辛く、煮汁は少しとろみが残る程度で止めてご飯にかけて食べます。
ズッキーニを0.7cmの半月切りにして短く煮るため、澄んだ汁の中でも形が崩れず、中心にわずかな歯ごたえが残ります。汁の味は先に入れたエビから出て、干しエビに替えるとさらに濃くなります。
味噌ダレであえたシレギを先にえごま油で炒めておくと、だしを使わず水だけで煮ても、炒めた味噌の香ばしさが煮汁に移ります。韓国の薄口醤油クッカンジャンが塩気を支え、弱火でゆっくり煮るうちに硬かった茎がしなやかに曲がるようになります。太い茎を縦に裂いておくと葉の部分と火の通りがそろい、食感が均一です。