アワビよもぎ粥(磯の香りと春草の香りが重なる滋養粥)
やわらかい若いよもぎが出回る早春に作ると、ほろ苦い草の香りがアワビの肝のこってりした旨味の後にすっきりした余韻を残します。よもぎの硬い茎は先に取り除いておくと、なめらかな粥の中で筋が口に残りません。
やわらかい若いよもぎが出回る早春に作ると、ほろ苦い草の香りがアワビの肝のこってりした旨味の後にすっきりした余韻を残します。よもぎの硬い茎は先に取り除いておくと、なめらかな粥の中で筋が口に残りません。
よく熟成して酸っぱくなったキムチとツナ缶を炒め、炊きたてのご飯にのせます。ツナは最後に加えて大きく数回返すだけにすると、細かく崩れずにかたまりのままキムチの味がしみます。キムチが特に酸っぱければ砂糖を小さじ半分ほど足し、ツナの代わりにサバ缶を使っても作れます。
牛肉、パプリカ、玉ねぎを交互に刺した醤油だれの串を、2分ごとに転がしながら6〜8分焼きます。パプリカの縁が軽く焦げるころには、たれも照りよく煮詰まっています。持ち手を素手で持てるくらいまで少し冷ましてから出します。
フライパンで炒めるプルコギと違い、キャベツと玉ねぎの上にたれに漬けた牛肉を広げ、ふたをして蒸し煮にするため、野菜から出た甘みが醤油だれに混ざります。キャベツは透き通るまでしんなりして肉と同じくらい味を含み、鍋底にはご飯にかけられるだけの汁がたまります。蒸している間に薄切り肉が固まりやすいので、途中で一度箸でほぐすと均一に火が通ります。
生のひじき(トッ)は熱湯に入れるとすぐ茶色から鮮やかな緑に変わり、こりっとした歯ごたえがあります。薄切りの玉ねぎと一緒に、コチュジャンと酢を同量合わせた酸味と辛みのあるたれで和えます。
コチュジャンだれに10分漬けた豚肩ロースを強火のフライパンに広げ、最初の2分は触りません。その間に、鍋肌に当たったたれの縁が焦げ色をまといます。
ゆでたこを使うため、フライパンでは新たに火を通すのではなく、温めながらコチュジャンだれをからめるだけです。たこが目に見えて縮みはじめたらすぐ火を止め、玉ねぎとにんじんも歯ごたえが残るよう火を通しすぎません。
薄切りにしたサザエの身はこりこりとした歯ごたえで、コチュジャンのたれが汁気なく身にしっかり煮詰まります。火が弱いと水分が出て炒め物のようになるので、フライパンは強火で熱します。薄切りにするときに硬い内臓側を取り除きます。
醤油だれにコチュジャン(唐辛子味噌)を少し加えると、れんこんが赤みのある茶色に染まり、甘辛さの奥に控えめな辛みが感じられます。生姜汁で下味をつけた豚肩肉を玉ねぎと先に炒めておくため、れんこんが豚の脂を吸い、野菜だけの煮物より食べごたえが出ます。シャキッとしたれんこんとやわらかい豚肉を一緒につまむおかずです。
しょうゆに何日も漬けるカンジャンケジャンと違い、4等分したワタリガニを濃いヤンニョムで和え、冷蔵庫で半日置けば食べられます。たれでカニに火が通るわけではないため、生食用のカニを使い、下処理から熟成まで4度以下を保ちます。
コチュジャンだれで赤く染まったご飯に、一口大のイイダコが混ざります。最初に炒めるのは身が縮んで不透明になるまでで、たれやご飯と炒め合わせる間にも火が入り続けるからです。
エリンギは身が締まって弾力があり、ひらたけは手で裂けるほどやわらかいので、2種類を一緒に炒めると食感が単調になりません。ブロッコリーとにんじんで彩りが明るくなり、味つけは醤油とオイスターソースです。
鶏もも肉を皮目から焼き、ふたをして脂を出しながら縁を濃い色に焼き付けます。厚い部分に入れる切り込みは深さを半分以下にすると、身が開かずにたれが切り込みに入ります。
薄く均一に切ったれんこんに茶色の醤油だれが薄くからみ、噛むと中のシャキシャキした食感がそのまま生きています。厚さを0.5cmにそろえるのは、どの切れも同じ時間で同じ加減に煮えるようにするためです。たれに入れる前にさっとゆでて冷水で洗うと表面のでんぷんとえぐみが落ち、これを省くと渋みが残ります。仕上げにオリゴ糖と一緒に入れる大さじ1の酢が甘さを軽くし、照りのわりに後味は重くなりません。完全に冷ましてから冷蔵すると味がさらにしみ、翌日には全体に均一になじみます。
ヨルム(若大根の葉)は水分が多く繊維もやわらかいので、熱湯に10〜15秒くぐらせるだけでしんなりします。茎はシャキッとしたまま、葉はやわらかくなって薄口醤油のたれを含みます。茎の太いものは30秒長くゆでます。
マナガツオ1尾を米と弱火で25分ほど煮ると、脂の少ない白身が自然にほぐれて粥全体に広がり、穏やかな甘みが移ります。味付けが塩と仕上げのごま油小さじ1だけの分、魚の鮮度がそのまま味を左右します。米がまだ硬いのに粥だけ先にもったりしてきたら、火をさらに弱めて底からこまめに混ぜます。
甘じょっぱいたれが薄くからんだ小煮干しは、冷めるにつれてカリッと固まります。たれに煮干しを戻してからは30秒から1分で十分で、鍋底のたれまで煮詰めようと混ぜ続けると、衣が硬く固まってしまいます。
硬めの豆腐を厚めに切って油でこんがり焼き、醤油、唐辛子粉、刻みねぎ、ごま油のたれをつけて食べます。最初の面は底が固まるまで動かさないでおくと、幅広のへらで返しても崩れません。
厚さ1cmに切ったれんこんをふたをして弱火で煮ると、薄切りの甘辛煮より歯ごたえがしっかりして、中心のシャキッとした食感が保たれます。切ったらすぐ酢水につけておくと、切り口が茶色く変わりません。砂糖ではなくチョチョン(米や麦から作る水あめ)で甘みをつけるため、醤油だれに穀物のやわらかな甘さと照りが出ます。
やわらかい豆腐は切らずにそのまま平皿へ移し、たれを上からかけるだけで一品になります。パックから出した豆腐はキッチンペーパーに少しのせて表面の水気を取ってから皿に移します。たれは醤油に粉唐辛子、にんにく、ねぎ、ごま油を合わせ、豆腐は冷たいまま出すか、電子レンジで1分温めて出します。
ごま油と塩、いりごまで下味をつけたご飯をラップに広げ、真ん中にツナマヨを入れて丸く握ります。具には細かく刻んだにんじんときゅうりも少し混ぜます。温め直さずに食べるので、お弁当や遠足、運動会によく持っていきます。
コチュジャンを使わず、醤油と水飴だけで照りをつけるため辛さがなく甘じょっぱく、子どものお弁当によく入る煮干し炒めです。水飴が一度ふつふつしたらすぐ火を弱めないと、冷めてから固く締まります。よく冷めると煮干し同士が軽くくっつき、ひとつまみずつ取りやすくなります。
桔梗の根は塩水に10分浸け、熱湯で1分だけゆでて、苦味を和らげながらこりこりした歯ごたえを残します。コチュジャンだれをまぶしてフライパンか直火のグリルで焼きますが、直火のほうが焼き香が強く出ます。
れんこんは醤油で煮てもシャキッとした食感が残り、じゃがいもやごぼうの甘辛煮とはかみ心地がまったく違います。輪切りの穴にタレがしみて透き通った茶色に変わったら、水飴を加えて強火で短く煮詰め、表面だけにつやをまとわせます。